その美しさに癒される、芸術品のような照明スピーカー

ひとり家電メーカーacarine、照明とBluetoothスピーカーが一体になった「acarine001」を限定販売

公開日 2010/12/01 19:00 季刊analog編集部
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(株)アカリネは、ビクターのカムコーダーデザインやソニー“QUALIA”のクリエイティブディレクターを務めたデザイナー森宮祐次氏が、停滞する日本のものづくりに新たなチャレンジをする目的で立ち上げた新会社。同社はこのたびライティング&Bluetoothスピーカーシステム「acarine 001」を12月1日に発売した。


acarine001

acarineを立ち上げたデザイナー森宮祐次氏
同製品は照明とスピーカーが一体化した製品で、iPodなどからの音楽信号をBluetoothで受信し、再生するというシステム。

「モバイル機器のための周辺機器はせっかく手元で使える道具でありながら、ドックタイプの据え置き型が多いが、手元で操作し、メールを読んだりしながら音楽を聴ける方が、モバイル機器としてあるべき姿ではないか」という問題提起もあり、Bluetooth方式を採用したという。

8cmコーン型フルレンジスピーカーがひとつだけのモノラル再生機であり、デジタルD級アンプによる10Wのパワー出力、バスレフ方式を採用。DSPを使ってチューニングをしているため、サイズからは想像できないパワフルな再生音を聴かせてくれる。同機の音響設計およびセット全体の設計は(株)フェニックスエンジニアリング(埼玉県)が行っている。

照明をともしていない状態

スピーカー部、操作部

録音エンジニアのオノ セイゲン氏は「作為的な音の感じがなく、マスタリングエンジニアがこう再生してほしいという音のイメージに近い音を聴かせてくれる。名盤が安心して聴けるオーディオだ」とコメントを寄せている。

ランプシェード部は、京都の西陣織りの着物に使われている「銀糸」を用いて一本の糸から作られており、工芸品のような味わいが。木箱部は、ギターやピアノでよく用いられる「スプルース材」を使用、仙台のオルゴール工房である熊野洞(宮城県)にて製作されているという。

価格は16万8000円(税込)。81台の限定生産品となっている。

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