アクシス、ワディアの新SACD/CDプレーヤー「Wadia581/581i」を発売
アクシス(株)は、同社取り扱いのブランド、ワディアの新製品となるSACD/CDプレーヤー「Wadia581/581i」を10月に発売する。
価格はベースとなる「Wadia581」は1,764,000円(税込)、本機にデジタルプリアンプ機能を加えた「Wadia581i」は2,047,500円(税込)となる。本体カラーバリエーションはブラックとシルバーの2種類が揃う。
内蔵するディスク・トランスポート部には、CD/SACDをドライブするマルチフォーマット・メカニズムを搭載。SACDのDSD再生信号はソフトウェアベース・プロセッシングアルゴリズムによって88.2kHz/24bitのマルチビット変換処理を行ない、ワディア・マルチビット・ハイリサンプリング・デコーダーによって高品位なD/Aコンバージョンを行う。高いリニアリティーを誇るI/V変換ステージの「ワディア・スウィフトカレント 3ディスクリート(SD-3D)」、ワディア伝統のデコーディングアルゴリズム「デジマスター」、「クロックリンク」、さらにはデジタルボリュームコントロールを持つデジタルダイレクトコネクトなどの基本機能に加えて、新マスター・クロッキング機構、タイムコヒーレント・アナログフィルター・アレー、グラウンディング機構と電流供給能力を高めたパワーサプライなどを搭載し、デコード回路に全面的な改善を図っている。
最新のマルチフォーマット・メカニズムは、クロックリンク・ジッターを低減し高忠実度でデータキャプチャーを行なうように改善されている。メカニズムは機械的振動と電気的干渉からアイソレーションを行なう、カスタムマウンティング機構を持つ独自の重厚なメカニズム・コンパートメントに収容されている。
同社の特許技術である「デジマスター」フィルターシステムは、独自のアルゴリズムによってデジタルオーディオ信号をアナログ復調する際にオリジナルアナログ信号に含まれる繊細な「時間」と「位相」の情報を高精度に再現し、極限までにリアリズムを追求した音楽再生を実現しているという。搭載された「デジマスター2.5・ソフトウェア」は、デジタルオーディオ信号を24ビットレゾリューション、MHzオーダーの超高速デュアルDSPによる正確な処理を実現。これにより、折り返しノイズを可聴帯域から遥かに離れた高周波帯へと排除し、通常不可欠とされる1/2fs以上を急峻にカットする、デジタルフィルターやアナログフィルター等による周波数領域での遮断処理を用いずにアナログ復調を行う。群遅延や位相歪みなどのフィルターによる周波数領域の処理による不自然な音を排し、タイム・ドメイン処理による滑らかかつインパルス応答に優れた音の表現を備えている。
「スウィフトカレント」サーキットは「Wilson current mirror回路」を進化させた「Current Conveyor (カレント・コンベアー)回路構成」をベースとし、グローバルフィードバックを用いることなく、優れた直線性と過渡特性が得られるI/V変換を可能とする、特許取得の回路技術だ。前機種の「Wadia861」にも搭載されたI/V変換の要となる「スウィフトカレント」テクノロジーは、次世代DAC「Wadia921」の開発において性能の進化を果たし、一段とS/Nを高めた最新の「SC-3D」として本機に搭載されている。
本機に採用された50dB可変のデジタルボリュームコントロールは、パワーアンプ直結が可能。CDトランスポート部とDAC部は、筐体内部でクロックリンクされ、優れた低ジッターを実現しているという。トランスポート部には、専用に新開発の高品位スイッチング電源を搭載する。また、DAC部には別途インダクターと多重レギュレータによる強力電源を搭載した。
さらにオプションのモジュールカードの増設や、ソフトウェアによるアップグレードなど、将来的なアップグレードにも柔軟に対応できる仕様が採り入れられている。
【問い合わせ先】
アクシス(株)
TEL/03-5410-0071
(Phile-web編集部)
価格はベースとなる「Wadia581」は1,764,000円(税込)、本機にデジタルプリアンプ機能を加えた「Wadia581i」は2,047,500円(税込)となる。本体カラーバリエーションはブラックとシルバーの2種類が揃う。
内蔵するディスク・トランスポート部には、CD/SACDをドライブするマルチフォーマット・メカニズムを搭載。SACDのDSD再生信号はソフトウェアベース・プロセッシングアルゴリズムによって88.2kHz/24bitのマルチビット変換処理を行ない、ワディア・マルチビット・ハイリサンプリング・デコーダーによって高品位なD/Aコンバージョンを行う。高いリニアリティーを誇るI/V変換ステージの「ワディア・スウィフトカレント 3ディスクリート(SD-3D)」、ワディア伝統のデコーディングアルゴリズム「デジマスター」、「クロックリンク」、さらにはデジタルボリュームコントロールを持つデジタルダイレクトコネクトなどの基本機能に加えて、新マスター・クロッキング機構、タイムコヒーレント・アナログフィルター・アレー、グラウンディング機構と電流供給能力を高めたパワーサプライなどを搭載し、デコード回路に全面的な改善を図っている。
最新のマルチフォーマット・メカニズムは、クロックリンク・ジッターを低減し高忠実度でデータキャプチャーを行なうように改善されている。メカニズムは機械的振動と電気的干渉からアイソレーションを行なう、カスタムマウンティング機構を持つ独自の重厚なメカニズム・コンパートメントに収容されている。
同社の特許技術である「デジマスター」フィルターシステムは、独自のアルゴリズムによってデジタルオーディオ信号をアナログ復調する際にオリジナルアナログ信号に含まれる繊細な「時間」と「位相」の情報を高精度に再現し、極限までにリアリズムを追求した音楽再生を実現しているという。搭載された「デジマスター2.5・ソフトウェア」は、デジタルオーディオ信号を24ビットレゾリューション、MHzオーダーの超高速デュアルDSPによる正確な処理を実現。これにより、折り返しノイズを可聴帯域から遥かに離れた高周波帯へと排除し、通常不可欠とされる1/2fs以上を急峻にカットする、デジタルフィルターやアナログフィルター等による周波数領域での遮断処理を用いずにアナログ復調を行う。群遅延や位相歪みなどのフィルターによる周波数領域の処理による不自然な音を排し、タイム・ドメイン処理による滑らかかつインパルス応答に優れた音の表現を備えている。
「スウィフトカレント」サーキットは「Wilson current mirror回路」を進化させた「Current Conveyor (カレント・コンベアー)回路構成」をベースとし、グローバルフィードバックを用いることなく、優れた直線性と過渡特性が得られるI/V変換を可能とする、特許取得の回路技術だ。前機種の「Wadia861」にも搭載されたI/V変換の要となる「スウィフトカレント」テクノロジーは、次世代DAC「Wadia921」の開発において性能の進化を果たし、一段とS/Nを高めた最新の「SC-3D」として本機に搭載されている。
本機に採用された50dB可変のデジタルボリュームコントロールは、パワーアンプ直結が可能。CDトランスポート部とDAC部は、筐体内部でクロックリンクされ、優れた低ジッターを実現しているという。トランスポート部には、専用に新開発の高品位スイッチング電源を搭載する。また、DAC部には別途インダクターと多重レギュレータによる強力電源を搭載した。
さらにオプションのモジュールカードの増設や、ソフトウェアによるアップグレードなど、将来的なアップグレードにも柔軟に対応できる仕様が採り入れられている。
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アクシス(株)
TEL/03-5410-0071
(Phile-web編集部)
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