発音の美しさと品性に魅せられる

ジャズシンガー、ウィリアム浩子の新譜『A Wish』発売

公開日 2013/11/22 18:45 季刊オーディオアクセサリ―編集部
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ジャズ倶楽部南青山BODY&SOULや六本木alfieのレギュラー出演をはじめ、東京を拠点に全国のライブシーンで活躍しているジャズシンガー、ウィリアム浩子の新譜『A Wish』が発売された。

ウィリアムス浩子の新譜『A Wish』(Berkeley Square Music BSM005)

本作は、ウィリアム浩子のフルアルバムとしては2作目(ミニアルバムを含めると通算4作目)となるアルバムで、2013年7月にニューヨークにわたり、ジョン・マルティーノ(ピアノ)のサポートを得て録音されたもの。

英語の発音がきれいなウィリアムス浩子の美声は透明感がある“品性”がなによりの魅力。ジョン・ディ・マルティーノのエレガントなピアノとぴったり合って、しっとりと優雅な世界を築き上げている。

英語詞のスタンダード曲のなかに、唯一日本の曲として佐野元春作詞作曲の「グッドバイからはじめよう」も収録されているが、その日本語の発音の美しさと、ウィリアムス浩子ならではの説得力にもハッとさせられる。

本作の発売を記念し、11月19日から27日まで全国ライブツアーが行われている。
詳しくはホームページまで。

収録曲
1.I Hear Music  
2.Ev’ry Time We Say Goodbye 
3.Blame It On My Youth
4.From This Moment On  
5.But Beautiful 
6.Old Devil Moon
7.Laura 
8.Someone To Light Up My Life
9.Rainy Days And Mondays  
10.No Soap No Hope Blues
11.A Wish(Valentine)
12.When I Fall In Love  
13.グッドバイからはじめよう
制作・発売元:Berkeley Square Music
定価:2625 円

ウィリアム浩子プロフィール
故・岩浪洋三氏が「ここ数年聴いてきた日本の女性歌手のなかで、いちばん素敵で多くの人に聴いてもらいたいと思っている歌手」と絶賛したジャズシンガー。2010年に準グランプリとなったジャズボーカリストコンテストで審査委員長の服部克久氏からは「最高のエンジンを積んだロールスロイスが時速100kmで優雅に走るよう」と評された。2012年9月、グラミー賞受賞ピアニスト、アラン・ブロードベントとの共演盤『a time for Ballads』をリリース。発売日には代官山TSUTAYAインストアライブで同店の販売記録を更新。音楽ファンやメディアから大きな注目を浴び、ついにAmazon J-ジャズベストセラー第一位を記録。“一番ギフトとして贈られている商品”としても選出された。

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