ヘッドホンアンプを中心にユニークな製品が多数ラインナップ
【ヘッドホン祭】フックアップ、LynxのThunderboltネイティブ対応インターフェースを出展/15階出展ブースなどを一挙紹介
5月10日と11日の2日間、「春のヘッドフォン祭 2014」が東京・中野サンプラザで開催されている。本記事では、15階に出展されたヘッドホンアンプ関連のブースを中心に紹介していこう。
■フックアップ
フックアップはLynxのThunderboltオーディオインターフェース「HILO」を出展した。本機はThunderboltネイティブ伝送、およびWindows/Macへの対応を実現した希有なThunderboltインターフェースとのこと。Thunderboltネイティブとは、Thunderboltを用いながら伝送の中身はUSBというものではなく、PCIドライバーを用いて伝送を行うことでThunderboltのポテンシャルをフル活用できるというもの。これは、PCIドライバーでトップクラスの技術力を誇るLynxだからこそ可能になったものだという。
同社はほかにも、BENCHMARKのUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「DAC2 HGC」を出展、デモを行っていた。
■OLASONIC
東和電子によるOLASONICブースでは、NANO COMPOシリーズの各モデルが展示。販売価格が2万円下げられて50,000円(税抜)となったヘッドホンアンプ内蔵DAC「NANO-D1」や、音茶楽とコラボしたイヤホン「TH-F4N」などを展示していた。
■eme audio
14階にブースを構えたeme audioは、今回も個性的な製品を多数出展。Lightningコネクターを採用したDAC内蔵イヤホン、ESS製のDACを採用したLightning直結対応のコンパクトなヘッドホンアンプなどのデモを行っていた。
イヤホンについても、BAドライバー2基とダイナミックドライバー1基を搭載したハイブリッドタイプの最上位モデル、BAドライバー1基とダイナミックドライバー1基のハイブリッド型など、いずれも価格や発売時期、型番は未定ながら、興味深い製品を参考出展していた。
■SOUND WARRIER/サンライズプロダクツ
城下工業によるSOUND WARRIER/サンライズプロダクツのブースでは、“SOUND WARRIER(サウンドウォーリア)”ブランドのハイレゾ対応オーディオ“SW Desktop-Audio”シリーズ(関連ニュース)が出展された。
“SW Desktop-Audio”シリーズは、CDトランスポート「SWD-CT10」、DSD 5.6MHzにも対応するUSB-DAC「SWD-DA10」、パワーアンプ「SWD-TA10」をラインナップ。各モデルが同サイズで展開されており、デスクトップなどでスタックして使用するスタイルが想定されている。
また、同ブランドのプロ向けモニタリングヘッドホン「SW-HP10」のデモも行われた。本機は40mmドライバーを搭載。40年にわたって業務用のヘッドホンやヘッドセットを開発してきた同社の技術を活かして、音質はもちろん装着性にもこだわったモデルに仕上がっている。
■Jaben/RudiStor
Jaben/RudiStorブースでは、ポータブルオーディオプレーヤーを中心にユニークな製品が多数出展されていた。Jabenの「CALYX-M」は384kHz/32bitまでのPCM、5.6MHzまでDSD(DoP)に対応したポータブルプレーヤー。内蔵メモリーは64GBを備え、SDカードスロットも搭載。価格や発売時期などは現時点で未定とのことだ。「HIDIZS AP100」は、192kHz/24bitまでのPCM再生に対応。ヘッドホン出力に加え、ライン出力、同軸デジタル入出力を備えている。質量160gと扱いやすいサイズ感にもこだわっている。
「THE Glove A1」はESS製DACチップを搭載したDAC兼ヘッドホンアンプ。AK120との組み合わせが想定されており、AK120の光デジタル出力を本体端子に直に接続した上で、AK120本体をホールドして(“Glove”という名称は、AK120をすっぽりと包み込むという意が込められている)使用するというもの。ヘッドホン出力はステレオミニ端子、4pinバランス端子を搭載。AK240との組み合わせを想定したバランス入力も備える。ホルダー部を調整すれば、AK100をホールドすることもできる。
サイズを度外視して音質にこだわった真空管ポータブルヘッドホンアンプ「TU-05」などで話題を集めたA2P Japanからは、TU-05をその形状のまま超小型化した「mini 05」を参考出展。価格や発売時期は未定だが、そのサイズの差に多くの来場者が驚いていた。
