山水電気、民事再生法の適用を申請
山水電気(株)は本日、民事再生手続き開始の申し立てを東京地方裁判所に行い、受理されたと発表した。負債総額は約2億4,765万円。現在東証1部に上場しているが、今後情報廃止となる見込み。
山水電気は1947年に設立。「SANSUI」ブランドのオーディオ機器製造メーカーとして多くのユーザーに愛されたが、次第に経営が悪化。近年は香港のザ・グランデ・ホールディングズ・リミテッドのもと、経営構造改革に取り組んできた。だが昨年5月、香港高等裁判所によりグランデの暫定清算人が任命される事態が生じ、同社からの資金調達の継続が困難であることが判明。新しい資金調達ルートを確保する必要に迫られた。
山水は営業損失を継続して計上し、債務超過の状態も継続。このため運転資金をまかなえず、金融機関などからの資金調達も困難なため、資金状況は危機的な状況となった。今年2月末時点で、従業員給与を含め、約2,200万円の支払い遅延を起こしていたという。このような経緯から、今年の3月7日付けで、東証の管理銘柄に指定されていた。
管理銘柄の会時以降も資金調達の可能性を継続して行ったが、3月23日自伝で資金調達の目途は立たず、平成23年12月期の有価証券報告書を、本日の提出期限までに提出できないことが判明。これにより、民事再生法の適用申請を行った。
同社は本件について「現時点においても資金調達の目処が立たず、当社の上場を維持しつつ、事業の継続を行っていくことが不可能と判断するに至りました」とし、「誠に苦渋の決断ではありますが、上場の維持を断念し、新たなスポンサーの支援のもと、民事再生手続開始の申立てをすることといたしました」としている。
山水電気は1947年に設立。「SANSUI」ブランドのオーディオ機器製造メーカーとして多くのユーザーに愛されたが、次第に経営が悪化。近年は香港のザ・グランデ・ホールディングズ・リミテッドのもと、経営構造改革に取り組んできた。だが昨年5月、香港高等裁判所によりグランデの暫定清算人が任命される事態が生じ、同社からの資金調達の継続が困難であることが判明。新しい資金調達ルートを確保する必要に迫られた。
山水は営業損失を継続して計上し、債務超過の状態も継続。このため運転資金をまかなえず、金融機関などからの資金調達も困難なため、資金状況は危機的な状況となった。今年2月末時点で、従業員給与を含め、約2,200万円の支払い遅延を起こしていたという。このような経緯から、今年の3月7日付けで、東証の管理銘柄に指定されていた。
管理銘柄の会時以降も資金調達の可能性を継続して行ったが、3月23日自伝で資金調達の目途は立たず、平成23年12月期の有価証券報告書を、本日の提出期限までに提出できないことが判明。これにより、民事再生法の適用申請を行った。
同社は本件について「現時点においても資金調達の目処が立たず、当社の上場を維持しつつ、事業の継続を行っていくことが不可能と判断するに至りました」とし、「誠に苦渋の決断ではありますが、上場の維持を断念し、新たなスポンサーの支援のもと、民事再生手続開始の申立てをすることといたしました」としている。
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