人気ショップの出展にも注目
<ハイエンドショウ>PSオーディオの新電源ジェネレーター/ヴィエナ新SP“SYMPHONY EDITION”初登場
本日13日より開催中のハイエンドショウトウキョウ スプリング2011。本項ではC Roomに出展している(株)逸品館、(有)敬光堂、(株)AlphaMega、完実電気(株)ブースの情報をお届けしよう。
■完実電気ブース
完実電気ブースには、同社が取り扱うPS Audioの新製品となるACジェネレーター「Perfect Wave Power Plant」が登場している。
これは「Power Plant Premier」の後継機。電源プラグの数違いによって「P10」と「P5」の2種類がラインナップされている。日本でも間もなくの発売が予定されており、価格はP10が525,000円(税込)、P5が367,500円(税込)。P10/P5は「Perfect Wave Power Plant」からトランスコンデンサーを一新。特にP10はディスプレイを備え波形モニタリングができたりと、機能や使い勝手も大きく向上しているという。デザインも、PerfectWaveシリーズと統一を図ったものに変更された。
そのほか、4月19日に発売した「PerfectWave DAC(PWD)」の機能を拡張する「PerfectWave Bridge」も登場。展示はもちろん、その音を聴くことも可能だ。
また同ブースでは、賛同各社の製品展示も行われている。
ミックスウェーブ(株)のブースで注目なのは、SONICWELDの人気USB-DAC「Diverter」の新モデルだ。192kHz/24bitに対応し、本体にLED表示部を設けたのが違い。そのほかの仕様はこれまでの製品と同等だ。6月頃の発売を予定しており、価格は未定。
また、CENTRANCE「DAC mini」に出力25W+25Wのパワーアンプを搭載した「DAC mini PX」も7月に発売となる。価格は未定だが「14〜15万円程度になるのではないか」とのことだ。「DAC mini PX」にマッチするコンパクトな同軸2ウェイスピーカーもお目見えしている。
(株)フックアップからは、英Antelope Audio社初のコンシューマー・オーディオ製品となるDAコンバーター内蔵ヘッドホンアンプ「ZODIAC GOLD」と専用の電源ユニット「VOLTIKUS」がお目見えした。5月中旬の発売を予定しており、価格は「ZODIAC GOLD」が399,000円(税込)、「VOLTIKUS」とのセットが472,500円(税込)。
「ZODIAC GOLD」は自社開発のUSBチップと、同社のクロックジェネレーター「TRINITY」と同等のクロックを搭載したUSB-DAC。ネイティブドライバーで最大384kHzのサンプルレートに対応していることに加え、384kHzまでのアップサンプリングも可能だ。
なおAntelope Audio社CEOのIgor Levin氏に、同社のあゆみや「ZODIAC GOLD」の魅力を訊いたインタビューはこちらからご覧いただける。
オーロラサウンドは、デジタル電源・アナログ電源・真空管電源という3種類の電源を搭載したDAC「CADA」を出展している。電源を分けることにより、デジタル電源特有のノイズを低減。また、突発的に大きな信号が入力された際も余裕を持って対応できるという。多彩な端子を用意し、PCからアナログまで様々なソースをつなげるのも特徴。シャーシには8mm厚のアルミを採用し、制振性を高めている。
そのほか、M2TECH社のhiFaceをアルミダイキャスト製の筐体に変更した「hiFace PRO」も展示。今年1月の発売以来好評を博しているという。既に通常のhiFaceをお持ちの方も、10,500円(税込)でhiFace PROにチューンナップ可能なので、興味をお持ちの方は是非トライしてみては?
