プレステージ・シリーズが“GR(ゴールドリファレンス)”へ進化
TANNOY、「Westminster Royal/GR」など“Prestige GR”シリーズ5機種
エソテリック(株)は、英国TANNOYのスピーカーシステム“Prestige GR(ゴールドリファレンス)”シリーズ5機種を10月中旬より順次発売する。詳細は以下の通り。
・Westminster Royal/GR ¥2,782,500/1台(税込) 11月中旬発売(受注生産)
・Canterbury/GR ¥1,522,500/1台(税込) 10月中旬発売(受注生産)
・Kensington/GR ¥882,000/1台(税込) 10月1日発売
・Turnberry/GR ¥472,500/1台(税込) 10月中旬発売
・Stirling/GR ¥399,000/1台(税込) 11月中旬発売
“Prestige GR”はTANNOYの“PRESTIGE”の新シリーズとなる。アルニコモデルのマイラーエッジHFダイアフラム、15インチ・ウーファーに採用された新素材のクルトミューラー製コーン、最新のネットワーク回路など、同社のフラグシップ「KINGDOM ROYAL」の開発で培った最新技術が多数投入された。
Westminster Royal/Canterbury/Kensingtonの上位3モデルは、ALCOMAX-III/コンプレッションHFドライバーを採用した“ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリック(同軸2ウェイ)”を搭載する。従来の3倍の磁気エネルギーを持つアルニコマグネットを採用し、駆動力を大幅に向上。ウーファーユニットには「KINGDOM ROYAL」の技術を投入したクルトミューラー社の特製マルチファイバーペーパーコーンを用いている。
Turnberry/Stirlingについては、TW(テクノウェーブ)トゥイーター採用の“ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリック”を搭載。高域用・低域用の個々に最適な磁束を確保したツインマグネットシステムを採用する。
また、全モデルでフラグシップの開発プロジェクトでの成果を投入したクロスオーバーネットワーク回路を搭載。音質パーツについても、英国ICW社製フィルムコンデンサー、低損失ラミネート鉄芯インダクター、厚膜フィルム抵抗などが新たに採用された。
Westminster Royal/Canterbury/Kensington/の3機種は、ツイーターホーンの内面にラッピング(磨き込み)処理による滑面化仕上げを採用。ホーン表面での乱反射が低減し、より正確な再生位相を確保している。
エンクロージャーについては、最上位気Westminster Royalがオールコンパウンドホーンシステムを搭載。3mにおよぶバックローデッドホーンは、ウーハーの2.5倍の口径に等しい低域再生能力を獲得したという。中域の前面大型ショートホーンとの組み合わせで、能率向上している。
その他モデルのエンクロージャーについては、CanterburyがVDPS(バリアブルディストリビューテッドポートシステム)を採用。フロント両サイドに設けられたポートを開閉することにより、試聴環境の特性に合わせて低域の微妙な調整を行える。Kensington/Turnberry/Stirlingは、フロント両サイドの下部にポート開放部を設けた独自のバスレフシステム「DPS」(ディストリビューテッドポートシステム)を搭載し、解像感と低域の伸びを両立させている。
ロックアップ式の高域レベルコントロールは全5モデルで採用(Stirlingはエナジー調整のみ)。経年変化や酸化などによる接触不良や接触抵抗ロスを防ぐため、金メッキを施したネジとプレートにより確実にロックアップを行う仕様となっている。その他、各モデルでインシュレーターを搭載。Turnberry/Stirlingはフットベースとスパイクも同梱する。
「Westminster Royal/GR」は380mmウーファーと52mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は18Hz〜27kHz、インピーダンスは8Ω、能率は99dB、クロスオーバーは1kHz(エレクトリカル)/200Hz(アコースティカル)。エンクロージャータイプはコンパウンドホーンを採用。外形寸法は980W×1,395H×560Dmm、質量は138kg。
「Canterbury/GR」は380mmウーファーと52mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は28Hz〜27kHz、インピーダンスは8Ω、能率は96dB、クロスオーバーは1.1kHz。エンクロージャータイプはバスレフ(VDPS)を採用。外形寸法は680W×1,100H×480Dmm、質量は63kg。
「Kensington/GR」は250mmウーファーと52mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は29Hz〜27kHz、インピーダンスは8Ω、能率は93dB、クロスオーバーは1.1kHz。エンクロージャータイプはバスレフ(DPS)を採用。外形寸法は406W×1,100H×338Dmm、質量は37kg。
「Turnberry/GR」は254mmウーファーと52mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は34Hz〜44kHz、インピーダンスは8Ω、能率は93dB、クロスオーバーは1.3kHz。エンクロージャータイプはバスレフ(DPS)を採用。外形寸法は456W×950H×336Dmm、質量は30kg。
