USB入力は192kHz/24bitに対応

オラソニック、“NANOCOMPO"シリーズのヘッドホンアンプ内蔵DAC「NANO-D1」

公開日 2013/06/27 12:00 ファイル・ウェブ編集部
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(株)東和電子は、OLASONICブランド“NANOCOMPO”シリーズのヘッドホンアンプ内蔵D/Aコンバーター「NANO-D1」を7月下旬より発売する。価格は73,500円(税込)。

OLASONIC「NANO-D1」

NANO-D1はUSB入力、同軸デジタル入力、光デジタル入力を各1系統搭載する。USB入力は専用ドライバーを使うことで192kHz/24bitに対応するが、専用ドライバー不要の96kHz/24bit対応モードを選択することも可能だ。なお、USB入力の対応OSはMac OS X10.6.4 以降、Windows XP/VISTA/7/8。

同軸デジタル、光デジタルについても192kHz/24bitまでの入力に対応する。DACチップには、バー・ブラウン製「PCM1792」、オペアンプには「OPA2132」を採用している。

CDトランスポート「NANO-CD1」と組み合わせたところ

各デジタル入力に対し“ジッターフリー”を実現したとのことで、全てのデジタル入力は192kHz/24bitにアップサンプリングして信号処理を行っている。アップサンプリングにはバー・ブラウン製のAsynchronous Rate Converter SRC-4392を使用している。また、クロックには温度補償水晶発振器(TCXO)を採用する。

ヘッドホンアンプは、オペアンプに「OPA2132」を採用。また、出力段をダイレクト出力(OCL)とすることで低域を充実させた。さらに、ヘッドホンのインピーダンス選択スイッチを背面に搭載し、「LOW」(100Ω)以下と「HIGH」(100Ω以上)を選べる。ヘッドホン出力は140mW+140mW(300mW)で、ステレオ標準端子を搭載する。

NANO-D1の背面端子部。インピーダンス切り替えスイッチも背面に搭載する

筐体は、先行して発売されたDAC内蔵プリメインアンプ「NANO-UA1」(関連ニュース)およびCDプレーヤー「NANO-CD1」(関連ニュース)と共通サイズの高剛性シャーシを採用。本機も縦置き、横置き両方が可能だ。電源回路にも注力しており、大容量電解コンデンサーを採用。また、アナログ回路にはプラス・マイナス2電源方式を採用している。

NANOCOMPOシリーズの3モデル

周波数特性は5Hz~80kHz、消費電力は約4.5W(無音時)。外形寸法は149W×33H×149Dmm、質量は890g。

【問い合わせ先】
Olasonicサポートセンター 
TEL/03-6303-9814

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