エンジニアのアラン・サイズ氏設計の超弩級スピーカーなど
ゼファン、オーシャンウェイスタジオ監修のモニターシステムを取扱開始
(株)ゼファンは、ハリウッドの著名録音スタジオ「OCEAN WAY」のオーナー兼エンジニアであるアラン・サイズ氏が監修したモニターシステム「オーシャンウェイ・モニターシステム HR-2」を取扱開始。本日、都内で発表会を開催した。
本システムは実際にオーシャンウェイ・スタジオで使用されているもの。構成はサイズ氏が設計したスピーカーシステム(ペア・税込703万5千円)とイコライザー(ペア・税込115万5千円)、エレクトロニック・クロスオーバー(税込57万7,500円)。スピーカー単体での購入も可能だが「全てセットで使用することで、オーシャンウェイスタジオのモニターサウンドと全く同じクオリティの音を体験することができる」(同社)という。
なお本日会場で行われたデモでは、VIOLAのアンプ群と組み合わせて音出しが行われていた。
発表会にはアラン・サイズ氏が登場し、試聴デモと製品の説明を行った。
■スピーカーシステム 「HR-2」
サイズ氏が設計を手掛けたスピーカーシステム。914W×1,829H×686Dmm/181kgと非常に大型で、そびえたつその容貌はまるで大黒柱のようだ。
チタン振動板を使用したトゥイーター、38cmミッドベースユニット、46cmサブベースユニットを搭載した3ウェイ3スピーカー。ドライバーはJBLのプロフェッショナルドライバーユニットを採用している。再生周波数帯域は18Hz〜23kHz。高域/中域/低域それぞれに1台ずつアンプをつないだトライアンプ駆動にも対応する。
トゥイーターとミッドベースには、フレアレート120度×40度のホーンを採用。左右チャンネルに渡りフラットな周波数レスポンスと、広い指向性を獲得したという。また、ミッドベースにはフロントロードホーン(スピーカー中段部)を組み合わせて使用し、中低域の再生能力を強化している。
サイズ氏はもともとカスタムスピーカー販売を手掛けており、スピーカーの販促音源を作成する関係からレコーディングエンジニアの道を歩み出したという経歴の持ち主。「スピーカーに求めるものは“正確なバランス”。音源の素晴らしさをきちんと確認するためには、バランスのとれたスピーカーが必要だ」という同氏の考えを具現化しており、「良いものも悪いものもそのまま再生してくれるので、ソースの質がよく分かる。ミキシングには最高のスピーカーだ」と自信を見せていた。
■イコライザー「White MODEL 4400」/クロスオーバー「UREI model 525」
サイズ氏が厳選した、オールアナログ構成採用のイコライザー/クロスオーバー。クロスオーバー「UREI model 525」はHR-2専用にカスタマイズされており、80Hz、650Hz(18dB/oct.)にプリセットされている。
両機ともインストールされる環境に応じ、サイズ氏がバランスやアラインメントを始めとしたチューニングを施して出荷してくれるとのこと。チューニングは、設置する部屋のデータ(サイズ、材質など)を元にプリセットメニューなどを調整して行う。なお、要望があればサイズ氏が現場に直接出向いて行ってくれるオプションもあるという。
【問い合わせ先】
(株)ゼファン
TEL/03-5917-4500
本システムは実際にオーシャンウェイ・スタジオで使用されているもの。構成はサイズ氏が設計したスピーカーシステム(ペア・税込703万5千円)とイコライザー(ペア・税込115万5千円)、エレクトロニック・クロスオーバー(税込57万7,500円)。スピーカー単体での購入も可能だが「全てセットで使用することで、オーシャンウェイスタジオのモニターサウンドと全く同じクオリティの音を体験することができる」(同社)という。
なお本日会場で行われたデモでは、VIOLAのアンプ群と組み合わせて音出しが行われていた。
発表会にはアラン・サイズ氏が登場し、試聴デモと製品の説明を行った。
■スピーカーシステム 「HR-2」
サイズ氏が設計を手掛けたスピーカーシステム。914W×1,829H×686Dmm/181kgと非常に大型で、そびえたつその容貌はまるで大黒柱のようだ。
チタン振動板を使用したトゥイーター、38cmミッドベースユニット、46cmサブベースユニットを搭載した3ウェイ3スピーカー。ドライバーはJBLのプロフェッショナルドライバーユニットを採用している。再生周波数帯域は18Hz〜23kHz。高域/中域/低域それぞれに1台ずつアンプをつないだトライアンプ駆動にも対応する。
トゥイーターとミッドベースには、フレアレート120度×40度のホーンを採用。左右チャンネルに渡りフラットな周波数レスポンスと、広い指向性を獲得したという。また、ミッドベースにはフロントロードホーン(スピーカー中段部)を組み合わせて使用し、中低域の再生能力を強化している。
サイズ氏はもともとカスタムスピーカー販売を手掛けており、スピーカーの販促音源を作成する関係からレコーディングエンジニアの道を歩み出したという経歴の持ち主。「スピーカーに求めるものは“正確なバランス”。音源の素晴らしさをきちんと確認するためには、バランスのとれたスピーカーが必要だ」という同氏の考えを具現化しており、「良いものも悪いものもそのまま再生してくれるので、ソースの質がよく分かる。ミキシングには最高のスピーカーだ」と自信を見せていた。
■イコライザー「White MODEL 4400」/クロスオーバー「UREI model 525」
サイズ氏が厳選した、オールアナログ構成採用のイコライザー/クロスオーバー。クロスオーバー「UREI model 525」はHR-2専用にカスタマイズされており、80Hz、650Hz(18dB/oct.)にプリセットされている。
両機ともインストールされる環境に応じ、サイズ氏がバランスやアラインメントを始めとしたチューニングを施して出荷してくれるとのこと。チューニングは、設置する部屋のデータ(サイズ、材質など)を元にプリセットメニューなどを調整して行う。なお、要望があればサイズ氏が現場に直接出向いて行ってくれるオプションもあるという。
【問い合わせ先】
(株)ゼファン
TEL/03-5917-4500
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