iOSデバイス対応モデルと光デジタル端子搭載モデルを用意

CEntrance、DAC内蔵ポタアン「HiFi-M8」に4pin XLRバランス端子搭載モデル

公開日 2014/07/17 18:12 ファイル・ウェブ編集部
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ミックスウェーブはCEntranceのバランス駆動に対応したDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「HiFi-M8 XL4」「HiFi-M8 LX XL4」を7月19日より発売する。価格はオープンだが、両モデルともに84,200円前後での実売が予想される。

「HiFi-M8 XL4/LX XL4」

「HiFi-M8 XL4」「HiFi-M8 LX XL4」はステレオ標準ヘッドホン端子に加え、バランス駆動用の4pin XLRヘッドホン端子を搭載したポータブルタイプのヘッドホンアンプ。「Hi-Fi M8」シリーズについては、これまでも4pinマイクロバランス端子を搭載した「HiFi-M8 RSA/LX RSA」、3pin XLR端子2系統によるバランス駆動に対応した「HiFi-M8 CMB/HiFi-M8 LX CMB」などをラインナップしてきた(関連ニュース)。

両モデル共に192kHz/24bit対応のUSB-DACを内蔵する。仕様のちがいについては、「HiFi-M8 XL4」についはiOSデバイスに対応したUSB-A端子を搭載。「HiFi-M8 LX XL4」については、192kHz/24bit対応の光デジタル入力を搭載している。

「HiFi-M8 XL4」の背面端子部。iOSデバイス用のUSB-A端子を搭載

「HiFi-M8 LX XL4」の背面端子部。光デジタル入力端子を搭載

ヘッドホン出力以外の仕様については、基本的に従来モデルと同様となる。USB-B入力のUSB伝送については、CEntrance独自の伝送テクノロジー「JitterGuardテクノロジー」を採用。これはUSBレシーバー部とDACチップの間に2段階のジッター軽減アルゴリズムを用いるというもので、USBレシーバー部とDACチップの間にバッファーがあり、DACチップが10ppm精度のクロックに基づいてこのバッファーを監視するという構造を取っている。対応デバイスはMac、Windows、Android。

背面端子にはインピーダンス調整スイッチ(1Ω、2Ω、11Ω)、ゲイン切り替えスイッチ、低域EQ切り替えスイッチ、中高域EQ切り替えスイッチを搭載。カスタムIEMからハイインピーダンス・ヘッドホンまで幅広いタイプのヘッドホンとの組み合わせに対応できる。ヘッドホンアンプはclass A方式を採用する。

背面の端子および各スイッチの解説

連続再生可能時間はフル充電時で約6.5 時間。シャーシにはアルマイト処理を施したアルミ素材を採用。印字にはレーザー刻印を採用している。

主なスペックは以下の通り。S/Nは113dB、THD+Nは0.002%(ゲイン位置が中央の場合)、クロストークは-103dB(@1kHz)、最大出力は1.4W(16~600Ωまで対応)、出力は-2dBV(ゲインレベル最大時)。外形寸法は82W×33H×127Dmm、重量は約325g。

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