「S3900」も積極アピール

<TIAS>ハーマン、JBL「DD67000」「DD65000」デモに注力

公開日 2012/11/02 13:45 ファイル・ウェブ編集部
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ハーマンインターナショナルは、例年通り2部屋を使って、それぞれ趣向の異なる展示やデモを行っている。

AKGやharman/kardonのヘッドホンも展示している

一つめの部屋では、この秋に発売されたばかりのJBLフラグシップシリーズ“Project EVEREST”の新モデル「DD67000」「DD65000」2機種をメインで展開している。

取材時には「DD65000」を鳴らしていた

パワーアンプにはマーク・レヴィンソンの「No 532」が用いられていた

両機は2006年に発売された「DD66000」をベースにしたスピーカーシステム。DD67000はDD66000のアップグレードモデル、DD65000は新ユニットを搭載したバリエーションモデルという位置づけだ。特にDD67000はウーファーユニットに新開発の380mm径ウーファー「1501AL-2」を2基搭載するなど、最新技術や素材がふんだんに投入されている。

価格はDD67000が315万円、DD65000が252万円(ともに1本)と、まさに超弩級。取材時にはDD65000を鳴らしていたが、時間帯によってシステムが変更され、もちろんDD67000の音も確かめることができるはずだ。なお、パワーアンプにはマーク・レヴィンソンの「No 532」が用いられていた。

ブース内には、DD67000とDD65000に搭載されているユニットを見るこことができる、エレクターを使ったおなじみのスケルトンモデルも展示。それぞれの違いを目で確かめることが可能だ。

「DD67000」「DD65000」を展示

「DD67000」「DD65000」の各部の違いを確かめられる

さらに同じ部屋には、SMEのターンテーブル「MODEL 20 MK III」やトーンアーム「M2-12R」も展示されている。

SMEのターンテーブル「MODEL 20 MK III」やトーンアーム「M2-12R」も展示

またケーブル類では、Crystal CableやSILTECHの高級ケーブルを出展。どちらもUSBケーブルを展示していたのが印象的で、Crystal Cableは「Crystal USB Diamond」(124,000円)、SILTECHは「Classic Anniversary USB」(228,000円)を出展していた。

Crystal CableやSILTECHの高級ケーブル群も出展

SILTECH「Classic Anniversary USB」

もう一つの部屋では、よりライトな層に訴える、比較的低価格な製品群を展示している。

メインで鳴らしているのはJBL「S3900」。JBL伝統のホーン&コンプレッション・ドライバーを搭載しながら、10インチ(25cm)径のウーファーをダブルで搭載。十分な低域エネルギーを確保しながら、スリムなトールボーイスタイルを実現し、設置性にも優れている点も特徴の製品だ。

JBL「S3900」の試聴デモを展開

また、JBLブランドのコンパクトオーディオ機器も展示。コンポ「SA101」は、Bluetoothアダプター「BTA-10」との組み合わせを提案。またBluetooth対応の打楽器型スピーカー“JEMBE”など、ユニークな製品群を出展している。

JBLの打楽器型スピーカー“JEMBE”

さらにハーマンインターナショナルが扱うヘッドホンも展示。触ったり音を聴くことはできないが、AKG「Q701」「K550」、harman/kardonブランドのヘッドホンが置かれている。

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