MCカートリッジ新シリーズも
<TIAS>オルトフォン、オークヴィレッジ製新ブックシェルフ「Kailas SS200」公開
「2013 東京インターナショナルオーディオショウ」が、東京・有楽町の国際フォーラムで開幕した。会場に出展するオルトフォンジャパンは、11月発売の新スピーカー「Kailas SS200」の試聴デモを実施している。
■メインは新ブックシェルフ「Kailas SS200」のデモ
Kailas SS200は、オークヴィレッジ社製のエンクロージャーを備えるブックシェルフスピーカーで、価格は199,500円(税込・ペア)。一般向けに試聴デモが行われるのは今回が初めてとのこと。
本機のフロントバッフルは樺桜の無垢材。その他の部位は音響特性と耐久性に優れるとされる高密度パーティクルボード材を採用し、1.5mm厚の樺桜の付き板を用いて飛騨の木匠が仕上げを行ったという。
内部ユニットは、15cmのコーンウーファーと25mmダブルソフトドームトゥイーターを採用する。いずれもSEAS社製。
ウーファーには剛性の高い亜鉛ダイキャストフレームを採用することで共振を抑制するほか、フレームに大きな窓を採用しコーンの振幅時に起きる乱気流ノイズを低減する構成とした。ボイスコイルにはCCWA材を使用し、コーンが滑らかに振幅するよう振幅を20mmに伸ばしている。コーン振動時にキャップ下の空気ボイスコイル内で圧縮されないよう、逃磁気回路のセンターポールに空気抜けのトンネル構造を採用している。
トゥイーターは内芯部と外周部で構成される二重構造のダイヤフラムを使用。ユニットのフロントパネル部分には、ガラス繊維を編み込んだ強化ポリマー樹脂を用いた。
ネットワークはオルトフォンジャパンによる日本製で、オーディオグレードの高精度フィルムコンデンサーや無誘電巻抵抗、2mm径の芯線で巻かれた大型空芯コイルを採用する。吸音材も日本製のものを採用している。
周波数特性は45Hz〜25kHzで、音圧は85dB、インピーダンスは8Ω、クロスオーバーは7,000Hzとなる。
スピーカー端子はYラグ・バナナプラグに対応しており、φ5mmサイズのスピーカーケーブルも使用可能。音響特性を保つために、端子はエンクロージャーに直づけしている。本体サイズは170W×280H×275Dmm(本体のみ)で、質量は5.3kg(1本)。
■MCカートリッジの新シリーズが登場/真空管プリメイン新モデルも
そのほかに、ブース内では同社のカートリッジ製品ラインナップも一挙に展示されており、年内〜年明けの発売を予定しているMCカートリッジ新ラインナップ“MC Q Series”も公開されている。
「MC Q5」は従来機種「MC-09」の後継モデルで価格は30,450(税込)。「MC Q10」「MC Q20」「MC Q30」の3機種は“MC Stars”シリーズの後継モデルで、価格はそれぞれ49,350(税込)/72,450円(税込)/93,000円(税込)。そこに、モノラルカートリッジ「MC QMONO」(49,350円・税込)を含めた合計5モデルが、“MC Q Series”としてラインナップされる。
そのほか、10月に開催された「秋のヘッドホン祭2013」でも出展していた新製品の真空管プリメインアンプ「Ta-Q7」も展示。こちらは11月中旬発売を予定しており、価格は44,940円(税込)。
本機は、プリアンプにあたる部分を真空管、増幅回路はトランジスタで増幅させるハイブリッド方式を採用している。本体には、亜鉛ダイキャスト製ケースで覆ったトランス部を搭載。入力は3.5mmステレオミニ1系統とRCA1系統のシンプルな構成。出力は5W×2。
■メインは新ブックシェルフ「Kailas SS200」のデモ
Kailas SS200は、オークヴィレッジ社製のエンクロージャーを備えるブックシェルフスピーカーで、価格は199,500円(税込・ペア)。一般向けに試聴デモが行われるのは今回が初めてとのこと。
本機のフロントバッフルは樺桜の無垢材。その他の部位は音響特性と耐久性に優れるとされる高密度パーティクルボード材を採用し、1.5mm厚の樺桜の付き板を用いて飛騨の木匠が仕上げを行ったという。
内部ユニットは、15cmのコーンウーファーと25mmダブルソフトドームトゥイーターを採用する。いずれもSEAS社製。
ウーファーには剛性の高い亜鉛ダイキャストフレームを採用することで共振を抑制するほか、フレームに大きな窓を採用しコーンの振幅時に起きる乱気流ノイズを低減する構成とした。ボイスコイルにはCCWA材を使用し、コーンが滑らかに振幅するよう振幅を20mmに伸ばしている。コーン振動時にキャップ下の空気ボイスコイル内で圧縮されないよう、逃磁気回路のセンターポールに空気抜けのトンネル構造を採用している。
トゥイーターは内芯部と外周部で構成される二重構造のダイヤフラムを使用。ユニットのフロントパネル部分には、ガラス繊維を編み込んだ強化ポリマー樹脂を用いた。
ネットワークはオルトフォンジャパンによる日本製で、オーディオグレードの高精度フィルムコンデンサーや無誘電巻抵抗、2mm径の芯線で巻かれた大型空芯コイルを採用する。吸音材も日本製のものを採用している。
周波数特性は45Hz〜25kHzで、音圧は85dB、インピーダンスは8Ω、クロスオーバーは7,000Hzとなる。
スピーカー端子はYラグ・バナナプラグに対応しており、φ5mmサイズのスピーカーケーブルも使用可能。音響特性を保つために、端子はエンクロージャーに直づけしている。本体サイズは170W×280H×275Dmm(本体のみ)で、質量は5.3kg(1本)。
■MCカートリッジの新シリーズが登場/真空管プリメイン新モデルも
そのほかに、ブース内では同社のカートリッジ製品ラインナップも一挙に展示されており、年内〜年明けの発売を予定しているMCカートリッジ新ラインナップ“MC Q Series”も公開されている。
「MC Q5」は従来機種「MC-09」の後継モデルで価格は30,450(税込)。「MC Q10」「MC Q20」「MC Q30」の3機種は“MC Stars”シリーズの後継モデルで、価格はそれぞれ49,350(税込)/72,450円(税込)/93,000円(税込)。そこに、モノラルカートリッジ「MC QMONO」(49,350円・税込)を含めた合計5モデルが、“MC Q Series”としてラインナップされる。
そのほか、10月に開催された「秋のヘッドホン祭2013」でも出展していた新製品の真空管プリメインアンプ「Ta-Q7」も展示。こちらは11月中旬発売を予定しており、価格は44,940円(税込)。
本機は、プリアンプにあたる部分を真空管、増幅回路はトランジスタで増幅させるハイブリッド方式を採用している。本体には、亜鉛ダイキャスト製ケースで覆ったトランス部を搭載。入力は3.5mmステレオミニ1系統とRCA1系統のシンプルな構成。出力は5W×2。