内部アルゴリズムが大幅向上

パロット、タッチパネル搭載の多機能Bluetoothヘッドホン新モデル「Zik 2.0」

公開日 2014/11/11 12:23 ファイル・ウェブ編集部
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仏Parrot(パロット)は、多機能Bluetoothヘッドホンの最新モデル「Zik 2.0」を11月19日に国内発売する。価格は44,900円(税抜)で、11月12日より予約受付を開始する。国内販売は(株)モダニティが行う。

Zik 2.0

タッチ操作対応や着脱センサー、専用アプリでのオーディオ調整など、多数のフィーチャーを盛り込んだBluetoothヘッドホン「Zik」の最新モデル。従来に引き続き、フランス人デザイナー フィリップ・スタルクとのコラボによる新デザインを採用している。カラーはブラック、ホワイト、モカ、ブルー、オレンジ、イエローの6色をラインナップする。

基本性能は従来をそのまま引き継ぎつつ、ノイズキャンセンリングのアルゴリズムやセンサー機能等の内部技術を向上させた。なお従来モデル「Zik」はBluetooth2.1に対応していたが、本機ではBluetooth3.0規格をサポートし、NFCにも対応している。対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/PBAP。

内部には40mmのネオジウムドライバーを搭載。32bit DSPを内蔵する。周波数特性は20Hz〜22kHz。

右側のイヤーカップの表面にはタッチパネルを搭載する。 垂直方向にタッチすることで音量を調整できるほか、音楽再生中に水平方向に「スワイプ」操作を行うことで前後の曲にスキップが可能。また、「タップ」操作で曲を一時停止できる。

スマホとの接続中に電話がかかってきた場合は「タップ」操作で通話を受けることが可能で、2秒間の長押しで拒否することもできる。また「音声読み上げ」技術によって、発信者の名前を音声で教えてくれるフィーチャーも搭載している。電話をかける際には、タッチパネルを長押しすることで、スマートフォンの音声認識機能(Siri、Google)を起動することができ、電話帳に登録されている名前を話すだけで番号が自動的にダイヤルされる。

また、右側イヤーカップにはセンサーも搭載しており、これによりヘッドホンの装着状態を認識する。本機を外して首にかけると音楽が一時停止し、もう一度頭に装着すると音楽再生を再開するといった機能も備えている。

加えて、ノイズキャンセリング機能も強化。本体には合計8基のマイクを搭載。そのうち6基を使ってノイズキャンセリングを行う最新のアルゴリズムを採用している。特許取得の技術「アクティブ・ノイズコントロール」により、騒音と逆位置の音波を発生させて最大30dBまでのノイズリダクションが可能としている。

さらに、同じく特許取得の「ストリートモード」によって、周囲の雑音が再侵入している部分をアイソレーション補正するアルゴリズムも備えている。これによって密閉型ヘッドホンで発生しがちなオクルージョン効果が抑えられ、通話時には自分の声を自然に認識することができるとしている。

内部には830mAhのバッテリーを搭載。約2時間半の充電で、フライトモードで18時間の連続駆動、ローパワーモードでは8日間の連続駆動に対応する。

また、従来と同じく専用アプリからの操作にも対応。Windows用アプリも近日公開予定としている。

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