【analogニュース】サントリーからプレミアムカクテル「銀座カクテル」発売
記者会見の様子(左)、銀座カクテル<マンゴ>、<メロン>(右) |
「銀座カクテル」は、サントリー(株)がフルーツの老舗(株)銀座千疋屋と共同開発した低アルコール飲料。銀座千疋屋が選んだ高級フルーツを使用し、果実感溢れる味を実現している。「銀座カクテル<メロン>」「銀座カクテル<マンゴ>」の2種類があり、9月26日(火)から全国で新発売される。
現在、一般消費者の消費傾向として、「値ごろ型消費」(発泡酒など)と「こだわり型消費」(プレミアムビールやプレミアムウイスキーなど)が一人の消費者のなかで同居するという二極化が進んでいる。低アルコール飲料はこれまでは「値ごろ型」商品が主流であったが、今回の「銀座カクテル」は「こだわり型」商品として提案される。バーなどではフレッシュなフルーツを使ったカクテル(1,500円以上)が女性を中心に人気があり、そこにニーズがあると考えたからである。
「銀座カクテル」は中味と製法の両方にこだわりがある。<メロン>の方は、原料を静岡と愛知のマスクメロンに限り、マスクメロンの自然な旨みにこだわり、濃縮果汁ではなくストレート果汁を使用している。<マンゴ>の方は、キング・オブ・マンゴーといわれているアルフィンス種マンゴー、なかでも最高の産地、インド・ラトナギリ産を使用。両方とも仕込みから充填・缶詰まで、少量単位で短時間に仕上げて品質の低下を抑える工夫がされている。
「銀座カクテル<メロン>」の開発者、木村実果さん(写真向かって左から2番目)は、この商品ができあがるまでの苦労をこう語った。
「メロンは切ってから時間が経つとすぐに香りや味が変わってしまう果物です。切りたての香りや味が損なわれないままボトル缶に入れることに苦心しました。」
味見させていただいた<メロン>と<マンゴ>は、びっくりしてしまうほどの美味しさであった。とくに、キャップをひねって開けたときのかぐわしい香りをぜひ、お試しいただきたい。
(季刊・analog編集部)
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