大場商事、dCS“Paganini”シリーズのトランスポート／DAC／クロックを発売

大場商事は、同社が取り扱うdCSブランドのPaganini（パガニーニ）シリーズを2月に発売する。ラインナップはSACD/CDトランスポート、DAC、マスタークロック。

・CD/SACDトランスポート　Paganini Transport　￥2,310,000（税込）
・D/Aコンバーター　Paganini DAC　￥2,520,000（税込）
・マスタークロック　Paganini Clock 　￥1,260,000（税込）

3製品は昨年秋のインターナショナルオーディオショウでも参考出展されていた製品（関連ニュース）。筐体やメカニズムを前モデルから一新している。

「Paganini Transport」はdCSブランドのリファレンス機である「Scarlatti Transport」のエレクトロニクス技術を踏襲。トランスポート機構にエソテリック製UMK5を使用し、信号を安定してDACに供給することができるという。背面にはバランス出力を2系統、アンバランス出力を2系統に加え、IEEE1394端子を2系統搭載。DSD信号のパススルー出力ができるほか、PCMデータをDSD信号へアップサンプリングして出力することが可能だ。

「Paganini DAC」は電源部を一新。D/A変換ステージには新設計のディスクリート、バランス設計のリングDACを搭載。変換レートは5ビット、2.822/3.07MS/sで、従来モデルと比較してディティール表現を飛躍的に向上させたという。背面にはIEEE1394端子を2系統搭載しており、シングルワイヤーでPCM入力を96kHz/24bit、デュアルAESで192kHz/24bitの入力が可能だ。

「Paganini Clock」は「Scarlatti Clock」のエレクトロニクス技術を踏襲。立ち上がり速度を2nsとし、非常に少ないジッターを実現している。

【問い合わせ先】
大場商事（株）
TEL/03-3479-5181

（Phile-web編集部）