都内西蒲田でのデモンストレーション&試聴会(参加無料)
ALLION定例試聴会を10月30日に実施、9月のDEQX新製品公開デモもレポート
(有)出水電器は、ALLION(アリオン)ブランドのアンプを聴く定例試聴会を東京・西蒲田で毎月末の土曜日に実施している。10月は、ALLION、DEQX、最新のPCオーディオ(DPAT)をテーマに、30日(土)に実施となる。開始時間は17:00からで、いつもより1時間ほど早い開始を予定している。
DPAT Sevenは、山陽化成(有)のOJI Specialブランドによる、オーディオサーバーメモリートランスポート(ミュージックサーバー)。西蒲田の試聴システムにも導入されているので、ALLIONのアンプとデジタルプロセッサーDEQXとの組み合わせで試聴デモンストレーションを実施する予定。最新&最先端のオーディオ再生を体験しに、ぜひともお出かけいただきたい。
――DEQX新製品お披露目と公開調整を含めたALLION定例試聴会(9月25日)報告――
9月25日(土)のイベントでは、DSPを搭載した話題のデジタルプロセッサー「DEQX(デックス)」を輸入販売するKurizz-Labo(クリズラボ)の栗原信義氏を迎え、新製品「HDP-Express」のお披露目と公開調整を含めたデモンストレーション&試聴会が実施された。
当日は定員以上の来場者があり、そのうち半分の方が初参加ということもあって、会場は大いに盛り上がった。DEQXの基本的な特徴から、実際の操作に関することまで、手順を追って進めるなかで多くの質問が寄せられるなど、実に興味深いものとなった。以下、そのレポートをお届けする。
16:00から実施されたDEQX公開調整では、まず栗原氏による概要説明が行われた。
DEQXは、従来の手持ちのオーディオシステムに加えることによって、スピーカーシステムを中心としたオーディオコンポーネントと部屋の弱点を補正して、理想の特性と音質を実現させてくれる、いま話題の新しいオーディオ機器である。
最新のデジタル技術と音響工学の手法を駆使して、システムが持つ固有のクセや部屋の環境による欠点を取り去り、特性を整えることでその持てる実力を極限まで引き出し、プログラムソースの魅力をありのままに再現してくれる画期的な能力を持っている。往年のスピーカー銘機の音を蘇らせたり、どうしても音質に納得できなかった愛機から、望みの音質を手に入れたりと、従来は不可能だったことを実現させることができる。
また、3Wayマルチに対応する6ch分の高音質DACを搭載したチャンネルデバイダー機能によって、自在なパラメーター設定ができるため、従来の手法では複雑な調整と試行錯誤が必要だった、マルチアンプ方式やマルチウェイシステムへの移行もスムーズに実施できるなど、さまざまなメリットを発揮する可能性も秘めている。
調整作業に入ると、調整と測定及び詳細な設定操作のためのソフトを予め導入したパソコンを用意し、DEQX本体へと接続する。まず、使用するオーディオシステムの接続環境を設定する。次に、付属のソフトウェアプログラムにしたがって測定用マイクを設置して、スピーカーから再生されている音を測定する。
自動の測定が終了すると、パソコンの画面上で、測定された特性に基づいて理想の補正カーブを設定し、そのデータをDEQX本体へと送信する。その補正用データに基づいてオーディオを再生すればOKだ。なお、このカーブは複数の記憶が可能なので、リモコンでOFF、1、2、と選択して楽しめるのも便利だ。今回は、出水電器の島元氏がこの作業にトライしたが、測定から設定まで、1時間半ほどですべて完了させることができた。
DEQXの基本設定にはパソコンが必要だが、再生時には不要なので接続しておく必要はない。これもDEQXの大きなメリットの一つだろう。また、パソコンが苦手な方は出前セッティングも実施可能とのことだ。(DEQXについてのさらに詳細な情報は、下のリンクKurizz-Laboを参照)
そして18:00からは、新製品HDP-Express Processor(42万円、税込)のお披露目と試聴会が開始された。DEQXが、オーディオシステムと部屋の音響特性を補正して理想の音に改善する効果を、実際にその場で比較し確認することができた。