■Wise Tech
Wisetechはリケーブルの新製品を出展。Re:Cableの「10PRO SL」はULTIMATE EARSのTriple Fi 10PRO向けのリケーブルで、同社直販サイト限定モデルでの販売を予定している。また、NOBUNAGA Labsからは取り回しやすさを高めたイヤホン向けリケーブル新製品を参考展示していた。
そのほか、AUDIOTRAKやAudinst、AMIなどの同社が取り扱うヘッドホンアンプやUSB-DACを多数展示していた。
■Deff Sound
ディーフ(株)によるDeff Soundブースでは、5月上旬発売のDSDネイティブ再生対応USB-DAC/ヘッドホンアンプ「DDA-DAC1U」(関連ニュース)を展示していた。内部は音質向上と定位感を高めるために、アナログ回路を左右独立構成を採用。カップリングコンデンサーを極力使用しないことで、クリアで躍動感のあるサウンドを目指しているという。
■コニシス研究所
コニシス研究所は、オールディスクリート構成を採用したハイエンド・ヘッドホンアンプ「PD901」を出展。本機はトロイダルトランスを別筐体とし、ビンテージパーツを用いたディスクリート構成のDCアンプを搭載している。ヘッドホン出力はステレオミニ、ステレオ標準の2系統の端子を搭載している。
■アコースティックフィールド
アコースティックフィールドのブースでは、MH Audioのヘッドホンアンプ「HA-1」の“スーパーカスタムモデル”の展示を行っていた。中身はHA-1だが、外観についてはジュエリーやアクセサリーを制作するアーティストデュオである「2mOa」が手がけているという。1点ものの製品だが、ブースでの販売も行うとのことだ。
また、MH Audioのスピーカーシステム「WAON(和音)」も展示された。エンクロージャーを響かせる設計を採用し、結果、ある種の合板を素材として用いているとのこと。また、無垢材の方が音が良いのではという意見に答えるために、無垢材バージョンも制作したという。
■オーディオデザイン
AUDIO DESIGNのブースでは、リファレンスヘッドホンアンプ「DCHP-100」が展示されていた。本機はヘッドホン専用の高性能バッファーアンプを新設計し、アドバンスド・Lパッド型アッテネーターを搭載している。価格は224,700円(税抜)。また、新製品のポータブルヘッドホンアンプ「PEHA-6010」も展示されていた。こちらは19,999円(税込)。
■フックアップ
フックアップはLynxのThunderboltオーディオインターフェース「HILO」を出展した。本機はThunderboltネイティブ伝送、およびWindows/Macへの対応を実現した希有なThunderboltインターフェースとのこと。Thunderboltネイティブとは、Thunderboltを用いながら伝送の中身はUSBというものではなく、PCIドライバーを用いて伝送を行うことでThunderboltのポテンシャルをフル活用できるというもの。これは、PCIドライバーでトップクラスの技術力を誇るLynxだからこそ可能になったものだという。
同社はほかにも、BENCHMARKのUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「DAC2 HGC」を出展、デモを行っていた。
■OLASONIC
東和電子によるOLASONICブースでは、NANO COMPOシリーズの各モデルが展示。販売価格が2万円下げられて50,000円(税抜)となったヘッドホンアンプ内蔵DAC「NANO-D1」や、音茶楽とコラボしたイヤホン「TH-F4N」などを展示していた。
■eme audio
14階にブースを構えたeme audioは、今回も個性的な製品を多数出展。Lightningコネクターを採用したDAC内蔵イヤホン、ESS製のDACを採用したLightning直結対応のコンパクトなヘッドホンアンプなどのデモを行っていた。
イヤホンについても、BAドライバー2基とダイナミックドライバー1基を搭載したハイブリッドタイプの最上位モデル、BAドライバー1基とダイナミックドライバー1基のハイブリッド型など、いずれも価格や発売時期、型番は未定ながら、興味深い製品を参考出展していた。
■SOUND WARRIER/サンライズプロダクツ
城下工業によるSOUND WARRIER/サンライズプロダクツのブースでは、“SOUND WARRIER(サウンドウォーリア)”ブランドのハイレゾ対応オーディオ“SW Desktop-Audio”シリーズ(関連ニュース)が出展された。
