Cambridge Audioの超小型ポタアンも参考出展
<TIAS>Vienna Acousticsの新フラグシップスピーカー「THE MUSIC」公開
「2013 東京インターナショナルオーディオショウ」が、東京・有楽町の国際フォーラムで開幕した。会場に出展するナスペックは、同社が取り扱うVienna Acousticsの新フラグシップスピーカー「THE MUSIC」を公開している。
■Vienna Acousticsの新フラグシップスピーカー「THE MUSIC」
Vienna Acousticsの新フラグシップスピーカー「THE MUSIC」は、11月発売を予定しており、価格は1,470,000円(税込・1台)。ナスペックのブース内では、同モデルをメインとした試聴デモを実施している。
本体サイズは273W×1,295H×630Dmm(スパイクフット含まず)で、質量は82kg。上部と下部に分かれた2つのエンクロージャーを持つ構成としており、アルミ軸受け接続とすることでそれぞれを完全に分離している。幅広い調整が可能で、左右だけでなく上下にも調整が行える。ツマミは目盛り付きでリマインダーとして使用できる。
内部ユニットは4ウェイ・6スピーカー構成で、上部エンクロージャーには、18cmのEton製フラットスパイダーコーンミッドウーファーを搭載。TPXをメインとした数種類の樹脂とグラスファイバーを混合した素材を採用することにより、高剛性・超軽量・高い制動性を確保。また、放射線上に伸びるクモの巣状の補強リブと前述の独自混合素材により、フラット型のユニット特性を持ちながら、同時に剛性も高めたとしている。さらに、その中心に2.5cmのEton製ネオジウムシルクドームトゥイーターをマウントする構成とした。
下部エンクロージャーには、最上部に1cmのScanSpeak製スーパートゥイーターを搭載。スーパートゥイーターは、最大50kHzまでの周波数特性を実現する。
また、その下に23cmのEton製のカスタムメイドスパイダーコーンウーファーを3基搭載している。こちらもTPXをメインとした数種類の樹脂とグラスファイバーを混合した素材を採用し、クモの巣状の補強リブによって剛性も確保した。なお、最上部のウーファーのみ下部2本と分離され、独自のチャンバーを保持する。
ネットワーク部には、INTERTECHNIK. Electronic製のフィルムコンデンサーのほか、誤差1%未満というメタルフィルム抵抗、誤差0.7 % 未満というインダクタなどの高品質オーディオグレードのパーツを使用している。
周波数特性は22Hz〜50kHzで、クロスオーバーは120Hz/2.4kHz/15kHz(6dB/oct)、感度は 91.0dB。インピーダンスは4Ω。推奨アンプ出力は50〜500W。
なお、3つのレバースイッチにより部屋の広さに合わせて周波数特性の調整が可能。また、スピーカーターミナルには信号経路をシンプルにすることで、クロスオーバーにネガティブな影響を及ぼさないようシングルワイヤリングを採用している。端子はスペード・バナナ端子に対応する。
■Cambridge Audioの超小型DACポタアンも参考出展
また、Cambridge Audioの国内未発表製品も複数参考出展している。いずれも発売時期や価格等は未定とのこと。
「DacMagic XS」は、外形寸法30W×53H×10Dmm、質量24gと超小型の手の平サイズを実現したUSB-DAC/ポータブルヘッドホンアンプ。筐体は質感の高いヘアライン仕上げとしている。
音声入力にUSB 2.0端子、音声出力に3.5mmステレオミニ端子のみを備えるシンプルなモデルで、最大192kHz/24bitまでの入力ソースに対応。USB接続時はアシンクロナス伝送をサポートする。PC接続時の対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7/8、Mac OS X 10/6以降。周波数特性は20Hz〜20kHz。
さらに“minx”シリーズの新製品として、ネットワークレシーバー「Minx Xi」とBluetoothスピーカー「Minx Air 200」「Minx Air 100」「Minx Go」も展示している。
Minx Xiは、Wi-Fi機能を搭載し最大96kHz/24bitまでのネットワーク再生に対応するネットワークレシーバー。DAC部にはWolfson「WM8728」を2基搭載する。
Wi-Fiのほか、音声入力端子としてUSB/Toslink/S/PDIFを備えており、いずれも96/24再生に対応する。Bluetooth機能にも対応しており、プロファイルはA2DP、コーデックはaptXをサポート。そのほか、RCAアナログ入力と3.5mmステレオミニ入力も備えている。対応フォーマットはALAC/WAV/FLAC/AIFF/WMA/MP3/AAC/HE AAC/AAC+/OGG。
出力はヘッドホンとスピーカー出力を装備しており、さらにサブウーファープリアウトも搭載している。
Minx Air 200/100は、内部にクラスDアンプを搭載するBluetoothスピーカーで、出力は200W。DSPを搭載する。BluetoothコーデックはaptX/AAC/SBCをサポート。なお、IEEE 802.11 b/gに準拠しWi-Fi機能も搭載するほか、AirPlay機能にも対応している。インターネットラジオの聴取も行える。
2機種で内部ユニットが異なっており、上位モデルMinx Air 200は57mmのバランスモードラジエーターを2基と、165mmのサブウーファーを1基搭載する。下位モデルMinx Air 100は、100mmのバランスモードラジエーターを2基搭載する構成としている。音声出力はいずれもRCAと3.5mmステレオミニを装備している。
Minx Goは、50mmウーファーを2基、19mmチタニウムドームトゥイーターを2基、リアフィリングベースラジエーターを1基搭載するBluetoothスピーカー。3.5mmステレオミニ入力も備えている。内部にはバッテリーを搭載しており、さらに外部デバイスの充電が行えるUSB端子も装備する。
