トップウィングのブースに様々な参考出展品

【ヘッドホン祭】スロベニアのメーカーによるアンプやStyleaudioの192/24対応USB-DDC

公開日 2014/05/11 09:00 ファイル・ウェブ編集部
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ヘッドホン関連のメーカーや代理店が集う展示会「春のヘッドフォン祭2014」が中野サンプラザで開幕。本項では14階に出展している各社からHiFiMAN、ナイコム、zionoteなどの取り扱いブランドが並ぶトップウィングの出展をレポートする。

HiFiMANは14階と6階の2フロアにそれぞれブースを展開。6階で「HE-560」「HE-400i」といったヘッドホン新製品を、14階ではハイレゾ対応DAP「HM-802」などを展示している。

HM-802

「HE-560」と「HE-400i」は、ともに平面駆動型のヘッドホンで、周波数帯域は15hz〜50kHz、インピーダンスが35Ω。「HE-560」が「静電型ヘッドホンを彷彿とさせる音質を実現した」というモデルで、「HE-400i」は「大出力のヘッドホンアンプを必要としない高能率な新型平面磁気ドライバーを搭載した」というモデル。なお、6階ブースでの出展は別項でも詳しくレポートしている。

6階では平面駆動ヘッドホンの新モデルを試聴可能

ナイコムが扱う英グラスゴーのイヤホンブランド「RHA」のブースもトップウィングブースの一部として連なっており、「MA750」などを試聴可能。

MA750

加えて、ナイコムではスロベニアのERZETICH AUDIO社のヘッドホンアンプ「perfidus」と「Bacilus」も参考展示。「日本に導入するかは未定だが、仮に日本で発売するとしたらperfidusが約10万円、Bacilusがそれ以下といったくらいの価格帯の製品」(同社スタッフ)とのことで、実際に試聴することもできるようになっている。

perfidus(左)とBacilus(右)

zionoteはUCOTECH社(UBIQUOブランド)の新イヤホンや、Styleaudioのハイレゾ対応USB-DDC「CARAT-T4」などの新製品を参考展示。イヤホンには「UCT-IL300」という仮称がつけられており、8mmドライバー搭載、オールステンレスボディが特徴のハイエンドモデルとして開発中だという。「あと1ヶ月くらいで発売したいと思っており、価格は3万円前後になる見込み」(同社スタッフ)とのことだった。

UCT-IL300

Styleaudio「CARAT-T4」は、前モデル「CARAT-T2」が96kHz/24bitまでの対応だったのに対して新たに192kHz/24bitに対応した点が大きな特徴。こちらは「2ヶ月くらいのうちに、3〜4万円ほどで発売できればと思っている」という。

CARAT-T4

JR-SOUNDは6月から7月に16万円前後での発売を予定しているフォノイコ「EQA-202」を参考出展。そのほかDSD対応のUSB-DAC「Young DSD」などM2TECHの各製品も体験できるようになっている。

EQA-202

Young DSD

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