注目モデルが国内正式発表

マークレビンソンのDSD対応DAC搭載新プリメインアンプ「No585」が11月に発売

公開日 2014/09/01 10:38 ファイル・ウェブ編集部
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ハーマンインターナショナル(株)は、Mark Levinson(マークレビンソン)のDSD対応DAC搭載の新プリメインアンプ「No585」を11月に発売する。価格は140万円(税抜)。

No585

No585の背面部

今年1月のCESにも登場していたモデル(関連ニュース)。マークレビンソンの伝統的なアナログサウンドを継承しつつ、新たなハイスペックデジタルサウンドへの対応も果たすことをコンセプトとしている。

パワーアンプ部はチャンネルあたり200W(8Ω)、350W(4Ω)の出力を備えるクラスABアンプ。全段ディスクリート構成かつシンメトリー設計としているほか、左右チャンネル用に独立した900VAトロイダルトランスを用意し、強力に給電を行う。アンプ回路には12個の出力トランジスタと複数の小さなローカルキャパシターを備え、パワーが必要な際速やかに反応する優れたトランジェント・レスポンスを発揮するという。

パワーアンプ部は全段ディスクリート構成かつシンメトリー設計。左右チャンネル用に独立した900VAトロイダルトランスを用意し、強力に給電を行う。

また、USB、optical×2系統、coaxial×2系統、AES/EBU×1系統の合計6つのデジタル入力を備え、ハイレゾ音源を含む様々なソースに対応するのが大きな特徴。DACにはESS社製Sabre 32bit DACを採用し、USB入力で最大で192kHz/32bitのPCMのほか、DSD(5.6MHzまで)のネイティブ再生も可能となっている。

加えて、USBのアシンクロナス伝送にも対応。独自のジッター除去回路も備える。I/Vサーキットやは完全バランス設計のディスクリート構成。ハーマン社独自の特許技術Clari-Fi シグナルプロセッシングにより、圧縮音源を補間することも可能だ。USB経由、もしくはネットワーク経由によるソフトウェアアップデートにも対応する。さらに、アナログプリ出力端子も装備されており、80Hzまでのハイパスフィルターも使用でき2.1chで音楽を楽しむこともできる。

ボリュームは0.1dBごとに調整可能なステップアッテネータ・ボリューム。シャーシはスチールとアルミ製で、アナログ/デジタル回路を電源部やパワーアンプモジュールから隔離するカードケージ構造。フロント部にはブランドのトレードマークでもあるブラック&シルバーに染色されたアルミパネルを用いている。


【問い合わせ先】
ハーマンインターナショナル(株)
TEL/0570-550-465

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