ボーズ、コンサートホールの迫力を再現する一体型オーディオシステムを発表
ボーズ(株)は、独自の「アコースティック・ウェーブガイド・テクノロジー」を搭載し、迫力のホールトーンをコンパクトな筐体で再現するオーディオシステム「Acoustic Wave Music System II」を発売する。価格は税込で157,500円。
発売日は10月2日。同社のオンライン直販サイト、および全国のボーズ直営店でのみ取り扱われ、9月1日からは先行予約受付が開始される。本体カラーバリエーションはプラチナムホワイトとグラファイトグレーの2種類から選ぶことができる。
本製品はCDプレーヤーとラジオチューナーを内蔵した一体型サウンドシステムだ。製品の開発を担当したKenneth Bazydola氏は、高度な音楽再生能力、シンプルな操作性、ならびに豊富な用途の実現がテーマとして掲げられたと語る。
コンパクトな筐体の機器で迫力ある低音再生を実現するため、同社が開発した独自技術である「アコースティック・ウェーブガイド・テクノロジー」が採用された点が、本製品の大きな特徴のひとつだ。本体には総延長203cmに及ぶ2本の共鳴管を配置し、その共鳴管を何度も折り返す構造を採用することにより、コンパクトな筐体ながら迫力ある低音再生が実現されている。
同社の「ウェーブガイド・テクノロジー」は1984年に初めて搭載製品が世に送り出され、以降日本国内においては1995年に「WaveRadio」、99年に「WaveRadioCD」がリリースされ、多くのユーザーを獲得した。また昨年はコンパクトな一体型オーディオシステム「Wave Music System」が発売され、話題を集めている。
低音再生用のドライバーユニットには、本製品専用に開発された11.5cmウーファーを搭載。本体上部左右には7.0cmの中高音域用ドライバーを2本配置している。合計3つのドライバーで全音域をカバーする仕組みとしている。
ボリュームをどの状態に合わせていてもバランスの良い音質を実現するため、新開発のDSPも採用された。DSPを採用したことにより、音波がスピーカーに届く前の段階での音響調整が可能になるとともに、チップの小型化によりコンパクトな本体サイズでも、全帯域でバランスの良いサウンドが実現されている。さらに同社独自技術である「P.A.P.回路」や「R.A.C.回路」「コンプレッション回路」等を統合制御することにより、常時自然で歪みのないサウンドを実現する。
低音用と中高音用に、それぞれ専用アンプを設けた2チャンネルマルチアンプ駆動方式を採用。コンパクトな筐体ながら、ピュアオーディオに匹敵する透明感の高い音質を実現している。
本体に電源コードを接続するだけで音楽再生が楽しめ、持ち運びもできるよう本体サイドに取っ手が設けられている。CDプレーヤーはMP3ファイルを録音したCD-R/RWの長時間再生に対応するほか、背面端子部にはヘッドホン端子、外部入力端子も装備しているので、パーソナルリスニングやiPod等DAPとの接続も楽しめる。音声の明瞭度を高めるトークラジオモード機能も採用されている。
【問い合わせ先】
ボーズ・エクスポート・インク東京事務所
TEL/0120-002-009
(Phile-web編集部)
発売日は10月2日。同社のオンライン直販サイト、および全国のボーズ直営店でのみ取り扱われ、9月1日からは先行予約受付が開始される。本体カラーバリエーションはプラチナムホワイトとグラファイトグレーの2種類から選ぶことができる。
本製品はCDプレーヤーとラジオチューナーを内蔵した一体型サウンドシステムだ。製品の開発を担当したKenneth Bazydola氏は、高度な音楽再生能力、シンプルな操作性、ならびに豊富な用途の実現がテーマとして掲げられたと語る。
コンパクトな筐体の機器で迫力ある低音再生を実現するため、同社が開発した独自技術である「アコースティック・ウェーブガイド・テクノロジー」が採用された点が、本製品の大きな特徴のひとつだ。本体には総延長203cmに及ぶ2本の共鳴管を配置し、その共鳴管を何度も折り返す構造を採用することにより、コンパクトな筐体ながら迫力ある低音再生が実現されている。
同社の「ウェーブガイド・テクノロジー」は1984年に初めて搭載製品が世に送り出され、以降日本国内においては1995年に「WaveRadio」、99年に「WaveRadioCD」がリリースされ、多くのユーザーを獲得した。また昨年はコンパクトな一体型オーディオシステム「Wave Music System」が発売され、話題を集めている。
低音再生用のドライバーユニットには、本製品専用に開発された11.5cmウーファーを搭載。本体上部左右には7.0cmの中高音域用ドライバーを2本配置している。合計3つのドライバーで全音域をカバーする仕組みとしている。
ボリュームをどの状態に合わせていてもバランスの良い音質を実現するため、新開発のDSPも採用された。DSPを採用したことにより、音波がスピーカーに届く前の段階での音響調整が可能になるとともに、チップの小型化によりコンパクトな本体サイズでも、全帯域でバランスの良いサウンドが実現されている。さらに同社独自技術である「P.A.P.回路」や「R.A.C.回路」「コンプレッション回路」等を統合制御することにより、常時自然で歪みのないサウンドを実現する。
低音用と中高音用に、それぞれ専用アンプを設けた2チャンネルマルチアンプ駆動方式を採用。コンパクトな筐体ながら、ピュアオーディオに匹敵する透明感の高い音質を実現している。
本体に電源コードを接続するだけで音楽再生が楽しめ、持ち運びもできるよう本体サイドに取っ手が設けられている。CDプレーヤーはMP3ファイルを録音したCD-R/RWの長時間再生に対応するほか、背面端子部にはヘッドホン端子、外部入力端子も装備しているので、パーソナルリスニングやiPod等DAPとの接続も楽しめる。音声の明瞭度を高めるトークラジオモード機能も採用されている。
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TEL/0120-002-009
(Phile-web編集部)
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