そのほかにもブース内には、国内未発表モデルとして、Pro-Jectのターンテーブル「Xtension 12」や、NorStoneのラック「Stabbl HiFi」などが展示されている。いずれも発売日は未定。
■Vienna Acousticsの新フラグシップスピーカー「THE MUSIC」
Vienna Acousticsの新フラグシップスピーカー「THE MUSIC」は、11月発売を予定しており、価格は1,470,000円(税込・1台)。ナスペックのブース内では、同モデルをメインとした試聴デモを実施している。
本体サイズは273W×1,295H×630Dmm(スパイクフット含まず)で、質量は82kg。上部と下部に分かれた2つのエンクロージャーを持つ構成としており、アルミ軸受け接続とすることでそれぞれを完全に分離している。幅広い調整が可能で、左右だけでなく上下にも調整が行える。ツマミは目盛り付きでリマインダーとして使用できる。
内部ユニットは4ウェイ・6スピーカー構成で、上部エンクロージャーには、18cmのEton製フラットスパイダーコーンミッドウーファーを搭載。TPXをメインとした数種類の樹脂とグラスファイバーを混合した素材を採用することにより、高剛性・超軽量・高い制動性を確保。また、放射線上に伸びるクモの巣状の補強リブと前述の独自混合素材により、フラット型のユニット特性を持ちながら、同時に剛性も高めたとしている。さらに、その中心に2.5cmのEton製ネオジウムシルクドームトゥイーターをマウントする構成とした。
下部エンクロージャーには、最上部に1cmのScanSpeak製スーパートゥイーターを搭載。スーパートゥイーターは、最大50kHzまでの周波数特性を実現する。
また、その下に23cmのEton製のカスタムメイドスパイダーコーンウーファーを3基搭載している。こちらもTPXをメインとした数種類の樹脂とグラスファイバーを混合した素材を採用し、クモの巣状の補強リブによって剛性も確保した。なお、最上部のウーファーのみ下部2本と分離され、独自のチャンバーを保持する。
ネットワーク部には、INTERTECHNIK. Electronic製のフィルムコンデンサーのほか、誤差1%未満というメタルフィルム抵抗、誤差0.7 % 未満というインダクタなどの高品質オーディオグレードのパーツを使用している。
周波数特性は22Hz〜50kHzで、クロスオーバーは120Hz/2.4kHz/15kHz(6dB/oct)、感度は 91.0dB。インピーダンスは4Ω。推奨アンプ出力は50〜500W。
なお、3つのレバースイッチにより部屋の広さに合わせて周波数特性の調整が可能。また、スピーカーターミナルには信号経路をシンプルにすることで、クロスオーバーにネガティブな影響を及ぼさないようシングルワイヤリングを採用している。端子はスペード・バナナ端子に対応する。
■Cambridge Audioの超小型DACポタアンも参考出展
また、Cambridge Audioの国内未発表製品も複数参考出展している。いずれも発売時期や価格等は未定とのこと。
「DacMagic XS」は、外形寸法30W×53H×10Dmm、質量24gと超小型の手の平サイズを実現したUSB-DAC/ポータブルヘッドホンアンプ。筐体は質感の高いヘアライン仕上げとしている。
音声入力にUSB 2.0端子、音声出力に3.5mmステレオミニ端子のみを備えるシンプルなモデルで、最大192kHz/24bitまでの入力ソースに対応。USB接続時はアシンクロナス伝送をサポートする。PC接続時の対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7/8、Mac OS X 10/6以降。周波数特性は20Hz〜20kHz。
さらに“minx”シリーズの新製品として、ネットワークレシーバー「Minx Xi」とBluetoothスピーカー「Minx Air 200」「Minx Air 100」「Minx Go」も展示している。
Minx Xiは、Wi-Fi機能を搭載し最大96kHz/24bitまでのネットワーク再生に対応するネットワークレシーバー。DAC部にはWolfson「WM8728」を2基搭載する。
Wi-Fiのほか、音声入力端子としてUSB/Toslink/S/PDIFを備えており、いずれも96/24再生に対応する。Bluetooth機能にも対応しており、プロファイルはA2DP、コーデックはaptXをサポート。そのほか、RCAアナログ入力と3.5mmステレオミニ入力も備えている。対応フォーマットはALAC/WAV/FLAC/AIFF/WMA/MP3/AAC/HE AAC/AAC+/OGG。
出力はヘッドホンとスピーカー出力を装備しており、さらにサブウーファープリアウトも搭載している。
Minx Air 200/100は、内部にクラスDアンプを搭載するBluetoothスピーカーで、出力は200W。DSPを搭載する。BluetoothコーデックはaptX/AAC/SBCをサポート。なお、IEEE 802.11 b/gに準拠しWi-Fi機能も搭載するほか、AirPlay機能にも対応している。インターネットラジオの聴取も行える。
2機種で内部ユニットが異なっており、上位モデルMinx Air 200は57mmのバランスモードラジエーターを2基と、165mmのサブウーファーを1基搭載する。下位モデルMinx Air 100は、100mmのバランスモードラジエーターを2基搭載する構成としている。音声出力はいずれもRCAと3.5mmステレオミニを装備している。
Minx Goは、50mmウーファーを2基、19mmチタニウムドームトゥイーターを2基、リアフィリングベースラジエーターを1基搭載するBluetoothスピーカー。3.5mmステレオミニ入力も備えている。内部にはバッテリーを搭載しており、さらに外部デバイスの充電が行えるUSB端子も装備する。
そのほかにもブース内には、国内未発表モデルとして、Pro-Jectのターンテーブル「Xtension 12」や、NorStoneのラック「Stabbl HiFi」などが展示されている。いずれも発売日は未定。