「Stirling/GR」は254mmウーファーと42mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は34Hz〜46kHz、インピーダンスは8Ω、能率は91dB、クロスオーバーは1.8kHz。エンクロージャータイプはバスレフ(DPS)を採用。外形寸法は397W×850H×368Dmm、質量は23kg。
・Westminster Royal/GR ¥2,782,500/1台(税込) 11月中旬発売(受注生産)
・Canterbury/GR ¥1,522,500/1台(税込) 10月中旬発売(受注生産)
・Kensington/GR ¥882,000/1台(税込) 10月1日発売
・Turnberry/GR ¥472,500/1台(税込) 10月中旬発売
・Stirling/GR ¥399,000/1台(税込) 11月中旬発売
“Prestige GR”はTANNOYの“PRESTIGE”の新シリーズとなる。アルニコモデルのマイラーエッジHFダイアフラム、15インチ・ウーファーに採用された新素材のクルトミューラー製コーン、最新のネットワーク回路など、同社のフラグシップ「KINGDOM ROYAL」の開発で培った最新技術が多数投入された。
Westminster Royal/Canterbury/Kensingtonの上位3モデルは、ALCOMAX-III/コンプレッションHFドライバーを採用した“ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリック(同軸2ウェイ)”を搭載する。従来の3倍の磁気エネルギーを持つアルニコマグネットを採用し、駆動力を大幅に向上。ウーファーユニットには「KINGDOM ROYAL」の技術を投入したクルトミューラー社の特製マルチファイバーペーパーコーンを用いている。
Turnberry/Stirlingについては、TW(テクノウェーブ)トゥイーター採用の“ゴールドリファレンス・デュアルコンセントリック”を搭載。高域用・低域用の個々に最適な磁束を確保したツインマグネットシステムを採用する。
また、全モデルでフラグシップの開発プロジェクトでの成果を投入したクロスオーバーネットワーク回路を搭載。音質パーツについても、英国ICW社製フィルムコンデンサー、低損失ラミネート鉄芯インダクター、厚膜フィルム抵抗などが新たに採用された。
Westminster Royal/Canterbury/Kensington/の3機種は、ツイーターホーンの内面にラッピング(磨き込み)処理による滑面化仕上げを採用。ホーン表面での乱反射が低減し、より正確な再生位相を確保している。
エンクロージャーについては、最上位気Westminster Royalがオールコンパウンドホーンシステムを搭載。3mにおよぶバックローデッドホーンは、ウーハーの2.5倍の口径に等しい低域再生能力を獲得したという。中域の前面大型ショートホーンとの組み合わせで、能率向上している。
その他モデルのエンクロージャーについては、CanterburyがVDPS(バリアブルディストリビューテッドポートシステム)を採用。フロント両サイドに設けられたポートを開閉することにより、試聴環境の特性に合わせて低域の微妙な調整を行える。Kensington/Turnberry/Stirlingは、フロント両サイドの下部にポート開放部を設けた独自のバスレフシステム「DPS」(ディストリビューテッドポートシステム)を搭載し、解像感と低域の伸びを両立させている。
ロックアップ式の高域レベルコントロールは全5モデルで採用(Stirlingはエナジー調整のみ)。経年変化や酸化などによる接触不良や接触抵抗ロスを防ぐため、金メッキを施したネジとプレートにより確実にロックアップを行う仕様となっている。その他、各モデルでインシュレーターを搭載。Turnberry/Stirlingはフットベースとスパイクも同梱する。
「Westminster Royal/GR」は380mmウーファーと52mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は18Hz〜27kHz、インピーダンスは8Ω、能率は99dB、クロスオーバーは1kHz(エレクトリカル)/200Hz(アコースティカル)。エンクロージャータイプはコンパウンドホーンを採用。外形寸法は980W×1,395H×560Dmm、質量は138kg。
「Canterbury/GR」は380mmウーファーと52mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は28Hz〜27kHz、インピーダンスは8Ω、能率は96dB、クロスオーバーは1.1kHz。エンクロージャータイプはバスレフ(VDPS)を採用。外形寸法は680W×1,100H×480Dmm、質量は63kg。
「Kensington/GR」は250mmウーファーと52mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は29Hz〜27kHz、インピーダンスは8Ω、能率は93dB、クロスオーバーは1.1kHz。エンクロージャータイプはバスレフ(DPS)を採用。外形寸法は406W×1,100H×338Dmm、質量は37kg。
「Turnberry/GR」は254mmウーファーと52mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は34Hz〜44kHz、インピーダンスは8Ω、能率は93dB、クロスオーバーは1.3kHz。エンクロージャータイプはバスレフ(DPS)を採用。外形寸法は456W×950H×336Dmm、質量は30kg。
「Stirling/GR」は254mmウーファーと42mmトゥイーターによる同軸2ウェイ・ユニットを搭載。周波数特性は34Hz〜46kHz、インピーダンスは8Ω、能率は91dB、クロスオーバーは1.8kHz。エンクロージャータイプはバスレフ(DPS)を採用。外形寸法は397W×850H×368Dmm、質量は23kg。