ビクター、“SX-M”シリーズのトールボーイスピーカー「SX-M7」を発売 - 先行視聴会の開催も決定
日本ビクター(株)は、3ウェイ・バスレフ型のトールボーイスピーカー「SX-M7」を10月上旬より発売する。価格は1台315,000円(税込)。
本機は、今年6月に発売されたブックシェルフタイプの「SX-M3」(関連ニュース)と同じ、ピュアオーディオ志向を謳った“SX-M”シリーズのトールボーイタイプ。同社が追い求める「原音探求」という理念の下、「音楽の心を引き出す」「コンテンツに記録された音楽の魅力を引き出す」ことをコンセプトとして開発されたHiFiスピーカーであるが、同社としてはSX-M3と組み合わせたホームシアターユースも提案していく考えだ。
1.9cmのドーム型トゥイーター、および14.5cmのコーン型ウーファーは、振動板に高剛性で軽量、かつ内部損失が大きいマグネシウムを採用。駆動点をオフセンターし、高域の共振を分散させることで滑らかな音響特性を実現する“オブリコーン技術”を用いた独自の偏芯型振動板を搭載する点などは、「SX-M3」から共通した技術を引き続き採用している。これにより歪み感のない自然な音を再現するとともに、低音は重心が低くしっかりした音が追求されているという。
本機からは新たに低音域用として、ノンプレスパルプコーンを採用した19.0cmボトムウーファーを2個搭載し、低音の量感を向上させている。また、1.9cmトゥイーターの磁気回路は、SX-M3で用いられていたフェライトからネオジウムに変更されている。磁束密度が「SX-M3」に比べて約20%アップしたことなどにより、音の歪みを低減。高域の再生周波数も拡大させている。
また、本機では新たに内部を2つの独立した構造とした“スタガードバスレフ構造”を採用。上部1.9cmトゥイーターと14.5cmウーファーの13Lキャビネット、および2本の19.0cmウーファーの43Lキャビネットを分割して設けることにより、小型2ウェイのSX-M3が持つ良さと、新規パルプコーンウーファーの良さを併せ持った音を生み出すことが同社のねらいであるという。またキャビネット側板にはMDFをチェリー突き板でサンドイッチした板材を用いるとともに、チェリー無垢材の響棒による側面補強を施し、キャビネットの響きをコントロールしている。
キャビネットのユニット固定方法には、「SX-M3」から引き続き「メカニカル・ベース・マウント」を採用。磁気回路でメカニカル・アースを取り、振動の影響を抑えている。内部構造もバッフルと天地、裏板を一体化させた強固な構造として振動を抑えるとともに、側板の厚さも24mmと適度な厚みとすることで振動を分散させて逃がすように設計している。さらに、本体ボトムには約6kgの鋳鉄製ベース、および3点式フットを採用するなど、徹底的に振動を抑える構造となっている。なお、フットはネジ式で、市販のスパイクとの交換も可能だ。
なお、同社は発売に先駆けて本機を視聴できるイベントを9月12日と13日に開催する。詳細は下記の通り。
■会場:ビクタービル「NIPPER'S GINZA」(東京都港区新橋1-7-1)
■日時
9 月12日(金)17:00 〜 18:00(自由試聴なし)
19:00 〜 20:00(自由試聴なし)
9 月13日(土)13:00 〜 14:00(自由試聴あり)
15:00 〜 16:00(自由試聴あり)
■参加費:無料(予約制)
■募集人数:各回15 名(定員に達し次第、募集締め切り)
■申し込み方法:ビクターホームページより申し込み
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
(Phile-web編集部)
本機は、今年6月に発売されたブックシェルフタイプの「SX-M3」(関連ニュース)と同じ、ピュアオーディオ志向を謳った“SX-M”シリーズのトールボーイタイプ。同社が追い求める「原音探求」という理念の下、「音楽の心を引き出す」「コンテンツに記録された音楽の魅力を引き出す」ことをコンセプトとして開発されたHiFiスピーカーであるが、同社としてはSX-M3と組み合わせたホームシアターユースも提案していく考えだ。
1.9cmのドーム型トゥイーター、および14.5cmのコーン型ウーファーは、振動板に高剛性で軽量、かつ内部損失が大きいマグネシウムを採用。駆動点をオフセンターし、高域の共振を分散させることで滑らかな音響特性を実現する“オブリコーン技術”を用いた独自の偏芯型振動板を搭載する点などは、「SX-M3」から共通した技術を引き続き採用している。これにより歪み感のない自然な音を再現するとともに、低音は重心が低くしっかりした音が追求されているという。
本機からは新たに低音域用として、ノンプレスパルプコーンを採用した19.0cmボトムウーファーを2個搭載し、低音の量感を向上させている。また、1.9cmトゥイーターの磁気回路は、SX-M3で用いられていたフェライトからネオジウムに変更されている。磁束密度が「SX-M3」に比べて約20%アップしたことなどにより、音の歪みを低減。高域の再生周波数も拡大させている。
また、本機では新たに内部を2つの独立した構造とした“スタガードバスレフ構造”を採用。上部1.9cmトゥイーターと14.5cmウーファーの13Lキャビネット、および2本の19.0cmウーファーの43Lキャビネットを分割して設けることにより、小型2ウェイのSX-M3が持つ良さと、新規パルプコーンウーファーの良さを併せ持った音を生み出すことが同社のねらいであるという。またキャビネット側板にはMDFをチェリー突き板でサンドイッチした板材を用いるとともに、チェリー無垢材の響棒による側面補強を施し、キャビネットの響きをコントロールしている。
キャビネットのユニット固定方法には、「SX-M3」から引き続き「メカニカル・ベース・マウント」を採用。磁気回路でメカニカル・アースを取り、振動の影響を抑えている。内部構造もバッフルと天地、裏板を一体化させた強固な構造として振動を抑えるとともに、側板の厚さも24mmと適度な厚みとすることで振動を分散させて逃がすように設計している。さらに、本体ボトムには約6kgの鋳鉄製ベース、および3点式フットを採用するなど、徹底的に振動を抑える構造となっている。なお、フットはネジ式で、市販のスパイクとの交換も可能だ。
なお、同社は発売に先駆けて本機を視聴できるイベントを9月12日と13日に開催する。詳細は下記の通り。
■会場:ビクタービル「NIPPER'S GINZA」(東京都港区新橋1-7-1)
■日時
9 月12日(金)17:00 〜 18:00(自由試聴なし)
19:00 〜 20:00(自由試聴なし)
9 月13日(土)13:00 〜 14:00(自由試聴あり)
15:00 〜 16:00(自由試聴あり)
■参加費:無料(予約制)
■募集人数:各回15 名(定員に達し次第、募集締め切り)
■申し込み方法:ビクターホームページより申し込み
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
(Phile-web編集部)
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