アッカ、リンデマンの“デュアル・モノラル”構造を採用したパワーアンプ「858」
アッカはLINDEMANN(リンデマン)から、電源部を含めた2台のアンプを1つのシャーシに納めた“デュアル・モノラル”構造を採用するパワーアンプ「858」を5月に発売した。価格は税込で168万円。
定格出力は240W/ch(8Ω時)、450W/ch(4Ω時)。周波数特性は1Hz〜200Hz、SN比は120dB以上、ゲインは26dB、入力インピーダンスは1200Ω、入力感度は1.87V(4Ω時)、出力インピーダンスは<20mΩ(@100Hz)。
2つのアンプはACパワーソケットのみを共有する構造としており、各アンプには800Wのパワー・トランスが採用されている。本構成により、優れたチャンネルセパレーションがもたらされるとともに、壮大なサウンドステージを再現できるという。
両チャンネルのアンプはフルバランス設計を採用。カレントフィードバックを搭載した、シンメティカル回路デザインにより音質向上を図った。クローズ・トラレンス薄膜フィルムレジスター、低ロス・フィルムキャパシターの採用も高音質再生に寄与している。
トランジスタには「Thermal Trak」バイポーラ・トランジスタを用いた。内部にダイオードを搭載し、瞬時に温度を感知してバイアスレベルを適正値に自己調整する。これにより、高い安定性と高出力の両立を実現した。本機ではこのトランジスタをチャンネルあたり16個使用して高出力を得ている。
またトランジスタの接続パターンは、16個のパーツを単純に並列接続するのではなく、4組のブリッジブロックにアレンジして「H-bridge」と呼ばれる独自の伝送パターン回路設計により、高周波数帯域において過電流による悪影響を遮断する構造とした。これにより、低音量再生時にも高解像度を実現したという。
本機の全ての動作はマイクロ・プロセッサーを用いたインテリジェント保護回路によりモニターされている。万一、DC成分を感知したり、ショートもしくはオーバーヒート等の症状を感知した際には、エレクトロニクスへの電源供給を瞬時に遮断し、増幅回路やスピーカーの損傷を防ぐ構造とした。保護回路と制御用マイクロプロセッサーは、オーディオ回路とはオプティカル接続され、完全に分離することで安全性を高めている。
【問い合わせ先】
アッカ
TEL/03-5785-0661
定格出力は240W/ch(8Ω時)、450W/ch(4Ω時)。周波数特性は1Hz〜200Hz、SN比は120dB以上、ゲインは26dB、入力インピーダンスは1200Ω、入力感度は1.87V(4Ω時)、出力インピーダンスは<20mΩ(@100Hz)。
2つのアンプはACパワーソケットのみを共有する構造としており、各アンプには800Wのパワー・トランスが採用されている。本構成により、優れたチャンネルセパレーションがもたらされるとともに、壮大なサウンドステージを再現できるという。
両チャンネルのアンプはフルバランス設計を採用。カレントフィードバックを搭載した、シンメティカル回路デザインにより音質向上を図った。クローズ・トラレンス薄膜フィルムレジスター、低ロス・フィルムキャパシターの採用も高音質再生に寄与している。
トランジスタには「Thermal Trak」バイポーラ・トランジスタを用いた。内部にダイオードを搭載し、瞬時に温度を感知してバイアスレベルを適正値に自己調整する。これにより、高い安定性と高出力の両立を実現した。本機ではこのトランジスタをチャンネルあたり16個使用して高出力を得ている。
またトランジスタの接続パターンは、16個のパーツを単純に並列接続するのではなく、4組のブリッジブロックにアレンジして「H-bridge」と呼ばれる独自の伝送パターン回路設計により、高周波数帯域において過電流による悪影響を遮断する構造とした。これにより、低音量再生時にも高解像度を実現したという。
本機の全ての動作はマイクロ・プロセッサーを用いたインテリジェント保護回路によりモニターされている。万一、DC成分を感知したり、ショートもしくはオーバーヒート等の症状を感知した際には、エレクトロニクスへの電源供給を瞬時に遮断し、増幅回路やスピーカーの損傷を防ぐ構造とした。保護回路と制御用マイクロプロセッサーは、オーディオ回路とはオプティカル接続され、完全に分離することで安全性を高めている。
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