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防水イヤホン一体型「W270S」も

ソニー、ヘッドホン/スピーカー内蔵の“三位一体”ウォークマン「WH300」

公開日 2013/09/25 13:05 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、ヘッドホン/イヤホン一体型の“ウォークマン Wシリーズ”の新モデルとして、オーバーヘッドホン一体型の「WH300シリーズ」と、従来より防水性能を向上させるなどしたイヤホン一体型の「W270Sシリーズ」を10月19日に発売する。

WH300シリーズ

W270Sシリーズ

なお、ハイレゾ音源再生対応でフラグシップの“ZX1シリーズ”や“F880シリーズ”、スティック型の“Mシリーズ”など、全6シリーズ14モデルを同時発表。発表されたのは下記のシリーズで各モデルの詳細は別項で紹介している。また、付属PCソフトを「Media Go」に変更したほか、楽曲転送ソフト「Content Transfer」を新たにMacに対応させるなどした。Media GoとContent Transferの詳細は後述する。

シリーズ名特徴容量予想実売価格発売日
ZX1ハイレゾ対応/Android/最上位128GB75,000円前後12月7日
F880ハイレゾ対応/Android64GB/32GB/16GB27,000円前後~10月19日
WH300ヘッドホン/スピーカー一体型4GB15,000円前後
W270S防水イヤホン一体型8GB13,000円前後
S780FLAC/ALAC/スマホ充電対応32GB/16GB/8GB15,000円前後~
S780KS780 スピーカー付属モデル16GB/8GB18,000円前後~
E080FLAC/ALAC対応エントリー4GB11,000円前後
E080KE080 スピーカー付属モデル4GB14,000円前後
M500スティック型16GB18,000円前後12月7日


■ヘッドホン/スピーカーとの三位一体モデル「WH300シリーズ」
NW-WH303(4GB)¥OPEN(予想実売価格15,000円前後)

オーバーヘッドホン一体型とすることで、ケーブルレスで音楽再生を楽しめるようにしたウォークマン。スピーカーも内蔵しており、首掛けスタイルでスピーカーから音を出して音楽を聴く使い方もできる。またヘッドホン単体としても利用でき、合計で3通りの使い方が可能。欧州で発表されていた2モデル(関連ニュース)のうち1モデルの日本市場投入が明らかになった格好だ。容量は4GBで、ブラックとホワイトの2色で展開する。

スピーカーを内蔵

首かけスタイルでの音楽再生も

まずウォークマンとしては、リニアPCM/MP3/ATRAC/AAC/WMAの再生に対応。音質強化技術X-LOUDやサウンドエンハンスメント、3分の充電で1時間再生可能なクイック充電機能なども搭載している。なおハイレゾ音源再生には対応していない。

ブラック/ホワイトの2色展開

これまでのWシリーズと同様、液晶モニターは非搭載。独自の楽曲検索機能「ZAPPIN」を搭載している。

操作ボタン類と端子類

イヤーカップ部に再生方法の切り替えスイッチ


ヘッドバンドにはSONYロゴ
ヘッドバンド部にスピーカーを内蔵しており、このスピーカーから音楽再生をすることも可能。首かけスタイルで音楽を聴くことができるのが大きな特徴だ。

首かけスタイルでの再生用に、新規開発したサラウンド音場再現技術「Virtual Phones Technology」を搭載。首かけ時に最適な音場で聴けるように配慮している。

ヘッドホンとしてはCCAWボイスコイルによるドーム型の30mmダイナミックドライバーを搭載した密閉型で、再生周波数帯域が30Hz~20kHz。インピーダンスが30Ω、感度が107dB/mW、最大入力が1,000mW。外部プレーヤーとの接続用に105cmのケーブルも付属する。

そのほか、スイーベル機構を採用。ウォークマンとしての駆動時間はヘッドホン出力時で約20時間、スピーカー出力時で約5時間。

スイーベルにも対応


■イヤホン一体型「W270Sシリーズ」は防水性向上と大容量化
NW-W274S(8GB)¥OPEN(予想実売価格13,000円前後)

ネックバンドスタイルのカナル型イヤホンに、ウォークマンシリーズの音楽プレーヤー機能も持たせた一体型モデル。カラーバリエーションはブラック/ブルー/ホワイトの3色で展開する。

3色で展開

従来機W270シリーズから容量を倍増し、8GBのフラッシュメモリーを搭載している。再生可能フォーマットはMP3/WMA/AAC/リニアPCM/ATRAC。

耳穴に薄膜で止水加工を施した水泳用イヤーピースを新たに付属。これまでの標準イヤーピースではドライバー部に浸水することがあり、その場合はセットを外して水抜きする必要があったが、水泳用イヤーピースに交換することでこの手間を不要にした。なお、薄膜止水していない通常イヤーピース、水泳用イヤーピースともに、それぞれS/M/L/LLの4サイズが付属する。

薄膜で止水した新イヤーピースも付属

また、新たにプレイリスト機能に対応。例えば「ウォーミングアップ用」「ラストスパート用」などといったように、気分や用途に合わせて好みの曲を簡単に再生できるようにした。

■全モデルがMacに新対応 - 新ソフトでコンテンツ一元管理も

また、今回から付属のPCソフトを従来の「x-アプリ」から「Media Go」へ変更。ウォークマンに限らずXperiaやPS Vitaなど様々なソニー製品のコンテンツを一元管理できるようにした。

最新バージョンの「Media Go 2.5」では、ハイレゾ音源をライブラリにインポートしてPC上で再生したり、ウォークマンに転送することが可能。ハイレゾ非対応のウォークマンに転送する際には、再生可能なフォーマット(MP3/AAC)に自動変換する。

加えて、iTunesの音楽コンテンツをMedia Go上のウォークマンアイコンにドラッグ&ドロップすることで、ウォークマンに楽曲転送することもできる。

なお、Media Goでは2012年9月30日以前にmoraからダウンロード購入した、著作権保護のかかったコンテンツを扱うことができない。こうしたコンテンツをウォークマンに転送するには、一度x-アプリでCDに焼いてからMedia Goで再度取り込むか、引き続きx-アプリを利用する。

楽曲転送ソフト「Content Transfer」はMac版を新たに用意。同ソフトを利用してMacからウォークマンに楽曲転送を行えるようになった。同ソフトはMac OS X v10.6以降に対応している。

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