DEQXを入れると、声の出方や背景の細かな楽器など、いままで隠されていた演奏の微妙で細かなニュアンスがはっきりと聴こえるようになり、力感はストレートでスパッと切れ味が向上、低音の出方も締まって聴こえ、さらに音像定位もより一層明確に決まる。そして、耳に尖って聴こえていた部分は抑えられて深みが出る。
オーディオシステムの音の鮮度がガラリとかわるのを目の当たりにして、参加者はDEQXの効果にしきりに納得していた。一度使って気に入ってしまったら、これは二度と外せない、というほどの効果といえるだろう。来場者の持ち寄った愛聴盤を次々に再生していったが、どのソフトを再生しても、従来は気がつかなかった音がソフトに入っていることに気づいたりして、あらためてじっくりと聴いてみたい、という気にさせてくれた。
●「ALLION」ブランドについて
”マイ柱上トランス“など、こだわりのオーディオ用電源工事で知られる(有)出水電器が、そのノウハウとオーディオアンプ販売元としての長年の経験を生かし、パーツから電源部、さらに音質の練り上げまで、オーディオの理想を徹底的に追求して開発を行っているオリジナルアンプブランド。プリメインアンプ「Ultimate T-100」(346,000円/税込)「Ultimate T-125sv」(630,000円/税込)に続く、ステレオパワーアンプ「S-200」(693,000円/税込)は、「オーディオ銘機賞2010」を受賞している。
●DEQXの取り扱い
Kurizz-Labo(クリズラボ)
長野県北佐久郡軽井沢町追分1583-10
TEL&FAX/0267-45-6166
●ALLIONの取り扱い
(有)出水電器[東京・西蒲田事務所]
東京都大田区西蒲田2-1-6
TEL/03-3755-555
定例試聴会について
(ALLION定例試聴会)
●日時:10月30日(土) 17:00〜(いつもより1時間早くスタート)
●開催場所:(有)出水電器 西蒲田事務所 大田区西蒲田2-1-6
TEL/03-3755-5558
(タクシーの場合、「大城通りの池上温泉」にて)
●試聴会は無料:ただし、スペースの都合上、予め参加の連絡が必要
●試聴会後に懇親会を開催。こちらの参加は自由で、会費3,000円、お酒を飲まない人は2,000円
DPAT Sevenは、山陽化成(有)のOJI Specialブランドによる、オーディオサーバーメモリートランスポート(ミュージックサーバー)。西蒲田の試聴システムにも導入されているので、ALLIONのアンプとデジタルプロセッサーDEQXとの組み合わせで試聴デモンストレーションを実施する予定。最新&最先端のオーディオ再生を体験しに、ぜひともお出かけいただきたい。
――DEQX新製品お披露目と公開調整を含めたALLION定例試聴会(9月25日)報告――
9月25日(土)のイベントでは、DSPを搭載した話題のデジタルプロセッサー「DEQX(デックス)」を輸入販売するKurizz-Labo(クリズラボ)の栗原信義氏を迎え、新製品「HDP-Express」のお披露目と公開調整を含めたデモンストレーション&試聴会が実施された。
当日は定員以上の来場者があり、そのうち半分の方が初参加ということもあって、会場は大いに盛り上がった。DEQXの基本的な特徴から、実際の操作に関することまで、手順を追って進めるなかで多くの質問が寄せられるなど、実に興味深いものとなった。以下、そのレポートをお届けする。
16:00から実施されたDEQX公開調整では、まず栗原氏による概要説明が行われた。
DEQXは、従来の手持ちのオーディオシステムに加えることによって、スピーカーシステムを中心としたオーディオコンポーネントと部屋の弱点を補正して、理想の特性と音質を実現させてくれる、いま話題の新しいオーディオ機器である。
最新のデジタル技術と音響工学の手法を駆使して、システムが持つ固有のクセや部屋の環境による欠点を取り去り、特性を整えることでその持てる実力を極限まで引き出し、プログラムソースの魅力をありのままに再現してくれる画期的な能力を持っている。往年のスピーカー銘機の音を蘇らせたり、どうしても音質に納得できなかった愛機から、望みの音質を手に入れたりと、従来は不可能だったことを実現させることができる。
