ジッターを徹底排除する「PDFAS」を採用
ナスペック、Playback DesignsのDAC内蔵プリメイン「IPS-3」
ナスペックはPlayback DesignsのDAC内蔵プリメインアンプ「IPS-3」を4月10日より発売する。価格は2,000,000円(税別)。
本機は定格出力130W×2(8Ω)のプリメインアンプに、192kHz/24bit PCMおよび2.8/5.6/6.1MHz DSDに対応したUSB入力を含むD/Aコンバーターを内蔵した同社初のオールインワン・モデルとなる。
D/Aコンバーター部については、独自のPDFAS(Playback Designs Frequency Arrival System)を採用したことが特徴。DACは通常、入力されたデジタル信号に対してPLL回路によって基準クロックとの同期を取り、デジタル信号を補正する。この際に障害となるのが回路中のループフィルターにおいてジッターが発生することで、この段階でジッターを除去できないと、その後の回路もずっとジッターを含んだデジタル信号が通過してしまうのだという。
これに対してIPS-3は、PDFASを採用することで、PLL 回路を使用せずに独自アルゴリズムでデジタル信号処理を行う。これにより、ジッターのないデジタル信号を取り出すことができるとのこと。さらに、PLL回路を使用しないため、外部クロックも必要としない。
また、DACには「MPS-3」「MPD-3」に採用された独自のデュアルディスクリートDAC回路を採用。デジタル処理部、D/A変換部、アナログ出力部を一体化させている。さらにD/A変換は、FPGAに書き込まれたオリジナルのプログラムで行われる。また、信号経路を最短化し、かつ各部の干渉を避けるために回路レイアウトを高集積化している。
デジタル入力はUSBに加え、AES/EBU(192kHz/24bit PCM)×1、同軸デジタル(192kHz/24bit PCM)×1を搭載。PLAYLINK端子も装備しており、同社の「USB-X ST」を介してST端子光ファイバケーブルでパソコンと長尺接続(約300m)することも可能だ。
USB入力はWindowsが「7」以降、Macが「OS 10.6.6」以降に対応する。
アンプ部にも独自方式を採用し、クラスB方式ながらクラスAに匹敵するリニアリティを実現したとのこと。定格出力は130W×2(8Ω)、260W×2(4Ω)となる。電源部には大型・大容量トロイダルトランスと、大容量平滑電源コンデンサーを搭載。アナログ入力はバランス(XLR)端子を1系統、RCA端子を1系統搭載する。
その他、クリッピング、DCオフセット、過電圧・過電流などからシステムを保護するプロテクションシステムを採用。通常、こうした保護回路は信号経路に介入するために音質劣化の原因となるが、IPS-3では音質が劣化しない独自保護回路を採用している。シャーシは剛性の高い重量メタルシャーシを採用。音質に配慮したカルダス・スピーカー端子も備える(スペードプラグ対応、バナナプラグ非対応)。
入力インピーダンスは22kΩ、全高波歪率は0.004%以下、S/Nは110dB(A-weighted)。消費電力は600W(最大)。外形寸法は430W×100H×450Dmm、質量は19.0kgとなる。
本機は定格出力130W×2(8Ω)のプリメインアンプに、192kHz/24bit PCMおよび2.8/5.6/6.1MHz DSDに対応したUSB入力を含むD/Aコンバーターを内蔵した同社初のオールインワン・モデルとなる。
D/Aコンバーター部については、独自のPDFAS(Playback Designs Frequency Arrival System)を採用したことが特徴。DACは通常、入力されたデジタル信号に対してPLL回路によって基準クロックとの同期を取り、デジタル信号を補正する。この際に障害となるのが回路中のループフィルターにおいてジッターが発生することで、この段階でジッターを除去できないと、その後の回路もずっとジッターを含んだデジタル信号が通過してしまうのだという。
これに対してIPS-3は、PDFASを採用することで、PLL 回路を使用せずに独自アルゴリズムでデジタル信号処理を行う。これにより、ジッターのないデジタル信号を取り出すことができるとのこと。さらに、PLL回路を使用しないため、外部クロックも必要としない。
また、DACには「MPS-3」「MPD-3」に採用された独自のデュアルディスクリートDAC回路を採用。デジタル処理部、D/A変換部、アナログ出力部を一体化させている。さらにD/A変換は、FPGAに書き込まれたオリジナルのプログラムで行われる。また、信号経路を最短化し、かつ各部の干渉を避けるために回路レイアウトを高集積化している。
デジタル入力はUSBに加え、AES/EBU(192kHz/24bit PCM)×1、同軸デジタル(192kHz/24bit PCM)×1を搭載。PLAYLINK端子も装備しており、同社の「USB-X ST」を介してST端子光ファイバケーブルでパソコンと長尺接続(約300m)することも可能だ。
USB入力はWindowsが「7」以降、Macが「OS 10.6.6」以降に対応する。
アンプ部にも独自方式を採用し、クラスB方式ながらクラスAに匹敵するリニアリティを実現したとのこと。定格出力は130W×2(8Ω)、260W×2(4Ω)となる。電源部には大型・大容量トロイダルトランスと、大容量平滑電源コンデンサーを搭載。アナログ入力はバランス(XLR)端子を1系統、RCA端子を1系統搭載する。
その他、クリッピング、DCオフセット、過電圧・過電流などからシステムを保護するプロテクションシステムを採用。通常、こうした保護回路は信号経路に介入するために音質劣化の原因となるが、IPS-3では音質が劣化しない独自保護回路を採用している。シャーシは剛性の高い重量メタルシャーシを採用。音質に配慮したカルダス・スピーカー端子も備える(スペードプラグ対応、バナナプラグ非対応)。
入力インピーダンスは22kΩ、全高波歪率は0.004%以下、S/Nは110dB(A-weighted)。消費電力は600W(最大)。外形寸法は430W×100H×450Dmm、質量は19.0kgとなる。
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