Android向けアプリの正式版もリリース
オンキヨー「HF Player」、リアルタイムDSD変換対応などのアップデートを本日実施
オンキヨーは、iOS/Android向けハイレゾ再生アプリ「Onkyo HF Player」のメジャーアップデートを本日より開始。DSDリアルタイム変換出力機能を新たにサポートした。昨年12月に予告されていたアップデートが実施されたかたちとなる(関連ニュース)。
今回のバージョンアップにより、iOS向けは「Onkyo HF Player Ver.2.0」に、Android向けは従来のトライアル版から正式版「Onkyo HF Playr Ver 1.0」に進化。DSDリアルタイム変換出力をはじめとする大幅な機能追加を実現し、Android版ではハイレゾUSB出力をサポートするドライバー機能も実装する。なお、iOS/Android向け共に今回が初のメジャーアップデートとなる。
■DSDリアルタイム変換によりスマホのCPUをフル活用した高音質再生が可能
DSDリアルタイム変換再生は、WAVやFLAC、AACなどのPCM系音源を、DSD 2.8MHzまたは5.6MHzにリアルタイム変換してDoP出力する機能。5.6/2.8MHzそれぞれに、よりS/Nに優れた「高精度」モードを用意している。オンキヨーはこのDSDリアルタイム変換出力の効果について、「USB-DACなど外部機器側のD/Aコンバーターで行う処理の多くをHF Player側にシフトして、高速処理が可能な最新スマートフォンのCPU演算能力を活かすことで、ハード側の1チップDACだけでは表現できない領域の再現が可能となる」と説明している。なお、本機能はiOS/Android共に有償版のみが対応する。
なおDSDリアルタイム変換再生の詳細やアップデートによる出力仕様の変更については、こちらの記事でその詳細を紹介している。
■iOS版はDSD 11.2MHzのDoP出力やAirDropを使ったファイル転送にも対応
iOS向けは「Onkyo HF Player Ver.2.0」は、新たにiOS 8および64bitに対応。使い勝手の面では、AirDrop機能を使ってのMacからのファイル転送に対応(iOS8以降のiOS端末、およびOS X Yosemiteを搭載しBluetooth4.0に対応したMacが必要)。画面左端を右スワイプすることでの前画面移動にも可能となった。また編集中にキューを置き換える際には、注意文が表示されるようになる。
前述のDSDリアルタイム変換再生は、DSD/PCMハイレゾ再生などに対応した有償版「HDプレーヤーパック」(アプリ内課金:1,000円)のみが対象のアップデートとなる。
有償版ではほかにも、11.2MHz DSDのDoP出力(従来はPCM変換出力のみ)に対応。3MHz/6MHz DSDのDoP/PCM変換出力(従来は5.6/2.8MHzのみ)もサポートされ、非対応USB-DACへ3MHz/6MHz DSDのみPCM出力することも可能。さらにDoP出力時のポーズモードに関する設定が新たに追加され、ポーズ中にプチノイズが発生する問題を解決した。これら新機能は、すでに有償版を購入済みのユーザーは、無償でアップデート可能だ。
今回のアップデート後のiOS版Onkyo HF Playerの対応フォーマットをまとめておく。無償版は48kHzまでのWAV/AIFF/ALAC/AAC/MP3に対応。有償版HDプレーヤーパックは上記に加えて、2.8MHz・3MHz・5.6MHz・6MHz・11.2MHzのDSF/DSDIFF(PCM変換/DoP出力)、384kHzまでのWAV/AIFF/FLAC/ALAC、192kHzまでのOgg Vorbisに対応する。
■Android版はハイレゾUSB出力をサポートするドライバー機能を搭載
Android版については、これまで「Onkyo HF Player Trial」が提供されていたが、今回のアップデートにより「Onkyo HF Playr Ver 1.0」として正式リリースされる。また、無償版の機能制限を解除する「アンロックアプリ」(1,000円)をGoogle Playから購入することで、アプリ内に実装された「Onkyo USB HF Driver」を用いて、OTGケーブル経由でUSB-DACと接続してのハイレゾ出力が可能となる(関連ニュース)。
この有償版は、リアルタイムDSD変換出力(日本限定機能・CPU 2GHz 4コア以上の環境が必要)、および最大192kHz/24bitへのアップサンプリング/ビット拡張再生にも対応。ハイレゾ出力については2.8MHz・3MHz・5.6MHz・6MHz・11.2MHz DSD(DoP出力)、384kHzまでのWAV/AIFF/FLAC/ALAC、192kHzまでのOgg Vorbisに対応する。。無償版では、88.2kHz以上は44.1kHzまたは48kHzにダウンコンバートされ、DSDはPCM変換出力となる。
