藤田恵美などを手掛けたエンジニア・阿部哲也氏のレーベル
e-onkyoにて新レーベル「HD Impression」のハイレゾ・サラウンド音源が配信開始
e-onkyo musicは、藤田恵美やHYPSを手掛けたレコーディングエンジニア・阿部哲也氏がたちあげた新レーベル「HD Impression」の音源を本日から独占配信スタート。2月21日には試聴イベントも実施する。
藤田恵美「camomile Best Audio」やHYPS「Chaotic Planet〜Special Master Edition」といえば、音の良さでも非常に人気を博したタイトル。「HD Impression」レーベルの第1弾タイトルは「La Preghiera/みくりやクワイア」、「Song of the Heart/植草ひろみ、早川りさこ」、「Salone/高木里代子」の3作品。3作品とも2ch音源に加え、96kHz/24bitの5.1chサラウンド音源もラインナップしているのが特徴だ。ミックス作業はオンキヨーのショールームにある「マリンシアター」にて、オンキヨーのAVアンプを使用しながら行われた。
La Preghiera/みくりやクワイア
<2ch> 96kHz/24bit WAV, flac(アルバム¥2,500 単曲¥400)
DSD 5.6MHz(アルバム¥3,000 単曲¥500 )
<5.1ch>96kHz/24bit WAV, flac, Dolby TrueHD(アルバム¥3,000 単曲¥500 )
http://www.e-onkyo.com/music/album/hdi50001/
Song of the Heart/植草ひろみ、早川りさこ
<2ch>96kHz/24bit WAV, flac(アルバム販売のみ ¥1,500)
DSD 5.6MHz(アルバム販売のみ ¥2,000)
<5.1ch>96kHz/24bit WAV, flac, Dolby TrueHD(アルバム販売のみ ¥2,000)
http://www.e-onkyo.com/music/album/hdi50002/
Salone/高木里代子
<2ch>96kHz/24bit WAV, flac(アルバム¥2,000 単曲¥400)
DSD 5.6MHz(アルバム¥2,500 単曲¥500)
<5.1ch>96kHz/24bit WAV, flac, Dolby TrueHD(アルバム¥2,500 単曲¥500)
http://www.e-onkyo.com/music/album/hdi50003/
■実際にサラウンド音源を聴いてみた
記者もマリンシアターにて、今回のサラウンド音源を実際に試聴してみた。正直なところ「サラウンド」というと、アクション映画のように前後左右に音が回り込むものというイメージがあったため、「音楽をサラウンドで聴く意味はあるのだろうか…?」と思っていたのだが、実際に音を聴いてみてその考えがくつがえされた。
サラウンドで音楽を聴くメリットは、「音の回り込み」ではなく「空間の広がり感」にあった。前後方向・上下方向の空間が広がって、一層リアルな音響空間が生まれる。たとえば、みくりやクワイア「La Preghiera」では、フロント〜センタースピーカーの後ろの空間がさーっと広がり、礼拝堂のなかにいるかのような感覚に。上下の空間が広がるからか、2ch音源に比べてパイプオルガンの大きさもより伝わってくるように感じられた。
エンジニアの阿部氏は「サラウンド音源は、音像の大きさや高さが正確に再生できるよう、バランスをとってミックスしないといけません。音の割り振りはとても難しく、適切でないと空間に"穴”が生まれて歪んでしまうんです。ですからミックスの作業中は試行錯誤の連続。でも、うまくいったときの効果たるや、すごいものです。植草ひろみさんからは、『(サラウンド音源を聴いてみて)実際に演奏していた時の気持ちが思い出されます』というコメントをいただきました。音楽のサラウンド音源で大事なのは、決してこれみよがしに音を回り込ませるのではなく『なにも(違和感を)感じない』ということなのかなと思います。プレイヤーの演奏しているときの気持ちも一緒に録れたら、そして感動を与えるものが作れたら…と思っています」と語っていた。
まだサラウンドで音楽を聴いたことがないという方は、2月21日の試聴会でぜひ実際にその音空間を体験してみていただきたい。音源が実際に制作された場所で開催される貴重な機会でもある。応募は2月4日締切。
HD Impression配信記念 試聴イベント
◆日時:2015 年2 月21 日(土) 14時〜(第1回)/16時〜(第2回)
◆場所:
Gibson Showroom Tokyo マリンシアター
東京都中央区八重洲2-3-12 オンキヨー八重洲ビル 地下1 階
http://www.jp.onkyo.com/gibsonsr/access.htm