■アルファメガ
アルファメガのブースには、5月23日に発売を控えたVienna Acousticsの新スピーカー。「CONCERT GRAND」シリーズの第3世代モデルとなる「MOZART GRAND SYMPHONY EDITION」と「HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION」だ。一般へのお披露目は今回のハイエンドショウが初となる。
いずれも、ウーファーは上位機種と同じくリブ付でコーンを強化したものを採用。内部の宣材やネットワークもブラッシュアップ。外観はこれまでのモデルと変化ないが、中身は大きく進化したスピーカーとなっている。
デザイン面では、両モデルとも仕上げに「ピアノホワイト」がレギュラーで追加された。
また、この4月よりヒノ・エンタープライズから引き継いだPADブランドのケーブルも展示されている。
今年で創立25周年を迎えるPAD社。年内に25周年記念モデルとなるアナログRCAケーブルとスピーカーケーブルが登場する予定だという。特にスピーカーケーブルは導体に銀単線を採用した、PAD社としても新しいチャレンジとなる製品だ。
なお25周年モデルの国内への導入は現在検討中とのことである。
■逸品館
逸品館のブースで注目なのは、AとBふたつのプログラムを用意したイベントだ。
プログラムAでは、主にアンプとスピーカーの組み合わせによる違いなどを楽しめる。TADのTSM-2201-LRと、AIRBOWのLittle Cosmos4(CDとアンプのセット)、サブウーファーAudiopro B2.27MK2を組み合わせるなど、数パターンの試聴システムが用意されている。
プログラムBでは、アクセサリーの効果を検証できる。スピーカーFocal 1028BEを使い、電源ケーブルやスピーカーケーブル、インシュレーター、波動トゥイーター、クロックジェネレーターなど様々なアクセサリーを入れ替えて音質を比較試聴することが可能だ。
逸品館のイベント時間はこちらのページをご確認いただきたい。
■敬光堂
静岡のオーディオショップ敬光堂はハイエンドショウ初出展。オリジナルブランド「INTER CEPT」の製品を使ったサラウンドシステム「Quadraphonic+」(仮称)を紹介している。
「Quadraphonic+」(仮称)は、AVアンプを使用せず、2chステレオシステムとリアスピーカー1組で作り上げるサラウンドシステム。1970年代に登場した「スピーカーマトリックス4ch」を基礎として発展させたものだという。
2chステレオアンプなど手持ちのオーディオシステムを活かしてサラウンドを楽しめるのが特徴とのこと。サブウーファーなどの拡張も可能だ。またリアスピーカー用アンプ「SA-01A」も組み合わせれば、マトリックス方式の良さはそのままに、リアスピーカーの音量バランスを調整することができるようになるという。
イベントでは、CDの試聴に加え、テレビの音なども「Quadraphonic+」を使って体験することができる。
■完実電気ブース
完実電気ブースには、同社が取り扱うPS Audioの新製品となるACジェネレーター「Perfect Wave Power Plant」が登場している。
これは「Power Plant Premier」の後継機。電源プラグの数違いによって「P10」と「P5」の2種類がラインナップされている。日本でも間もなくの発売が予定されており、価格はP10が525,000円(税込)、P5が367,500円(税込)。P10/P5は「Perfect Wave Power Plant」からトランスコンデンサーを一新。特にP10はディスプレイを備え波形モニタリングができたりと、機能や使い勝手も大きく向上しているという。デザインも、PerfectWaveシリーズと統一を図ったものに変更された。
そのほか、4月19日に発売した「PerfectWave DAC(PWD)」の機能を拡張する「PerfectWave Bridge」も登場。展示はもちろん、その音を聴くことも可能だ。
また同ブースでは、賛同各社の製品展示も行われている。
ミックスウェーブ(株)のブースで注目なのは、SONICWELDの人気USB-DAC「Diverter」の新モデルだ。192kHz/24bitに対応し、本体にLED表示部を設けたのが違い。そのほかの仕様はこれまでの製品と同等だ。6月頃の発売を予定しており、価格は未定。
また、CENTRANCE「DAC mini」に出力25W+25Wのパワーアンプを搭載した「DAC mini PX」も7月に発売となる。価格は未定だが「14〜15万円程度になるのではないか」とのことだ。「DAC mini PX」にマッチするコンパクトな同軸2ウェイスピーカーもお目見えしている。
