クリスタル・ラインのAS-XRドライバー搭載
ユキム、ELACの新“600LINE”スピーカーシステム「FS607CE」を発売
(株)ユキムは、同社が取り扱うELACのスピーカー最上位機種“600LINE”の新製品としてクリスタル・ラインを施したAS-XRドライバーを搭載した「FS607CE」を8月に発売する。価格は1575,000円(税込・ペア)。
「FS607 X-JET」の後継にあたる3.5ウェイのバスレフ型スピーカー。トゥイーターにJET III COAX同軸ユニットを1基、ミッドレンジに50/105cmのAS-XR COAX同軸ユニットを1基、ウーファーに180cmのAS-XR LLDアルミ・ハイブリットユニットを2基搭載した。
周波数帯域は28Hz〜50kHz、能率は89dB、インピーダンスは4Ωとなる。
ウーファーのAS-XR LDDドライバーは、振動板にAS-XRアルミ素材とクルトミューラー製ペーパーコーンを搭載したハイブリット仕様で、ネオジウム・マグネットを6枚ビルトインしたELACブランド最高グレードとなる新開発ユニット。振動板の剛性を従来の約10倍に高めているという。
また短巻線状コイルと均質磁場によるロング・エアーギャップは、極度に歪みのないリニアな動きを実現しているという。ボビンにはチタンも採用した。マグネット・プレートを6枚に分けることにより、エアーノイズを減少し、さらに温度を一定に保つことも可能にしている。
ミッドレンジに第2世代目となる新開発の同軸ユニット「X-JET COAX 2」を採用。新たにクリスタル・ライン振動板をフェノール・パルプのトップに配置することで、フェノール・パルプとアラミド・パルプのハニカム構造をより強固にしたほか、いっそうのスピードを獲得。またネオジウム搭載のマグネット・システムを最適化し、78mmのムービング・コイルとの相乗効果でダンピングを向上させ、周波数レスポンスにおける歪みを大幅に低減するという。
トゥイーターには、JET III COAX同軸ユニットを採用した。なお本機はオプションでリボン型のスーパー・トゥイーター「4PI PLUS.2」を搭載することも可能だ。搭載時に調整が行えるよう、リアバッフルに調整用切り替えスイッチを設けている。ミッドレンジのゲイン調整も可能だ。価格、発売時期については現在未定だという。
スピーカーユニットの変更以外にも、キャビネット構造の強化や、ベースやスパイクなどの部品も一新している。
押出し成型のアルミニウムとMDFをテンションロッドによりジョイントするハイブリットキャビネットを踏襲しつつ、さらにリア部にはMDFに加えアルミパネルを採用。またパスレフポートはリア配置からボトムからの放射に改良し、壁などの環境に左右されにくくした。
ベースには新設計のソリッド・ベース・プレートを採用。またインシュレーター、10mm径スパイクも新600LINEのために新設計したものを採用している。
【問い合わせ先】
(株)ユキム
TEL/03-5743-6202
「FS607 X-JET」の後継にあたる3.5ウェイのバスレフ型スピーカー。トゥイーターにJET III COAX同軸ユニットを1基、ミッドレンジに50/105cmのAS-XR COAX同軸ユニットを1基、ウーファーに180cmのAS-XR LLDアルミ・ハイブリットユニットを2基搭載した。
周波数帯域は28Hz〜50kHz、能率は89dB、インピーダンスは4Ωとなる。
ウーファーのAS-XR LDDドライバーは、振動板にAS-XRアルミ素材とクルトミューラー製ペーパーコーンを搭載したハイブリット仕様で、ネオジウム・マグネットを6枚ビルトインしたELACブランド最高グレードとなる新開発ユニット。振動板の剛性を従来の約10倍に高めているという。
また短巻線状コイルと均質磁場によるロング・エアーギャップは、極度に歪みのないリニアな動きを実現しているという。ボビンにはチタンも採用した。マグネット・プレートを6枚に分けることにより、エアーノイズを減少し、さらに温度を一定に保つことも可能にしている。
ミッドレンジに第2世代目となる新開発の同軸ユニット「X-JET COAX 2」を採用。新たにクリスタル・ライン振動板をフェノール・パルプのトップに配置することで、フェノール・パルプとアラミド・パルプのハニカム構造をより強固にしたほか、いっそうのスピードを獲得。またネオジウム搭載のマグネット・システムを最適化し、78mmのムービング・コイルとの相乗効果でダンピングを向上させ、周波数レスポンスにおける歪みを大幅に低減するという。
トゥイーターには、JET III COAX同軸ユニットを採用した。なお本機はオプションでリボン型のスーパー・トゥイーター「4PI PLUS.2」を搭載することも可能だ。搭載時に調整が行えるよう、リアバッフルに調整用切り替えスイッチを設けている。ミッドレンジのゲイン調整も可能だ。価格、発売時期については現在未定だという。
スピーカーユニットの変更以外にも、キャビネット構造の強化や、ベースやスパイクなどの部品も一新している。
押出し成型のアルミニウムとMDFをテンションロッドによりジョイントするハイブリットキャビネットを踏襲しつつ、さらにリア部にはMDFに加えアルミパネルを採用。またパスレフポートはリア配置からボトムからの放射に改良し、壁などの環境に左右されにくくした。
ベースには新設計のソリッド・ベース・プレートを採用。またインシュレーター、10mm径スパイクも新600LINEのために新設計したものを採用している。
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(株)ユキム
TEL/03-5743-6202
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