◆募集人数:各回30名
◆応募:下記ページより申込。
https://www.e-onkyo.com/contact/
藤田恵美「camomile Best Audio」やHYPS「Chaotic Planet〜Special Master Edition」といえば、音の良さでも非常に人気を博したタイトル。「HD Impression」レーベルの第1弾タイトルは「La Preghiera/みくりやクワイア」、「Song of the Heart/植草ひろみ、早川りさこ」、「Salone/高木里代子」の3作品。3作品とも2ch音源に加え、96kHz/24bitの5.1chサラウンド音源もラインナップしているのが特徴だ。ミックス作業はオンキヨーのショールームにある「マリンシアター」にて、オンキヨーのAVアンプを使用しながら行われた。
La Preghiera/みくりやクワイア
<2ch> 96kHz/24bit WAV, flac(アルバム¥2,500 単曲¥400)
DSD 5.6MHz(アルバム¥3,000 単曲¥500 )
<5.1ch>96kHz/24bit WAV, flac, Dolby TrueHD(アルバム¥3,000 単曲¥500 )
http://www.e-onkyo.com/music/album/hdi50001/
Song of the Heart/植草ひろみ、早川りさこ
<2ch>96kHz/24bit WAV, flac(アルバム販売のみ ¥1,500)
DSD 5.6MHz(アルバム販売のみ ¥2,000)
<5.1ch>96kHz/24bit WAV, flac, Dolby TrueHD(アルバム販売のみ ¥2,000)
http://www.e-onkyo.com/music/album/hdi50002/
Salone/高木里代子
<2ch>96kHz/24bit WAV, flac(アルバム¥2,000 単曲¥400)
DSD 5.6MHz(アルバム¥2,500 単曲¥500)
<5.1ch>96kHz/24bit WAV, flac, Dolby TrueHD(アルバム¥2,500 単曲¥500)
http://www.e-onkyo.com/music/album/hdi50003/
■実際にサラウンド音源を聴いてみた
記者もマリンシアターにて、今回のサラウンド音源を実際に試聴してみた。正直なところ「サラウンド」というと、アクション映画のように前後左右に音が回り込むものというイメージがあったため、「音楽をサラウンドで聴く意味はあるのだろうか…?」と思っていたのだが、実際に音を聴いてみてその考えがくつがえされた。
サラウンドで音楽を聴くメリットは、「音の回り込み」ではなく「空間の広がり感」にあった。前後方向・上下方向の空間が広がって、一層リアルな音響空間が生まれる。たとえば、みくりやクワイア「La Preghiera」では、フロント〜センタースピーカーの後ろの空間がさーっと広がり、礼拝堂のなかにいるかのような感覚に。上下の空間が広がるからか、2ch音源に比べてパイプオルガンの大きさもより伝わってくるように感じられた。
エンジニアの阿部氏は「サラウンド音源は、音像の大きさや高さが正確に再生できるよう、バランスをとってミックスしないといけません。音の割り振りはとても難しく、適切でないと空間に"穴”が生まれて歪んでしまうんです。ですからミックスの作業中は試行錯誤の連続。でも、うまくいったときの効果たるや、すごいものです。植草ひろみさんからは、『(サラウンド音源を聴いてみて)実際に演奏していた時の気持ちが思い出されます』というコメントをいただきました。音楽のサラウンド音源で大事なのは、決してこれみよがしに音を回り込ませるのではなく『なにも(違和感を)感じない』ということなのかなと思います。プレイヤーの演奏しているときの気持ちも一緒に録れたら、そして感動を与えるものが作れたら…と思っています」と語っていた。
まだサラウンドで音楽を聴いたことがないという方は、2月21日の試聴会でぜひ実際にその音空間を体験してみていただきたい。音源が実際に制作された場所で開催される貴重な機会でもある。応募は2月4日締切。
HD Impression配信記念 試聴イベント
◆日時:2015 年2 月21 日(土) 14時〜(第1回)/16時〜(第2回)
◆場所:
Gibson Showroom Tokyo マリンシアター
東京都中央区八重洲2-3-12 オンキヨー八重洲ビル 地下1 階
http://www.jp.onkyo.com/gibsonsr/access.htm
◆募集人数:各回30名
◆応募:下記ページより申込。
https://www.e-onkyo.com/contact/
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