iPod/iPhoneデジタル接続にも対応
ケンウッド、Bluetooth再生音質を高めたミニコンポ“K-Series”「K-531」【更新】
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのコンパクトなオーディオシステム“K-Series”に、Bluetoothによるワイヤレス音楽再生機能を搭載したセパレートコンポ「K-531」を9月上旬に発売する。価格はオープンだが、45,000円前後での販売が予想される。
本機は2009年11月に発売された「K-521」をベースに、Bluetoothレシーバーの搭載と高音質再生技術を追加した後継モデル。スマートフォンユーザーを意識し、Bluetooth機能を搭載することで、ワイヤレスによる簡便な音楽再生を可能にした。
システムはBluetooth機能やデジタル接続対応のiPod/iPhoneドック、FM/AMチューナー、CDプレーヤー、USB再生機能を搭載するセンターユニットと、2ウェイ・バスレフタイプのブックシェルフスピーカーで構成される。センターユニットのカラーバリエーションはシルバーとブラックの2色を用意している。
本体搭載のBluetooth機能は標準規格Ver.2.1+EDRに準拠。A2DP/AVRCPプロファイルもサポートする。コーデックはSBCに対応し、apt-XやAACには対応しない。
Bluetooth再生時の音質を高めたことが本機の大きな特徴。同社では「一般的にBluetoothは音がそれほど良くないと言われているが、それを払拭するため、様々な工夫を凝らした」(同社)という。
まずは、Bluetooth信号処理やUSBデコーダーを含むデジタル信号処理部を新たに設計。さらに回路上でもBluetooth/USB基板は、アンプ基板とは分離し、相互の干渉を抑制することで、音質に配慮した設計としている。
さらにBluetooth/USB信号処理に専用DSPを採用。これにより細かな設定が可能となり、これもBluetooth接続時の音質向上に寄与したという。たとえばBluetoothのビットレートは、接続するセットやデバイスに応じて適宜切り替えることで、なるべく高ビットレートで伝送するよう工夫した。「他メーカーではビットレートを固定する手法もあり、安定した通信を行う方法もあるが、これでは情報量が減ってしまう。Bluetoothの実力を最大限発揮できるように注力した」(同社)。
Bluetooth音質向上のための音声処理技術「Bluetooth Sound Enhancer」も新開発し、搭載した。Bluetoothで音痩せしがちな低音域と、情報量が不足気味の中高域の情報をアンプ回路内のDSPによって補正する。
iPod/iPhoneのドックコネクターはセンターユニットの天面に配置。デジタル接続対応により高品位な音楽再生が楽しめる。
またUSB端子も、本体上部のドック端子部横に装備。USBメモリーに保存したWAV(DRM非対応)/WAV/MP3形式のファイルが再生できる。WAVは96kHz/24ビットのハイレゾ音源の再生も可能だ。
CDやデジタル入力音源の再生時には独自の補間技術「Supreme EX」により、さらに高品位な再生を可能にした。「音楽CDモード」と「音楽ファイルモード」の、それぞれリスニングする音源の特性に合わせた2つのモードを備えている。
ベースとなる基本音質もブラッシュアップ。アンプ部はL/R各チャンネルごとに独立して配置。実用最大出力は40W×2。CDやiPod/iPhone、USBなどデジタル入力に加え、Bluetoothの音楽信号も、新開発のフルデジタルプロセッシング回路で処理。これにより鮮度の高いサウンドを実現したという。
スピーカーは15mm厚のMDFを全周に採用した四方留め構造。ソフトドーム型トゥイーターとピュアホワイトコーンウーファーとの組み合わせで、安定した音楽再生を可能にしている。
さらに、音響パワー補正技術「CONEQ」の採用により、タイムアラインメントを補正し、音の偏りやリスニングポイントによる音の印象の違いを低減。再現性に優れたリスニング環境を提供する。
そのほか機能面では、CDやチューナー、外部入力から、USBメモリーなどUSBデバイスへの録音が行える。CDからの録音はCDの全曲録音と一曲録音の両方に対応している。またチューナータイマー録音機能も装備し、録音時には30分ごとの自動分割やマニュアル分割が可能だ。
