新チャンデバ「AKURATE EXAKTBOX」も登場

【TIAS】リン、EXAKTシリーズ新スピーカー「EXAKT AKUDORIK」を初披露

公開日 2014/09/24 10:00 ファイル・ウェブ編集部
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23日より開幕した「2014 東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS 2014)」。東京・有楽町の国際フォーラムにて25日まで開催されている。リンジャパンは、デジタル伝送ミュージックシステム「EXAKT」シリーズの新モデルとなるスピーカー「EXAKT AKUDORIK」が世界最速披露された。

EXAKT AKUDORIK

デジタル伝送ミュージックシステム「EXAKT(イグザクト)」(関連ニュース)は、EXAKTプレーヤーから独自の“EXAKT LINK”でデータをデジタル伝送し、スピーカーに内蔵された「EXAKT ENGINE」で帯域分割などのデジタルプロセッシングを行うというもの。全てデジタル伝送することにより、信号欠損を防ぐことができる。

また、スピーカーの各ユニットごとの特性を測定し、補正したクロスオーバーカーブを与えることで音の最適化を行うことも可能。加えて音場調整機能も備えており、部屋の大きさやスピーカーの位置などを入力することで、理想的な再生を実現できるという。

「EXAKT AKUDORIK(イグザクト・アキュドリック)」は、KLIMAX EXAKT 350、EXAKT AKUBARIKに続くEXAKTスピーカーの第3弾モデルで、3K ARRAYと16cmウーファーによる4ウェイシステム。「DORIK」とはローマ/ギリシャ建築の「柱」を意味する。

EXAKT ENGINEをスタンド部に内蔵した点が大きな特徴で、これによりスタンド部を別売できるなど将来的な拡張性も確保した。他のEXAKTスピーカーと同様、LAN環境を利用してソフトウェアアップデートも可能だ。

EXAKT ENGINEをスタンド部に内蔵。端子はスタンド下部に配置し、ケーブルが露出しない設計に。

スピーカーの振動がエレクトロニクスに伝達しないよう、スタンド内部でしっかりとサスペンションしている。

スピーカーの振動がエレクトロニクスに伝達しないよう、スタンド内部でしっかりとサスペンション。床面とはスパイク設置を想定している。発売は10月を予定しており、価格は未定とのことだ。

また、EXAKT用チャンネルデバイダー「EXAKT TUNEBOX」の名称を「EXAKTBOX」に変更。「KLIMAX EXAKTBOX」(既に発売中)に加え、新モデル「AKURATE EXAKTBOX」を発表した。発売時期や価格は未定。

AKURATE EXAKTBOXは10出力を用意。


KLIMAX EXAKTBOX
「KLIMAX EXAKTBOX」は6出力を備えていたが、「AKURATE EXAKTBOX」は10出力を用意。最高峰の音質=KLIMAX EXAKTBOX/使い勝手の良さ=AKURATE EXAKTBOXという住み分けにしている。

既存のKLIMAX EXAKT(写真左)とAKURATE EXAKT(写真右)の試聴デモも実施。


新操作ソフト「Kazoo」や、QNAP用が新たに発表されたメディアサーバーソフト「Kazoo Server」もアピールされた。

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