ヘッドホンアンプも搭載
ソニー、A級/AB級動作を両立させるプリメイン「TA-A1ES」
ソニーは、ヘッドホンアンプも搭載したプリメインアンプ「TA-A1ES」を10月26日より発売する。価格は220,500円(税込)。
定格出力80W×2のプリメインアンプ。IFAで発表されたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が明らかになった格好だ。プリ部にはFET入力ディスクリートバッファ回路を搭載し、これによってボリューム位置による音質の変化が少ない高品位な信号処理が行えるようになったとしている。
ボリュームには、振動などの影響による変調を最小限に抑えるという高品位な電子ボリュームICを採用。回路面積を最小限にすることで基板が振動したときの変調の影響を抑え、セット内レイアウト最短にすることでノイズのないボリュームを実現しているという。
さらに「オプティマム・ゲイン・コントロール Ver2」も搭載し、これによってバッファアンプのゲインが1倍と実用領域での高いS/Nを実現させている。
さらに、「スマートコントロールバイアス」を新開発。ボリュームの位置によってバイアスの量をコントロールし、 A級動作による高音質と、大音量時に対応するAB級動作を両立させる。可変量としては1Wから10WまでがA級領域となる。
クロスオーバー歪自体を発生させない純A級方式はAB級とを比較し発熱が多く、消費電力も高いが、非効率的な純A級の音質は空間表現力・スケール感・解像度などの魅力を持っている。通常の音楽再生では50〜70%の時間は大音量ではないため、スマートバイアスコントロール技術を用いて、その音量域はA級動作内に収め、大音量の時だけA級領域を外れAB級領域とすることで、むやみに発熱せず、しかも、音楽再生のほとんどの時間をA級動作領域で聴く事ができるようにした。
また、トランジスタの発熱はほぼ一定となり、半導体チップレベルでの急激な温度変化がなく超高域での位相回転も抑えられる。これによりフォーカスの良い音が楽しめるとしている。
新開発のSHC AMP (SPP & HI CURRENT AMP)を搭載。これによってシングルプッシュプル方式でありながら、80W+80W(8Ω) の出力を実現した。また、これによりトランジスタの熱暴走を防ぐためのエミッタ抵抗を削除することにも成功している。
アンプの電源には大容量(300VA)のトロイダルトランスを搭載。巻き線にOFCを採用しており、通常の銅線と比較して中高域のクリアネスを改善したという。
また、ワニスづけに真空含浸を行うことにより、トランス内部までワニスが含浸しトランスのうなりを軽減。音質的に考慮した巻き線の引き出し方を採用することでも高音質化を図っている。
さらに電源のコンデンサーにはソニーカスタム品を採用。音質的な配慮はもちろん、充分な容量を用意し急激な音楽信号の変化にも対応できるようエネルギーを蓄積するとしている。
専用ヘッドホンアンプも新開発してディスクリートで搭載。インピーダンスを「LOW(8Ω)500mW+500mW」「MID(150Ω500mW+500mW」「HI(300Ω)250mW+250mW」の3段階で切り替えられる。また、インピーダンス適合範囲の負荷ではアンプは純A級動作を行う。
そのほか、端末処理を行ったYラグ端子、バナナ端子をしっかりと固定することを目的とした専用のSP端子を新規に開発。また、モールドの部分にはバックパネルに取り付け時の剛性を上げるためにリブを設け、モールドの鳴き止めを行う形状にしている。さらに削り出しピンジャックも使用。ピッチは18mmあるため、コレクトチャック式のピンケーブルでも充分に指が入るスペースを確保している。
また、従来のフレームビームシャーシを、ステレオアンプ用として新規に改善。精度が高く剛性の高いベースを組み合わせた「フレームビームベースシャーシ」とすることで、全体の歪みが少なく響きのよいシャーシ構成としたという。
外形寸法は430W×115H×420Dmm、質量が20kg。
定格出力80W×2のプリメインアンプ。IFAで発表されたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が明らかになった格好だ。プリ部にはFET入力ディスクリートバッファ回路を搭載し、これによってボリューム位置による音質の変化が少ない高品位な信号処理が行えるようになったとしている。
ボリュームには、振動などの影響による変調を最小限に抑えるという高品位な電子ボリュームICを採用。回路面積を最小限にすることで基板が振動したときの変調の影響を抑え、セット内レイアウト最短にすることでノイズのないボリュームを実現しているという。
さらに「オプティマム・ゲイン・コントロール Ver2」も搭載し、これによってバッファアンプのゲインが1倍と実用領域での高いS/Nを実現させている。
さらに、「スマートコントロールバイアス」を新開発。ボリュームの位置によってバイアスの量をコントロールし、 A級動作による高音質と、大音量時に対応するAB級動作を両立させる。可変量としては1Wから10WまでがA級領域となる。
クロスオーバー歪自体を発生させない純A級方式はAB級とを比較し発熱が多く、消費電力も高いが、非効率的な純A級の音質は空間表現力・スケール感・解像度などの魅力を持っている。通常の音楽再生では50〜70%の時間は大音量ではないため、スマートバイアスコントロール技術を用いて、その音量域はA級動作内に収め、大音量の時だけA級領域を外れAB級領域とすることで、むやみに発熱せず、しかも、音楽再生のほとんどの時間をA級動作領域で聴く事ができるようにした。
また、トランジスタの発熱はほぼ一定となり、半導体チップレベルでの急激な温度変化がなく超高域での位相回転も抑えられる。これによりフォーカスの良い音が楽しめるとしている。
新開発のSHC AMP (SPP & HI CURRENT AMP)を搭載。これによってシングルプッシュプル方式でありながら、80W+80W(8Ω) の出力を実現した。また、これによりトランジスタの熱暴走を防ぐためのエミッタ抵抗を削除することにも成功している。
アンプの電源には大容量(300VA)のトロイダルトランスを搭載。巻き線にOFCを採用しており、通常の銅線と比較して中高域のクリアネスを改善したという。
また、ワニスづけに真空含浸を行うことにより、トランス内部までワニスが含浸しトランスのうなりを軽減。音質的に考慮した巻き線の引き出し方を採用することでも高音質化を図っている。
さらに電源のコンデンサーにはソニーカスタム品を採用。音質的な配慮はもちろん、充分な容量を用意し急激な音楽信号の変化にも対応できるようエネルギーを蓄積するとしている。
専用ヘッドホンアンプも新開発してディスクリートで搭載。インピーダンスを「LOW(8Ω)500mW+500mW」「MID(150Ω500mW+500mW」「HI(300Ω)250mW+250mW」の3段階で切り替えられる。また、インピーダンス適合範囲の負荷ではアンプは純A級動作を行う。
そのほか、端末処理を行ったYラグ端子、バナナ端子をしっかりと固定することを目的とした専用のSP端子を新規に開発。また、モールドの部分にはバックパネルに取り付け時の剛性を上げるためにリブを設け、モールドの鳴き止めを行う形状にしている。さらに削り出しピンジャックも使用。ピッチは18mmあるため、コレクトチャック式のピンケーブルでも充分に指が入るスペースを確保している。
また、従来のフレームビームシャーシを、ステレオアンプ用として新規に改善。精度が高く剛性の高いベースを組み合わせた「フレームビームベースシャーシ」とすることで、全体の歪みが少なく響きのよいシャーシ構成としたという。
外形寸法は430W×115H×420Dmm、質量が20kg。
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