アナログカートリッジ・データファイル(IKEDA編「9 EM」)
IKEDA 9 EM(写真は専用シェル付き) |
IKEDAの「9 EM」は、
イケダのスタートに製作されたニップル型のモデル。ダンパー断面は、自動車のタイヤ(ラジアルタイヤ)に似た形となっている。針圧に対する動作がリニアになる構造を採用。
●IKEDA(イケダ)のカートリッジの特徴
カンチレバーを無くすことで、針先はアナログレコードに音を刻む「カッターヘッド」と同じ動きをして、盤に刻まれた音声信号を忠実にピックアップ。これによって、さまざまな余分な付帯要素がなくなり、理想的なアナログ再生を実現することが出来るというもの。
カンチレバーレスと一口に言っても、その実現にはさまざまな困難な条件のクリアが必要であり、製品化までには数多くの研究と試作が重ねられて来た。代表の池田勇氏は、今もアナログオーディオファンの中で根強い人気を誇り、中古市場でも引き合いの多いアナログブランド、フリデリティリサーチを経て、イケダを設立。現在も、さらに理想的なアナログ再生を追求して新たな製品開発を行い、製品を進化させ、市場に送り出し続けている。
●取り扱い:
イケダサウンドラボズ(有)
〒337-0051
さいたま市見沼区東大宮2-31-17
TEL:048-660-2586
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