e-onkyo music「N響アーカイブシリーズ」に新譜7タイトル登場 − 武満徹の肉声解説付音源など
日本を代表するオーケストラ・NHK交響楽団の貴重な過去録音を、“配信”というかたちで提供する「N響アーカイブシリーズ」に、新譜7タイトルが登場した。日本の初期クラシック史に燦然と名を残す名ピアニスト・田中希代子の演奏や、武満徹の肉声解説付き「弦楽のためのレクイエム」、レア音源の三善晃「交響的変容」など、今回も貴重な録音が目白押しとなっている。
★特別インタビュー:「N響アーカイブシリーズ」 誕生の舞台裏に迫る!
■ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
レスピーギ: 交響詩「ローマの噴水」
(田中希代子/NHK交響楽団/岩城宏之) (1966)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00123/
日本のクラシックの歴史がまだ浅い1950年代当時、ヨーロッパのメジャーな国際コンクールで上位に入賞、「東洋の奇跡」と讃えられ、高い国際的評価を獲得していたピアニスト・田中希代子(1932〜1996)のアルバム。彼女は難病の膠原病によって全盛期での引退を余儀なくされたが、発病の前年、日本に一時帰国した際の演奏会のライブ録音となる。
■チャイコフスキー:交響曲第4番
(NHK交響楽団/尾高忠明) (1971)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00113/
日本を代表する世界的指揮者、尾高忠明(1947〜)が1971年にN響デビューを飾った際のチャイコフスキーの演奏。なんと当時23歳。若き日のマエストロの姿を堪能できる、まさに歴史的、記念碑的な演奏と言える。
■入野義朗:シンフォニエッタ/武満徹: 弦楽のためのレクイエム
(NHK交響楽団/森正) (1953)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00153/
武満徹の名声は、ストラヴィンスキーが彼の「弦楽のためのレクイエム」を激賞したことがきっかけで高まったと伝えられているが、こちらの演奏は、そのストラヴィンスキーが実際に耳にした録音である可能性が高いと言われているもの。さらに、当時20代の武満が自作を解説する肉声が収録されているという非常に貴重な音源だ。
入野義朗の「シンフォニエッタ」は、日本人が最初に作曲した十二音技法によるオーケストラ曲という記念碑的作品。こちらも作曲者の肉声による解説付きとなっている。
■三善晃:交響的変容/芥川也寸志: エローラ交響曲
(NHK交響楽団/岩城宏之) (1958)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00143/
三善晃の「交響的変容」は、公式リリースは今回初。彼の後の作品に出現する様々な音楽要素の萌芽を聴き取ることができる、ファン垂涎の録音。芥川也寸志の「エローラ交響曲」は、インドの石窟寺院に触発されて書かれた作曲者の代表作で、ストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせる荒々しい作風が特徴。
■ベルク:室内協奏曲
(海野義雄/本荘玲子/NHK交響楽団/シュヒター) (1960)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00133/
「新ウィーン楽派」の一人、アルバン・ベルクの代表作を1960年当時のN響メンバーが演奏した録音。指揮は当時のN響常任指揮者・ヴィルヘルム・シュヒター。
■黛敏郎:トーンプレロマス55/音楽の誕生/舞楽
(NHK交響楽団/ロイブナー/岩城宏之) (1957, 1964, 1989)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00163/
黛敏郎の初期代表作「トーンプレロマス'55」は、当時N響常任指揮者を務めていたオーストリアの巨匠・ヴィルヘルム・ロイブナー。「音楽の誕生」は岩城宏之指揮の1964年の作品。「BUGAKU」は1989年、東京・渋谷のBUNKAMURA オーチャードホールのオープニング記念演奏会のライブ。
■矢代秋雄:交響曲/別宮貞雄: 2つの祈り
(NHK交響楽団/岩城宏之) (1958)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00173/
矢代秋雄、別宮貞雄の初期代表作で、日本の代表的なオーケストラ作品。録音は多数発表されているが、今回リリースされたのは、作曲直後にスタジオ収録された、当時の空気感を伝える貴重な録音。
★特別インタビュー:「N響アーカイブシリーズ」 誕生の舞台裏に迫る!
■ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
レスピーギ: 交響詩「ローマの噴水」
(田中希代子/NHK交響楽団/岩城宏之) (1966)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00123/
日本のクラシックの歴史がまだ浅い1950年代当時、ヨーロッパのメジャーな国際コンクールで上位に入賞、「東洋の奇跡」と讃えられ、高い国際的評価を獲得していたピアニスト・田中希代子(1932〜1996)のアルバム。彼女は難病の膠原病によって全盛期での引退を余儀なくされたが、発病の前年、日本に一時帰国した際の演奏会のライブ録音となる。
■チャイコフスキー:交響曲第4番
(NHK交響楽団/尾高忠明) (1971)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00113/
日本を代表する世界的指揮者、尾高忠明(1947〜)が1971年にN響デビューを飾った際のチャイコフスキーの演奏。なんと当時23歳。若き日のマエストロの姿を堪能できる、まさに歴史的、記念碑的な演奏と言える。
■入野義朗:シンフォニエッタ/武満徹: 弦楽のためのレクイエム
(NHK交響楽団/森正) (1953)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00153/
武満徹の名声は、ストラヴィンスキーが彼の「弦楽のためのレクイエム」を激賞したことがきっかけで高まったと伝えられているが、こちらの演奏は、そのストラヴィンスキーが実際に耳にした録音である可能性が高いと言われているもの。さらに、当時20代の武満が自作を解説する肉声が収録されているという非常に貴重な音源だ。
入野義朗の「シンフォニエッタ」は、日本人が最初に作曲した十二音技法によるオーケストラ曲という記念碑的作品。こちらも作曲者の肉声による解説付きとなっている。
■三善晃:交響的変容/芥川也寸志: エローラ交響曲
(NHK交響楽団/岩城宏之) (1958)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00143/
三善晃の「交響的変容」は、公式リリースは今回初。彼の後の作品に出現する様々な音楽要素の萌芽を聴き取ることができる、ファン垂涎の録音。芥川也寸志の「エローラ交響曲」は、インドの石窟寺院に触発されて書かれた作曲者の代表作で、ストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせる荒々しい作風が特徴。
■ベルク:室内協奏曲
(海野義雄/本荘玲子/NHK交響楽団/シュヒター) (1960)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00133/
「新ウィーン楽派」の一人、アルバン・ベルクの代表作を1960年当時のN響メンバーが演奏した録音。指揮は当時のN響常任指揮者・ヴィルヘルム・シュヒター。
■黛敏郎:トーンプレロマス55/音楽の誕生/舞楽
(NHK交響楽団/ロイブナー/岩城宏之) (1957, 1964, 1989)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00163/
黛敏郎の初期代表作「トーンプレロマス'55」は、当時N響常任指揮者を務めていたオーストリアの巨匠・ヴィルヘルム・ロイブナー。「音楽の誕生」は岩城宏之指揮の1964年の作品。「BUGAKU」は1989年、東京・渋谷のBUNKAMURA オーチャードホールのオープニング記念演奏会のライブ。
■矢代秋雄:交響曲/別宮貞雄: 2つの祈り
(NHK交響楽団/岩城宏之) (1958)
<192kHz/24bit、96kHz/24bit>
http://www.e-onkyo.com/music/album/nynn00173/
矢代秋雄、別宮貞雄の初期代表作で、日本の代表的なオーケストラ作品。録音は多数発表されているが、今回リリースされたのは、作曲直後にスタジオ収録された、当時の空気感を伝える貴重な録音。