オーディオテクニカ、冬の新製品発表会を開催 〜 黒壇材ヘッドホン&最上級ヘッドホンアンプ
(株)オーディオテクニカは、本年11月以降に発売する「冬の新モデル」の製品発表会を本日開催した。発表会には代表取締役社長の松下和雄氏も出席し、同社の近況や取り組みに関しても説明を行った。
本日発表されたのは、ハウジングに木材を使用したヘッドホン“Wシリーズ”の新モデル「ATH-W5000」と、同じ木材をフロントパネルに採用した最高級ヘッドホンアンプ「AT-HA5000」だ。
また同時に、ヘッドホン“アートモニター・シリーズ”の限定モデルやインナーイヤーヘッドホンの新モデル、“アートリンク・シリーズR”の電源ケーブル2モデルなどが発表されたが、こちらは別項にてお伝えする。
ATH-W5000 120,750円 12月2日発売
ダイナミックヘッドホン“Wシリーズ”の最新モデル。初代機W10から足かけ9年目となるシリーズ9代目のモデルで、ハウジングの材料を従来のサクラ材から縞黒檀材に変更し、更なる高音質化を図っている。黒檀材は高い制振効果があり、ハウジングの振動を抑制し、濁りのない再生音を実現するという。
ドライバーユニットは、53mm径のネオジウムマグネットやパーメンジュール磁気回路を採用した同機専用の設計を採用。ジョイントやフレームにはマグネシウム合金を採用することで軽量化を実現している。また、同社ヘッドホンに欠かせない3Dウィングサポートやトータルフィット設計により快適な装着感を実現している。
AT-HA5000 147,000円 12月2日発売
ATH-W5000のハウジング材料と同じ縞黒檀をフロントパネルに採用したヘッドホンアンプの最上位機種。2002年に発売したアサダ桜材採用モデルAT-HA2002に対する、ユーザーからの復活の要望もあり、ATH-W5000にあわせたかたちでの発売となった。
再生周波数帯域は5Hz〜200kHzを実現し、SACDやDVD-Aなどの次世代オーディオにも対応するという本機は、1200mW+1200mW(32Ω)の出力アンプを搭載。ノイトリック製のヘッドホンジャックを本体前面に2つ装備している。
電源部には振動や磁気の漏れの少ないRコアトランスを採用。また、真鍮削り出しのハイブリッドインシュレーターにより不要振動を排除している。ボリュームノブにはアルミ削り出しを採用した。
発表会に出席した松下和雄 代表取締役社長は、今回の新製品群に関して「どの機種も際だったデザイン、高い音質を実現している」とコメント。同社の掲げる“Always Listening”を具現化したものばかりだとアピールした。
また松下氏は、同社の経営に関して「企業の買収や合併、業務提携が進む時代だが、オーディオテクニカは真っ直ぐな経営を続けていきます。オーディオ/音楽ファンに喜んでもらうことを企業理念として続けていきます」と語った。
同氏によれば、最近はデジタルオーディオプレーヤーの市場拡大により、ポータブル向けのヘッドホンやコンパクトスピーカーの売れ行きが好調であるという。
同社の事業の核となる一つ、業務/プロ向けマイクロフォンに関しては、アトランタ大会以来4大会連続でオリンピックに提供し、高い信頼を得ていることや、グラミー賞授賞式に7回連続で採用されていることなどをアピール。野外音楽イベントSUMMER SONIC 05には約1,100本の同社マイクが使用されたのだという。
また、発表会に同席した成瀬事業所 ゼネラルマネージャー 相田良男氏は、同社ヘッドホンが海外で高い評価を得るようになってきたことから、本格的な海外展開を本年度よりスタートしていることを明らかにした。
【問い合わせ先】
(株)オーディオテクニカ
相談窓口
TEL/042-739-9161
(Phile-web編集部)
本日発表されたのは、ハウジングに木材を使用したヘッドホン“Wシリーズ”の新モデル「ATH-W5000」と、同じ木材をフロントパネルに採用した最高級ヘッドホンアンプ「AT-HA5000」だ。
また同時に、ヘッドホン“アートモニター・シリーズ”の限定モデルやインナーイヤーヘッドホンの新モデル、“アートリンク・シリーズR”の電源ケーブル2モデルなどが発表されたが、こちらは別項にてお伝えする。
ATH-W5000 120,750円 12月2日発売
ダイナミックヘッドホン“Wシリーズ”の最新モデル。初代機W10から足かけ9年目となるシリーズ9代目のモデルで、ハウジングの材料を従来のサクラ材から縞黒檀材に変更し、更なる高音質化を図っている。黒檀材は高い制振効果があり、ハウジングの振動を抑制し、濁りのない再生音を実現するという。
ドライバーユニットは、53mm径のネオジウムマグネットやパーメンジュール磁気回路を採用した同機専用の設計を採用。ジョイントやフレームにはマグネシウム合金を採用することで軽量化を実現している。また、同社ヘッドホンに欠かせない3Dウィングサポートやトータルフィット設計により快適な装着感を実現している。
AT-HA5000 147,000円 12月2日発売
ATH-W5000のハウジング材料と同じ縞黒檀をフロントパネルに採用したヘッドホンアンプの最上位機種。2002年に発売したアサダ桜材採用モデルAT-HA2002に対する、ユーザーからの復活の要望もあり、ATH-W5000にあわせたかたちでの発売となった。
再生周波数帯域は5Hz〜200kHzを実現し、SACDやDVD-Aなどの次世代オーディオにも対応するという本機は、1200mW+1200mW(32Ω)の出力アンプを搭載。ノイトリック製のヘッドホンジャックを本体前面に2つ装備している。
電源部には振動や磁気の漏れの少ないRコアトランスを採用。また、真鍮削り出しのハイブリッドインシュレーターにより不要振動を排除している。ボリュームノブにはアルミ削り出しを採用した。
発表会に出席した松下和雄 代表取締役社長は、今回の新製品群に関して「どの機種も際だったデザイン、高い音質を実現している」とコメント。同社の掲げる“Always Listening”を具現化したものばかりだとアピールした。
また松下氏は、同社の経営に関して「企業の買収や合併、業務提携が進む時代だが、オーディオテクニカは真っ直ぐな経営を続けていきます。オーディオ/音楽ファンに喜んでもらうことを企業理念として続けていきます」と語った。
同氏によれば、最近はデジタルオーディオプレーヤーの市場拡大により、ポータブル向けのヘッドホンやコンパクトスピーカーの売れ行きが好調であるという。
同社の事業の核となる一つ、業務/プロ向けマイクロフォンに関しては、アトランタ大会以来4大会連続でオリンピックに提供し、高い信頼を得ていることや、グラミー賞授賞式に7回連続で採用されていることなどをアピール。野外音楽イベントSUMMER SONIC 05には約1,100本の同社マイクが使用されたのだという。
また、発表会に同席した成瀬事業所 ゼネラルマネージャー 相田良男氏は、同社ヘッドホンが海外で高い評価を得るようになってきたことから、本格的な海外展開を本年度よりスタートしていることを明らかにした。
【問い合わせ先】
(株)オーディオテクニカ
相談窓口
TEL/042-739-9161
(Phile-web編集部)
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