(株)フックアップからは、英Antelope Audio社初のコンシューマー・オーディオ製品となるDAコンバーター内蔵ヘッドホンアンプ「ZODIAC GOLD」と専用の電源ユニット「VOLTIKUS」がお目見えした。5月中旬の発売を予定しており、価格は「ZODIAC GOLD」が399,000円(税込)、「VOLTIKUS」とのセットが472,500円(税込)。
「ZODIAC GOLD」は自社開発のUSBチップと、同社のクロックジェネレーター「TRINITY」と同等のクロックを搭載したUSB-DAC。ネイティブドライバーで最大384kHzのサンプルレートに対応していることに加え、384kHzまでのアップサンプリングも可能だ。
なおAntelope Audio社CEOのIgor Levin氏に、同社のあゆみや「ZODIAC GOLD」の魅力を訊いたインタビューはこちらからご覧いただける。
オーロラサウンドは、デジタル電源・アナログ電源・真空管電源という3種類の電源を搭載したDAC「CADA」を出展している。電源を分けることにより、デジタル電源特有のノイズを低減。また、突発的に大きな信号が入力された際も余裕を持って対応できるという。多彩な端子を用意し、PCからアナログまで様々なソースをつなげるのも特徴。シャーシには8mm厚のアルミを採用し、制振性を高めている。
そのほか、M2TECH社のhiFaceをアルミダイキャスト製の筐体に変更した「hiFace PRO」も展示。今年1月の発売以来好評を博しているという。既に通常のhiFaceをお持ちの方も、10,500円(税込)でhiFace PROにチューンナップ可能なので、興味をお持ちの方は是非トライしてみては?
■アルファメガ
アルファメガのブースには、5月23日に発売を控えたVienna Acousticsの新スピーカー。「CONCERT GRAND」シリーズの第3世代モデルとなる「MOZART GRAND SYMPHONY EDITION」と「HAYDN GRAND SYMPHONY EDITION」だ。一般へのお披露目は今回のハイエンドショウが初となる。
いずれも、ウーファーは上位機種と同じくリブ付でコーンを強化したものを採用。内部の宣材やネットワークもブラッシュアップ。外観はこれまでのモデルと変化ないが、中身は大きく進化したスピーカーとなっている。
デザイン面では、両モデルとも仕上げに「ピアノホワイト」がレギュラーで追加された。
また、この4月よりヒノ・エンタープライズから引き継いだPADブランドのケーブルも展示されている。
今年で創立25周年を迎えるPAD社。年内に25周年記念モデルとなるアナログRCAケーブルとスピーカーケーブルが登場する予定だという。特にスピーカーケーブルは導体に銀単線を採用した、PAD社としても新しいチャレンジとなる製品だ。
なお25周年モデルの国内への導入は現在検討中とのことである。
■逸品館
逸品館のブースで注目なのは、AとBふたつのプログラムを用意したイベントだ。
プログラムAでは、主にアンプとスピーカーの組み合わせによる違いなどを楽しめる。TADのTSM-2201-LRと、AIRBOWのLittle Cosmos4(CDとアンプのセット)、サブウーファーAudiopro B2.27MK2を組み合わせるなど、数パターンの試聴システムが用意されている。
プログラムBでは、アクセサリーの効果を検証できる。スピーカーFocal 1028BEを使い、電源ケーブルやスピーカーケーブル、インシュレーター、波動トゥイーター、クロックジェネレーターなど様々なアクセサリーを入れ替えて音質を比較試聴することが可能だ。
逸品館のイベント時間はこちらのページをご確認いただきたい。
■敬光堂
静岡のオーディオショップ敬光堂はハイエンドショウ初出展。オリジナルブランド「INTER CEPT」の製品を使ったサラウンドシステム「Quadraphonic+」(仮称)を紹介している。
「Quadraphonic+」(仮称)は、AVアンプを使用せず、2chステレオシステムとリアスピーカー1組で作り上げるサラウンドシステム。1970年代に登場した「スピーカーマトリックス4ch」を基礎として発展させたものだという。
2chステレオアンプなど手持ちのオーディオシステムを活かしてサラウンドを楽しめるのが特徴とのこと。サブウーファーなどの拡張も可能だ。またリアスピーカー用アンプ「SA-01A」も組み合わせれば、マトリックス方式の良さはそのままに、リアスピーカーの音量バランスを調整することができるようになるという。
イベントでは、CDの試聴に加え、テレビの音なども「Quadraphonic+」を使って体験することができる。