“SW Desktop-Audio”シリーズは、CDトランスポート「SWD-CT10」、DSD 5.6MHzにも対応するUSB-DAC「SWD-DA10」、パワーアンプ「SWD-TA10」をラインナップ。各モデルが同サイズで展開されており、デスクトップなどでスタックして使用するスタイルが想定されている。
また、同ブランドのプロ向けモニタリングヘッドホン「SW-HP10」のデモも行われた。本機は40mmドライバーを搭載。40年にわたって業務用のヘッドホンやヘッドセットを開発してきた同社の技術を活かして、音質はもちろん装着性にもこだわったモデルに仕上がっている。
■Jaben/RudiStor
Jaben/RudiStorブースでは、ポータブルオーディオプレーヤーを中心にユニークな製品が多数出展されていた。Jabenの「CALYX-M」は384kHz/32bitまでのPCM、5.6MHzまでDSD(DoP)に対応したポータブルプレーヤー。内蔵メモリーは64GBを備え、SDカードスロットも搭載。価格や発売時期などは現時点で未定とのことだ。「HIDIZS AP100」は、192kHz/24bitまでのPCM再生に対応。ヘッドホン出力に加え、ライン出力、同軸デジタル入出力を備えている。質量160gと扱いやすいサイズ感にもこだわっている。
「THE Glove A1」はESS製DACチップを搭載したDAC兼ヘッドホンアンプ。AK120との組み合わせが想定されており、AK120の光デジタル出力を本体端子に直に接続した上で、AK120本体をホールドして(“Glove”という名称は、AK120をすっぽりと包み込むという意が込められている)使用するというもの。ヘッドホン出力はステレオミニ端子、4pinバランス端子を搭載。AK240との組み合わせを想定したバランス入力も備える。ホルダー部を調整すれば、AK100をホールドすることもできる。
サイズを度外視して音質にこだわった真空管ポータブルヘッドホンアンプ「TU-05」などで話題を集めたA2P Japanからは、TU-05をその形状のまま超小型化した「mini 05」を参考出展。価格や発売時期は未定だが、そのサイズの差に多くの来場者が驚いていた。
■Wise Tech
Wisetechはリケーブルの新製品を出展。Re:Cableの「10PRO SL」はULTIMATE EARSのTriple Fi 10PRO向けのリケーブルで、同社直販サイト限定モデルでの販売を予定している。また、NOBUNAGA Labsからは取り回しやすさを高めたイヤホン向けリケーブル新製品を参考展示していた。
そのほか、AUDIOTRAKやAudinst、AMIなどの同社が取り扱うヘッドホンアンプやUSB-DACを多数展示していた。
■Deff Sound
ディーフ(株)によるDeff Soundブースでは、5月上旬発売のDSDネイティブ再生対応USB-DAC/ヘッドホンアンプ「DDA-DAC1U」(関連ニュース)を展示していた。内部は音質向上と定位感を高めるために、アナログ回路を左右独立構成を採用。カップリングコンデンサーを極力使用しないことで、クリアで躍動感のあるサウンドを目指しているという。
■コニシス研究所
コニシス研究所は、オールディスクリート構成を採用したハイエンド・ヘッドホンアンプ「PD901」を出展。本機はトロイダルトランスを別筐体とし、ビンテージパーツを用いたディスクリート構成のDCアンプを搭載している。ヘッドホン出力はステレオミニ、ステレオ標準の2系統の端子を搭載している。
■アコースティックフィールド
アコースティックフィールドのブースでは、MH Audioのヘッドホンアンプ「HA-1」の“スーパーカスタムモデル”の展示を行っていた。中身はHA-1だが、外観についてはジュエリーやアクセサリーを制作するアーティストデュオである「2mOa」が手がけているという。1点ものの製品だが、ブースでの販売も行うとのことだ。
また、MH Audioのスピーカーシステム「WAON(和音)」も展示された。エンクロージャーを響かせる設計を採用し、結果、ある種の合板を素材として用いているとのこと。また、無垢材の方が音が良いのではという意見に答えるために、無垢材バージョンも制作したという。
■オーディオデザイン
AUDIO DESIGNのブースでは、リファレンスヘッドホンアンプ「DCHP-100」が展示されていた。本機はヘッドホン専用の高性能バッファーアンプを新設計し、アドバンスド・Lパッド型アッテネーターを搭載している。価格は224,700円(税抜)。また、新製品のポータブルヘッドホンアンプ「PEHA-6010」も展示されていた。こちらは19,999円(税込)。