制振ボードやチューニングベルトなど

<ハイエンドショウ>炭山アキラ氏が音も良くする地震対策アクセサリーを多数紹介

公開日 2011/05/14 13:14 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ハイエンドショウトウキョウ スプリング2011 2日目となる5月14日の11時からは、炭山アキラ氏による「音質重視の地震対策グッズ」紹介が行われた。

ティグロンのチューニングベルトを紹介する炭山氏

3月11日の東日本大震災では、炭山氏の自宅でも試聴室の機器が転落しそうになるなどの影響があったという。「地震対策は大事。音も良くするアクセサリーで地震対策をおこないましょう」と呼びかけた。

イベントでは、揺れ対策として機器をラックやスタンドなどに固定するアクセサリーを紹介し、詳しい使い方や、音質の変化などを解説。なかでも今回はarteの免震オーディオボード「SEISIS」を強力プッシュ。こちらはトップボードとベースボードの間にボールベアリングを設けて制振をおこなう製品。ある程度以上の揺れが起こるとストッパーが解除され、振動を逃がすしくみだ。「いろいろなお店さんに話を聞いたところ、制振ボードに乗せていたスピーカーは倒れなかった、という例を多数うかがうことができた」(炭山氏)とのこと。制振ボードは音質面・地震対策面でもとても有効な手段と言えそうだ。

機能音工房のトッププレート・スタビライザー「TPS-1」でラックと機器をしっかりと固定する

arteの免震オーディオボード「SEISIS」をスピーカースタンドの下に設置

また、「省エネ」グッズとして、真空管アンプが紹介された。炭山氏は「実は真空管アンプは熱を入れても動作点がそんなに変わらないので、1分くらいのウォームアップで十分鳴る。ソリッドステートのアンプより省エネと言えるかも知れない」と語っていた。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE