<IFA2008:ケンウッド(3)>2つのSDスロットを装備した“K-series”エントリー機

公開日 2008/08/31 12:10
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欧州限定の展開となるハイコンポ「K-511」
ケンウッドは前回レポートしたモデルのほかにも、欧州限定のハイコンポ「K-511」も展示している。価格は329ユーロ。

本機は欧州のみで展開される“K-series”のエントリーモデル。世界で初めてとなる2つのSDスロットのほか、iPod Dock、USB端子を備えるCDレシーバーとスピーカーで構成される。このほかにもAAC/MP3/WMAなどのデジタルオーディオファイルにも対応しており、使いやすさを武器に幅広い層へとアピールしている。

CDレシーバー部の出力は20W×2、DAPなどに接続しダビングできるREC OUT端子備える。またDAコンバーターには高品位で定評のあるバーブラウン製のものを採用。また、圧縮音源をCDに迫る再生音とする同社独自の「SUPREME」を採用するなど、「K-series」の名に恥じぬクオリティを実現している。

一方、スピーカーシステムは120mmコーンウーファーを装備した2ウェイ機で、キャビネットの素材はMDFを採用している。カラーはレシーバーのみブラックとシルバーから選ぶことができる。

気になる日本市場での展開は、現在検討中とのこと。今後の動向に注目したい製品だ。

(オーディオアクセサリー編集部・浅田)

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