【問い合わせ先】
JVCケンウッド カスタマーサポートセンター
TEL/0120-2727-87
本機は2009年11月に発売された「K-521」をベースに、Bluetoothレシーバーの搭載と高音質再生技術を追加した後継モデル。スマートフォンユーザーを意識し、Bluetooth機能を搭載することで、ワイヤレスによる簡便な音楽再生を可能にした。
システムはBluetooth機能やデジタル接続対応のiPod/iPhoneドック、FM/AMチューナー、CDプレーヤー、USB再生機能を搭載するセンターユニットと、2ウェイ・バスレフタイプのブックシェルフスピーカーで構成される。センターユニットのカラーバリエーションはシルバーとブラックの2色を用意している。
本体搭載のBluetooth機能は標準規格Ver.2.1+EDRに準拠。A2DP/AVRCPプロファイルもサポートする。コーデックはSBCに対応し、apt-XやAACには対応しない。
Bluetooth再生時の音質を高めたことが本機の大きな特徴。同社では「一般的にBluetoothは音がそれほど良くないと言われているが、それを払拭するため、様々な工夫を凝らした」(同社)という。
まずは、Bluetooth信号処理やUSBデコーダーを含むデジタル信号処理部を新たに設計。さらに回路上でもBluetooth/USB基板は、アンプ基板とは分離し、相互の干渉を抑制することで、音質に配慮した設計としている。
さらにBluetooth/USB信号処理に専用DSPを採用。これにより細かな設定が可能となり、これもBluetooth接続時の音質向上に寄与したという。たとえばBluetoothのビットレートは、接続するセットやデバイスに応じて適宜切り替えることで、なるべく高ビットレートで伝送するよう工夫した。「他メーカーではビットレートを固定する手法もあり、安定した通信を行う方法もあるが、これでは情報量が減ってしまう。Bluetoothの実力を最大限発揮できるように注力した」(同社)。
Bluetooth音質向上のための音声処理技術「Bluetooth Sound Enhancer」も新開発し、搭載した。Bluetoothで音痩せしがちな低音域と、情報量が不足気味の中高域の情報をアンプ回路内のDSPによって補正する。
iPod/iPhoneのドックコネクターはセンターユニットの天面に配置。デジタル接続対応により高品位な音楽再生が楽しめる。
またUSB端子も、本体上部のドック端子部横に装備。USBメモリーに保存したWAV(DRM非対応)/WAV/MP3形式のファイルが再生できる。WAVは96kHz/24ビットのハイレゾ音源の再生も可能だ。
CDやデジタル入力音源の再生時には独自の補間技術「Supreme EX」により、さらに高品位な再生を可能にした。「音楽CDモード」と「音楽ファイルモード」の、それぞれリスニングする音源の特性に合わせた2つのモードを備えている。
ベースとなる基本音質もブラッシュアップ。アンプ部はL/R各チャンネルごとに独立して配置。実用最大出力は40W×2。CDやiPod/iPhone、USBなどデジタル入力に加え、Bluetoothの音楽信号も、新開発のフルデジタルプロセッシング回路で処理。これにより鮮度の高いサウンドを実現したという。
スピーカーは15mm厚のMDFを全周に採用した四方留め構造。ソフトドーム型トゥイーターとピュアホワイトコーンウーファーとの組み合わせで、安定した音楽再生を可能にしている。
さらに、音響パワー補正技術「CONEQ」の採用により、タイムアラインメントを補正し、音の偏りやリスニングポイントによる音の印象の違いを低減。再現性に優れたリスニング環境を提供する。
そのほか機能面では、CDやチューナー、外部入力から、USBメモリーなどUSBデバイスへの録音が行える。CDからの録音はCDの全曲録音と一曲録音の両方に対応している。またチューナータイマー録音機能も装備し、録音時には30分ごとの自動分割やマニュアル分割が可能だ。
【問い合わせ先】
JVCケンウッド カスタマーサポートセンター
TEL/0120-2727-87
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