OSJ、LINN「DS」シリーズ向けオーディオサーバーやLANケーブルなど発売

公開日 2008/08/18 14:15
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(株)リンジャパンとオープンソース・ジャパン(株)は、ハイエンドオーディオ市場向けに、オープンソース・ソフトウェアを中心とした製品やサービスを共同で展開する。

またオープンソース・ジャパン(以下OSJ)は、LINNのネットワークオーディオプレーヤー“DSシリーズ”との組み合わせを想定したオーディオファイルサーバーやLANケーブルを本日受注開始した。

オーディオファイルサーバーは「OSJ-1」「OSJ-1 Limited」の2製品を用意。機能はほぼ同一で、OSJ-1は通常の静音対策を施した筐体を採用し、OSJ-1 Limitedはアルミ削り出し筐体を採用し、ノイズ低減を図っている。価格はOSJ-1が262,500円(税込)、OSJ-1 Limitedが840,000円(いずれも税込)。

アルミ削り出し筐体の「OSJ-1 Limited」

オーディオファイルサーバー「OSJ-1」

両機とも、500GBのHDDを2基搭載。毎日定期的にバックアップを行う。OSはLinuxで、オープンソース・ソフトを活用し、CDをFLACフォーマットで自動リッピングするほか、ネットワーク・プレーヤー向けのDLNAサーバー機能などを実現する。またFreeDBを利用したカテゴリ・アーチスト・アルバム・曲名などの自動取得も行う。一般的なNASに比べハードウェアスペックを高めたほか、オプションでソフトウェアによる機能追加も予定している。また、稼働後のソフトウェアのバージョンアップも検討中とのこと。

富士電線と共同開発した、オーディオグレードのLANケーブル「AGLC-1」も受注開始した。ノイズ対策が施され、一般的なLANケーブルに比べ「明らかな音質の向上を認識できる」(OSJ)としている。価格は1mが15,750円、2mが17,850円、3mが19,950円(すべて税込)。上記以外の長さは別途見積もりとなる。

オーディオグレードのLANケーブル「AGLC-1」

さらに、今秋を目途に、LINN DSシリーズのスターターパックも発売する。DSシリーズを使用する際に必要なものをまとめて用意し、OSJで標準的な稼働環境をあらかじめ設定。リスニングルームで簡単に稼働できるようにするというもの。パックには「OSJ-1」1台、LANケーブル「AGLC-1」2m×2本、無線LANルーター1台、GUIリモコン(小型ノートPCを利用)1台、納品前のネットワーク設定作業が含まれる。予価はオーディオサーバーがOSJ-1の場合367,500円、OSJ-1 Limitedの場合945,000円(いずれも税込)となる。

【問い合わせ先】
オープンソース・ジャパン株式会社
OSJオンライン担当
TEL/03-5295-7011

(Phile-web編集部)

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