また、3Wayマルチに対応する6ch分の高音質DACを搭載したチャンネルデバイダー機能によって、自在なパラメーター設定ができるため、従来の手法では複雑な調整と試行錯誤が必要だった、マルチアンプ方式やマルチウェイシステムへの移行もスムーズに実施できるなど、さまざまなメリットを発揮する可能性も秘めている。
調整作業に入ると、調整と測定及び詳細な設定操作のためのソフトを予め導入したパソコンを用意し、DEQX本体へと接続する。まず、使用するオーディオシステムの接続環境を設定する。次に、付属のソフトウェアプログラムにしたがって測定用マイクを設置して、スピーカーから再生されている音を測定する。
自動の測定が終了すると、パソコンの画面上で、測定された特性に基づいて理想の補正カーブを設定し、そのデータをDEQX本体へと送信する。その補正用データに基づいてオーディオを再生すればOKだ。なお、このカーブは複数の記憶が可能なので、リモコンでOFF、1、2、と選択して楽しめるのも便利だ。今回は、出水電器の島元氏がこの作業にトライしたが、測定から設定まで、1時間半ほどですべて完了させることができた。
DEQXの基本設定にはパソコンが必要だが、再生時には不要なので接続しておく必要はない。これもDEQXの大きなメリットの一つだろう。また、パソコンが苦手な方は出前セッティングも実施可能とのことだ。(DEQXについてのさらに詳細な情報は、下のリンクKurizz-Laboを参照)
そして18:00からは、新製品HDP-Express Processor(42万円、税込)のお披露目と試聴会が開始された。DEQXが、オーディオシステムと部屋の音響特性を補正して理想の音に改善する効果を、実際にその場で比較し確認することができた。
DEQXを入れると、声の出方や背景の細かな楽器など、いままで隠されていた演奏の微妙で細かなニュアンスがはっきりと聴こえるようになり、力感はストレートでスパッと切れ味が向上、低音の出方も締まって聴こえ、さらに音像定位もより一層明確に決まる。そして、耳に尖って聴こえていた部分は抑えられて深みが出る。
オーディオシステムの音の鮮度がガラリとかわるのを目の当たりにして、参加者はDEQXの効果にしきりに納得していた。一度使って気に入ってしまったら、これは二度と外せない、というほどの効果といえるだろう。来場者の持ち寄った愛聴盤を次々に再生していったが、どのソフトを再生しても、従来は気がつかなかった音がソフトに入っていることに気づいたりして、あらためてじっくりと聴いてみたい、という気にさせてくれた。
●「ALLION」ブランドについて
”マイ柱上トランス“など、こだわりのオーディオ用電源工事で知られる(有)出水電器が、そのノウハウとオーディオアンプ販売元としての長年の経験を生かし、パーツから電源部、さらに音質の練り上げまで、オーディオの理想を徹底的に追求して開発を行っているオリジナルアンプブランド。プリメインアンプ「Ultimate T-100」(346,000円/税込)「Ultimate T-125sv」(630,000円/税込)に続く、ステレオパワーアンプ「S-200」(693,000円/税込)は、「オーディオ銘機賞2010」を受賞している。
●DEQXの取り扱い
Kurizz-Labo(クリズラボ)
長野県北佐久郡軽井沢町追分1583-10
TEL&FAX/0267-45-6166
●ALLIONの取り扱い
(有)出水電器[東京・西蒲田事務所]
東京都大田区西蒲田2-1-6
TEL/03-3755-555
定例試聴会について
(ALLION定例試聴会)
●日時:10月30日(土) 17:00〜(いつもより1時間早くスタート)
●開催場所:(有)出水電器 西蒲田事務所 大田区西蒲田2-1-6
TEL/03-3755-5558
(タクシーの場合、「大城通りの池上温泉」にて)
●試聴会は無料:ただし、スペースの都合上、予め参加の連絡が必要
●試聴会後に懇親会を開催。こちらの参加は自由で、会費3,000円、お酒を飲まない人は2,000円
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