今回のバージョンアップにより、iOS向けは「Onkyo HF Player Ver.2.0」に、Android向けは従来のトライアル版から正式版「Onkyo HF Playr Ver 1.0」に進化。DSDリアルタイム変換出力をはじめとする大幅な機能追加を実現し、Android版ではハイレゾUSB出力をサポートするドライバー機能も実装する。なお、iOS/Android向け共に今回が初のメジャーアップデートとなる。
■DSDリアルタイム変換によりスマホのCPUをフル活用した高音質再生が可能
DSDリアルタイム変換再生は、WAVやFLAC、AACなどのPCM系音源を、DSD 2.8MHzまたは5.6MHzにリアルタイム変換してDoP出力する機能。5.6/2.8MHzそれぞれに、よりS/Nに優れた「高精度」モードを用意している。オンキヨーはこのDSDリアルタイム変換出力の効果について、「USB-DACなど外部機器側のD/Aコンバーターで行う処理の多くをHF Player側にシフトして、高速処理が可能な最新スマートフォンのCPU演算能力を活かすことで、ハード側の1チップDACだけでは表現できない領域の再現が可能となる」と説明している。なお、本機能はiOS/Android共に有償版のみが対応する。
なおDSDリアルタイム変換再生の詳細やアップデートによる出力仕様の変更については、こちらの記事でその詳細を紹介している。
■iOS版はDSD 11.2MHzのDoP出力やAirDropを使ったファイル転送にも対応
iOS向けは「Onkyo HF Player Ver.2.0」は、新たにiOS 8および64bitに対応。使い勝手の面では、AirDrop機能を使ってのMacからのファイル転送に対応(iOS8以降のiOS端末、およびOS X Yosemiteを搭載しBluetooth4.0に対応したMacが必要)。画面左端を右スワイプすることでの前画面移動にも可能となった。また編集中にキューを置き換える際には、注意文が表示されるようになる。
前述のDSDリアルタイム変換再生は、DSD/PCMハイレゾ再生などに対応した有償版「HDプレーヤーパック」(アプリ内課金:1,000円)のみが対象のアップデートとなる。
有償版ではほかにも、11.2MHz DSDのDoP出力(従来はPCM変換出力のみ)に対応。3MHz/6MHz DSDのDoP/PCM変換出力(従来は5.6/2.8MHzのみ)もサポートされ、非対応USB-DACへ3MHz/6MHz DSDのみPCM出力することも可能。さらにDoP出力時のポーズモードに関する設定が新たに追加され、ポーズ中にプチノイズが発生する問題を解決した。これら新機能は、すでに有償版を購入済みのユーザーは、無償でアップデート可能だ。
今回のアップデート後のiOS版Onkyo HF Playerの対応フォーマットをまとめておく。無償版は48kHzまでのWAV/AIFF/ALAC/AAC/MP3に対応。有償版HDプレーヤーパックは上記に加えて、2.8MHz・3MHz・5.6MHz・6MHz・11.2MHzのDSF/DSDIFF(PCM変換/DoP出力)、384kHzまでのWAV/AIFF/FLAC/ALAC、192kHzまでのOgg Vorbisに対応する。
■Android版はハイレゾUSB出力をサポートするドライバー機能を搭載
Android版については、これまで「Onkyo HF Player Trial」が提供されていたが、今回のアップデートにより「Onkyo HF Playr Ver 1.0」として正式リリースされる。また、無償版の機能制限を解除する「アンロックアプリ」(1,000円)をGoogle Playから購入することで、アプリ内に実装された「Onkyo USB HF Driver」を用いて、OTGケーブル経由でUSB-DACと接続してのハイレゾ出力が可能となる(関連ニュース)。
この有償版は、リアルタイムDSD変換出力(日本限定機能・CPU 2GHz 4コア以上の環境が必要)、および最大192kHz/24bitへのアップサンプリング/ビット拡張再生にも対応。ハイレゾ出力については2.8MHz・3MHz・5.6MHz・6MHz・11.2MHz DSD(DoP出力)、384kHzまでのWAV/AIFF/FLAC/ALAC、192kHzまでのOgg Vorbisに対応する。。無償版では、88.2kHz以上は44.1kHzまたは48kHzにダウンコンバートされ、DSDはPCM変換出力となる。
関連リンク