ラトックや木曽工業なども
<音展>ヤマハ高音質ブースでHi-Fi&ドルビーアトモス体験/ファイナルから未発表ステンレスイヤホン
「オーディオ・ホームシアター展2014(音展)」が、東京・台場の「TIME 24」で開催されている。本記事では、ヤマハ、ファイナルオーディオデザインなどの出展内容をレポートする。
■ヤマハ
ヤマハはブース全体を試聴ルームとして構築し、Hi-Fiオーディオのデモとホームシアターのデモを交互に行っている。各デモは整理券制。
Hi-Fi製品は「A-S2100」「CD-S2100」、AVアンプ製品はハイエンドライン“AVENTAGE”上位機種「RX-A3040」を用意しており、スピーカーシステムにSoavo“NS-901”シリーズを使用。さらに壁面には、同社の調音パネル「ACP-2N」を合計23枚配置し、高音質環境を構築している。
なお、ホームシアターのデモではDolby Atmos(ドルビーアトモス)コンテンツの再生も実施している。スピーカーは、フロアスタンディング型「NS-F901」を7基、ブックシェルフ型「NS-B901」を4基、サブウーファー「NS-SW901」を2基使用する構成。再生コンテンツは、ドルビーのトレイラーと国内初のドルビーアトモス対応タイトル『ネイチャー』から、それぞれ一部シーンを楽しむことができる。
■ファイナルオーディオデザイン
ファイナルオーディオデザインからは、12月発売を予定しているイヤホン上位モデル「Heaven VIII」と「Heaven VII」が参考出展されている。
いずれも、筐体の成形に「MIM(Metal Injection Molding)」技術を採用したステンレス鏡面仕上げのモデル。「MIM」は、ステンレスの粉末を金型で成形後、1,200度以上の高温の炉で焼結するという製造方法。これにより、音質に影響を与える筐体形状を自由に設計することが可能となり、同時に金属削り出し成形では不可能だった細かい筐体デザインを実現した。さらに同社によれば、「理屈は解明中だが、MIMにすることで実際に筐体の共振が抑えられている」という。
Heaven VIIIはステンレスの上に金メッキ処理を施したゴールドカラーが特徴の上位モデルで、価格は7万円前後を予定。Heaven VIIはその次位に位置づけられるモデルで、価格は6万円前後を予定している。
2機種ともモニターライクな音作りを目指したとのことで、「MIM」技術以外の内部構成も基本的に共通。ドライバーはバランスドアーマチュア型を1基搭載する。奥行きのある立体的な空間再生を実現するというBAM機構や、ステンレス製のメッシュフィルター+音響レジスターも内部に採用している。
なおHeaven VIIIのみ、ドライバーに穴を設ける処理を施すことで低域の再現性を高めているという。
■新製品など注目展示続々
木曽工業は、同社が展開するfo.Qとmodrateブランドの製品を出展していた。modrateからは、ゴム製の制振材「ZeroBump」を採用したインシュレーター「HEM-25」を出展。11月の発売を予定しており、価格は4個セットで35,000円程度を想定しているという。中身の制振材部を外せば、台座部分をスパイク受けとして使用することもできる。“クールではっきりした音”のステンレス製モデルと、“温かみのある音”の真鍮製モデルの2種類をラインナップする。
ラトックは、11月上旬のアップデートでDLNA機能を搭載するWi-Fi対応SDカードリーダー「REX-WIFISD1」をメインでアピール。ポータブルタイプの同製品をフィーチャーし、外出先でDLNA環境を使った高音質再生の楽しみ方を提案している。
■ヤマハ
ヤマハはブース全体を試聴ルームとして構築し、Hi-Fiオーディオのデモとホームシアターのデモを交互に行っている。各デモは整理券制。
Hi-Fi製品は「A-S2100」「CD-S2100」、AVアンプ製品はハイエンドライン“AVENTAGE”上位機種「RX-A3040」を用意しており、スピーカーシステムにSoavo“NS-901”シリーズを使用。さらに壁面には、同社の調音パネル「ACP-2N」を合計23枚配置し、高音質環境を構築している。
なお、ホームシアターのデモではDolby Atmos(ドルビーアトモス)コンテンツの再生も実施している。スピーカーは、フロアスタンディング型「NS-F901」を7基、ブックシェルフ型「NS-B901」を4基、サブウーファー「NS-SW901」を2基使用する構成。再生コンテンツは、ドルビーのトレイラーと国内初のドルビーアトモス対応タイトル『ネイチャー』から、それぞれ一部シーンを楽しむことができる。
■ファイナルオーディオデザイン
ファイナルオーディオデザインからは、12月発売を予定しているイヤホン上位モデル「Heaven VIII」と「Heaven VII」が参考出展されている。
いずれも、筐体の成形に「MIM(Metal Injection Molding)」技術を採用したステンレス鏡面仕上げのモデル。「MIM」は、ステンレスの粉末を金型で成形後、1,200度以上の高温の炉で焼結するという製造方法。これにより、音質に影響を与える筐体形状を自由に設計することが可能となり、同時に金属削り出し成形では不可能だった細かい筐体デザインを実現した。さらに同社によれば、「理屈は解明中だが、MIMにすることで実際に筐体の共振が抑えられている」という。
Heaven VIIIはステンレスの上に金メッキ処理を施したゴールドカラーが特徴の上位モデルで、価格は7万円前後を予定。Heaven VIIはその次位に位置づけられるモデルで、価格は6万円前後を予定している。
2機種ともモニターライクな音作りを目指したとのことで、「MIM」技術以外の内部構成も基本的に共通。ドライバーはバランスドアーマチュア型を1基搭載する。奥行きのある立体的な空間再生を実現するというBAM機構や、ステンレス製のメッシュフィルター+音響レジスターも内部に採用している。
なおHeaven VIIIのみ、ドライバーに穴を設ける処理を施すことで低域の再現性を高めているという。
■新製品など注目展示続々
木曽工業は、同社が展開するfo.Qとmodrateブランドの製品を出展していた。modrateからは、ゴム製の制振材「ZeroBump」を採用したインシュレーター「HEM-25」を出展。11月の発売を予定しており、価格は4個セットで35,000円程度を想定しているという。中身の制振材部を外せば、台座部分をスパイク受けとして使用することもできる。“クールではっきりした音”のステンレス製モデルと、“温かみのある音”の真鍮製モデルの2種類をラインナップする。
ラトックは、11月上旬のアップデートでDLNA機能を搭載するWi-Fi対応SDカードリーダー「REX-WIFISD1」をメインでアピール。ポータブルタイプの同製品をフィーチャーし、外出先でDLNA環境を使った高音質再生の楽しみ方を提案している。