新マルチセレクター「MC-SW2」も
ORB、DAC搭載DAPと組み合わせやすいシンプルポタアン「JADE next」
ジェーエイアイ(株)は、ORBブランドのポータブルヘッドホンアンプ新モデル「JADE next」を3月4日に発売する。価格はオープンだが、28,000円前後での実売が予想される。カラーはDark Navy、Ruby Red、Blackの3色をラインナップする。
先日開催の「ポタ研」で公開されていたモデル(関連ニュース)が正式発表された格好。2011年発売の従来モデル「JADE to go」の次世代機種に位置づけられる。DAC等は非搭載で、同社は利用スタイルのひとつとして、“AKシリーズ”などのDAC内蔵ポータブルハイレゾプレーヤーとの組み合わせを提案している。
本体サイズは77W×19H×120Dmmで、質量は約165g。フロントには、3.5mmステレオミニ入力(DAP用)/出力(ヘッドホン用)端子を1系統ずつ備えるシンプルな構成としている。
音質傾向は、JADE to goのダイナミックサウンドを継承しつつ、中高域にシャープさを加味したサウンドにチューニングしたという。設計段階で、数多くの部品から様々な組み合わせで徹底的に音質チェックを繰り返して部品を選定。音響用部品と通常の部品をバランス良く配置し、基板のレイアウトも信号とノイズの影響を考慮したレイアウトにした。音質に影響度が高い部品は全てDIP品を採用することで、音質向上に配慮。これにより、透明でシャープな高域と豊潤な中・低域を表現するとしている。
電源は単4電池2本を使用する仕様で、電源電圧を10Vに昇圧する回路を採用している。駆動は「HiZoモード」と「ECOモード」の2パターンを用意。「HiZoモード」は、高インピーダンスのヘッドホンでも駆動できるハイインピーダンスモード。「ECOモード」は、低インピーダンスのイヤホンを適度な音量で長時間楽しめるように配慮したというノーマルモードとなる。
電池駆動の弱点である中低域の駆動能力を向上させるため、電源部には1,000μFの電解コンデンサーを採用。電源の出力インピーダンスを下げ、高度なパワーレスポンスを実現するとしている。また、電源部のフラップがスタンドになり、本体を縦置きにして使用できる構造も備えている。
なお、同社ではそのほかにオーディオ用マルチセレクターの新モデル「MC-SW2」も同じく3月4日に発売する。価格は69,000円(税抜)。
従来モデル「MC-SW3」の音質クオリティを継承しながら、より使い勝手を良くするためにシンプルな端子数にした。入出力系統は、入力4/出力1、または入力1/出力4で切替できる。よって、4台のアンプと1ペアのスピーカーの組み合わせ、または1台のアンプと4ペアのスピーカーの組み合わせが可能だ。
端子部には、高級金メッキ仕様マルチバインディングポストを採用。ケーブル直接(8sq)、バナナプラグ、Yラグ(8φ)での接続にそれぞれ対応する。マルチバインディングポストは接点部に別途リングがあり、配線取り付け時に線がねじれない機構とすることでケーブルに負担がかからないようにしている。天面にマルチバインディングポストを設けることで、配線もしやすくした。短絡防止、防塵用の保護カバーを採用しており、マグネット式で着脱できる。
ロータリースイッチには銀メッキ接点を採用。±両極性同時切替え方式、ノンショーティング切替え方式を採用している。内部配線には「ORB INNOVA TS7」を採用し、等長配線としている。
本体サイズは430W×85H×217Dmmで、質量は約5kg。制振効果の高い厚板筐体を備えており、振動と外来ノイズを抑える。パネルはアルミニウムに独自の表面加工を施した高級感のある仕上げとしている。そのほか、インシュレーター部はユーザーが好みのインシュレーターに交換できる。
【問い合わせ先】
ORB
TEL/06-6349-1858
先日開催の「ポタ研」で公開されていたモデル(関連ニュース)が正式発表された格好。2011年発売の従来モデル「JADE to go」の次世代機種に位置づけられる。DAC等は非搭載で、同社は利用スタイルのひとつとして、“AKシリーズ”などのDAC内蔵ポータブルハイレゾプレーヤーとの組み合わせを提案している。
本体サイズは77W×19H×120Dmmで、質量は約165g。フロントには、3.5mmステレオミニ入力(DAP用)/出力(ヘッドホン用)端子を1系統ずつ備えるシンプルな構成としている。
音質傾向は、JADE to goのダイナミックサウンドを継承しつつ、中高域にシャープさを加味したサウンドにチューニングしたという。設計段階で、数多くの部品から様々な組み合わせで徹底的に音質チェックを繰り返して部品を選定。音響用部品と通常の部品をバランス良く配置し、基板のレイアウトも信号とノイズの影響を考慮したレイアウトにした。音質に影響度が高い部品は全てDIP品を採用することで、音質向上に配慮。これにより、透明でシャープな高域と豊潤な中・低域を表現するとしている。
電源は単4電池2本を使用する仕様で、電源電圧を10Vに昇圧する回路を採用している。駆動は「HiZoモード」と「ECOモード」の2パターンを用意。「HiZoモード」は、高インピーダンスのヘッドホンでも駆動できるハイインピーダンスモード。「ECOモード」は、低インピーダンスのイヤホンを適度な音量で長時間楽しめるように配慮したというノーマルモードとなる。
電池駆動の弱点である中低域の駆動能力を向上させるため、電源部には1,000μFの電解コンデンサーを採用。電源の出力インピーダンスを下げ、高度なパワーレスポンスを実現するとしている。また、電源部のフラップがスタンドになり、本体を縦置きにして使用できる構造も備えている。
なお、同社ではそのほかにオーディオ用マルチセレクターの新モデル「MC-SW2」も同じく3月4日に発売する。価格は69,000円(税抜)。
従来モデル「MC-SW3」の音質クオリティを継承しながら、より使い勝手を良くするためにシンプルな端子数にした。入出力系統は、入力4/出力1、または入力1/出力4で切替できる。よって、4台のアンプと1ペアのスピーカーの組み合わせ、または1台のアンプと4ペアのスピーカーの組み合わせが可能だ。
端子部には、高級金メッキ仕様マルチバインディングポストを採用。ケーブル直接(8sq)、バナナプラグ、Yラグ(8φ)での接続にそれぞれ対応する。マルチバインディングポストは接点部に別途リングがあり、配線取り付け時に線がねじれない機構とすることでケーブルに負担がかからないようにしている。天面にマルチバインディングポストを設けることで、配線もしやすくした。短絡防止、防塵用の保護カバーを採用しており、マグネット式で着脱できる。
ロータリースイッチには銀メッキ接点を採用。±両極性同時切替え方式、ノンショーティング切替え方式を採用している。内部配線には「ORB INNOVA TS7」を採用し、等長配線としている。
本体サイズは430W×85H×217Dmmで、質量は約5kg。制振効果の高い厚板筐体を備えており、振動と外来ノイズを抑える。パネルはアルミニウムに独自の表面加工を施した高級感のある仕上げとしている。そのほか、インシュレーター部はユーザーが好みのインシュレーターに交換できる。
【問い合わせ先】
ORB
TEL/06-6349-1858
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