真空管ハイブリッド方式を採用

AKアソシエイツ、Peachtree Audioの96/24対応DAC搭載プリメイン「NOVA」を発売

公開日 2010/01/12 17:42 ファイル・ウェブ編集部
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(株)エイケイアソシエイツは、米シグナル・パス社のPeachtree Audioブランドの真空管ハイブリッド方式を採用したDAC搭載プリメインアンプ「NOVA」を1月15日に発売する。価格は税込で176,400円。


NOVA(グロスブラック)

チェリー
本機はESS社製の96kHz/24bitアップサンプリング機能を搭載したDAC 9006 Sabreシリーズを搭載、プリアンプセクションにはクラスA出力段を備えた6922真空管を採用したハイブリッド方式のステレオ・プリメインアンプ。パワーアンプ部の出力値は80W/ch(6Ω、歪率1%以下)。ヘッドホンアンプ機能も搭載する。

プリアンプ部は真空管6922を採用したハイブリッドデザイン。ソリッドーステートと真空管の選択はリモコンのボタンで切り換えて楽しむことができる。最終段のA/B級アンプを組み合わせて、アナログの音がする製品を実現したという。デジタルソース用の入力系統には同軸と光入力を2系統ずつ備え、PCとの接続用に別途USB入力も設けられている。また3系統のアナログ入力も搭載する。その他、サブウーファーや外部アンプをシステムに加えられるよう、クラスA動作の可変プリアンプ出力と固定ライン出力を用意している。

DAC部は96kHz/24bitアップサンプリングに対応。ESS社の特許技術である、DAC 9006 Sabreシリーズのジッター縮小回路により、122dBのSN比を実現する高分解能アップサンプリング・プロセッサーを経て、ジッターがほぼゼロになるようデジタル信号を再クロックし、高音質を実現している。またDACおよびトランス結合の各デジタル入力段に11の安定化電源を採用し、グラウンドの問題やスイッチング電源により発生するノイズの除去を行っている。USB接続はPC接続から電気的に分離することにより、PCのスイッチング電源によって生じるノイズをDACに伝わる前に除去する機構も採り入れられている。

本体にはクラスA出力対応の6922真空管を使用した、プリ出力段共用のヘッドホンアンプ部を備えている。ヘッドホン端子が差し込まれるとスピーカーがミュートされる構造としている。

本体サイズは363W×127H×356Dmm、質量は11.8kgとコンパクト。外装はグロスブラックと木目のチェリーから選べ、フロントパネルはともにシルバーとなる。

【問い合わせ先】
(株)エイケイアソシエイツ
TEL/03-5638-0036

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