1台で様々なデバイスと繋がる
オンキヨー、DSD対応ポタアン/プレーヤー「DAC-HA300」
オンキヨーは、DSD 5.6MHz対応USB-DAC/ハイレゾプレーヤー機能を搭載するポータブルヘッドホンアンプ「DAC-HA300」を2015年春に発売すると発表した。価格は現時点では未定とのことで、同社では決定次第アナウンスするとしている。秋葉原で開催中の「ポータブルオーディオフェスティバル2014(ポタフェス)」にて、実機の展示を行っている。
現在発売中の「DAC-HA200」の上位に位置づけるモデルで、DSD 5.6MHz音源や192kHz/24bit PCM音源に対応したUSB-DAC機能を搭載するポータブルヘッドホンアンプ。同社のヘッドホンアンプとして初めてDSDネイティブ再生に対応する。さらに、本体に備えるSDカードスロット内の音源を、本機単体で再生できるプレーヤー機能も新たに搭載した。
本機はティアックとの共同開発による製品で、先日発表されたティアックのDSD対応ポタアン/プレーヤー「HA-P90SD」と基本的な開発思想は同じ(関連ニュース)。
音声入力端子はUSBのほか、光デジタル/同軸デジタル/ライン入力を兼用する3.5mm丸型端子を搭載している。音声出力端子は、ヘッドホン出力として3.5mmステレオミニを備えるほか、入力端子の3.5mm丸型端子を同軸デジタル出力に切り替えることもできる。
本機は、単体でポタアン/USB-DAC/ハイレゾプレーヤーの各機能を網羅していることに加え、USB/光デジタル/同軸デジタル/ラインなど多彩な音声入力にも対応し、“1台であらゆる音源デバイスとの接続が可能で、あらゆる音源フォーマットに対応すること”が大きな特徴となる。
■USB-DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプとしての機能
上述の通り、機能面はティアックのHA-P90SDとほぼ共通だが、狙っている音質傾向は異なるとのことで、オンキヨー独自の音作りを行った。DACは共通でバーブラウンの「PCM1795」を採用し、パワーアンプ部をディスクリート構成とすることも同じだが、HA-P90SDが最終段にバーブラウンのオペアンプを採用していたのに対し、本機ではMUSEのオペアンプを採用している。本機では、声の帯域の表現や、空間再現を特に高めるチューニングを行ったという。
出力設計は4段階の最大出力アッテネーター(-0dB、-10dB、-20dB、-30dB)と、2段階の出力ゲイン(HIGH/LOW)の切り替えに対応する。
上述の通り、音声入力端子はUSBと光デジタル/同軸デジタル/ライン入力を兼用する3.5mm丸型端子を搭載。3.5mmヘッドホン端子は8〜600Ωまでのインピーダンスに対応する。
■ハイレゾプレーヤーとしての機能
本体にSDカードスロットを1基装備しており、SDカード内の音楽ファイルを本機単体で再生できる。対応するファイル形式はWAV、MP3、AAC、WMA、FLAC、DSF、DSDIFF(DFF)。
なお、上述の通り光デジタル入力/同軸デジタル入力/ライン入力を兼用する3.5mm丸型端子は、最大192kHz/24bit対応の同軸デジタル出力に切り替えることも可能。本体に挿入したSDカード内の音楽ファイルを、同軸デジタル入力を備えたコンポなどの外部機器に出力するといった使い方もできる。
■iPhone/Androidのデジタル接続について
iPhoneからのデジタル出力については、基本的に従来モデルDAC-HA200の仕様を受け継いでおり、Camera Connection KitやLightning-USBカメラアダプターを介さず、標準のLightningケーブルでiPhoneと端末と直接接続することができる。
一般的に、Camera Connection KitやLightning-USBカメラアダプター経由でiPhoneとポタアンを接続すると、ポタアン側が接続デバイスをPCとして認識するため、iPhoneからの給電を開始してしまい、iPhone側のバッテリーが急速に減ってしまう場合が多い。
従来モデルのDAC-HA200では、PCではなくiPhoneとして認識させることでこの給電機能を排除していたが、今回のDAC-HA300ではさらにそこから一歩進んだ仕様となり、給電を行うか否かを本体側で用途に応じてスイッチングできるようにしている。
Android端末からのデジタル接続については、別項でお伝えしている通り、Android向けに正式版がリリースされるアプリ「Onkyo HF Player」の「Onkyo USB HF Driver」機能を使用し、USB端子からOTGケーブルを介することで可能となる。本来、OTGケーブル経由での接続ではAndroid端末がPCとして認識されてしまい、Android端末から給電を開始してしまうが、本機はAndroid端末を接続した場合も、iPhoneと同じように給電を行うか否かを選択できるようになっている。
なおオンキヨーは、現在秋葉原で開催中のポタフェス会場にて、本機の新製品発表会を実施した。発表会の模様は別項でご紹介している。
現在発売中の「DAC-HA200」の上位に位置づけるモデルで、DSD 5.6MHz音源や192kHz/24bit PCM音源に対応したUSB-DAC機能を搭載するポータブルヘッドホンアンプ。同社のヘッドホンアンプとして初めてDSDネイティブ再生に対応する。さらに、本体に備えるSDカードスロット内の音源を、本機単体で再生できるプレーヤー機能も新たに搭載した。
本機はティアックとの共同開発による製品で、先日発表されたティアックのDSD対応ポタアン/プレーヤー「HA-P90SD」と基本的な開発思想は同じ(関連ニュース)。
音声入力端子はUSBのほか、光デジタル/同軸デジタル/ライン入力を兼用する3.5mm丸型端子を搭載している。音声出力端子は、ヘッドホン出力として3.5mmステレオミニを備えるほか、入力端子の3.5mm丸型端子を同軸デジタル出力に切り替えることもできる。
本機は、単体でポタアン/USB-DAC/ハイレゾプレーヤーの各機能を網羅していることに加え、USB/光デジタル/同軸デジタル/ラインなど多彩な音声入力にも対応し、“1台であらゆる音源デバイスとの接続が可能で、あらゆる音源フォーマットに対応すること”が大きな特徴となる。
■USB-DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプとしての機能
上述の通り、機能面はティアックのHA-P90SDとほぼ共通だが、狙っている音質傾向は異なるとのことで、オンキヨー独自の音作りを行った。DACは共通でバーブラウンの「PCM1795」を採用し、パワーアンプ部をディスクリート構成とすることも同じだが、HA-P90SDが最終段にバーブラウンのオペアンプを採用していたのに対し、本機ではMUSEのオペアンプを採用している。本機では、声の帯域の表現や、空間再現を特に高めるチューニングを行ったという。
出力設計は4段階の最大出力アッテネーター(-0dB、-10dB、-20dB、-30dB)と、2段階の出力ゲイン(HIGH/LOW)の切り替えに対応する。
上述の通り、音声入力端子はUSBと光デジタル/同軸デジタル/ライン入力を兼用する3.5mm丸型端子を搭載。3.5mmヘッドホン端子は8〜600Ωまでのインピーダンスに対応する。
■ハイレゾプレーヤーとしての機能
本体にSDカードスロットを1基装備しており、SDカード内の音楽ファイルを本機単体で再生できる。対応するファイル形式はWAV、MP3、AAC、WMA、FLAC、DSF、DSDIFF(DFF)。
なお、上述の通り光デジタル入力/同軸デジタル入力/ライン入力を兼用する3.5mm丸型端子は、最大192kHz/24bit対応の同軸デジタル出力に切り替えることも可能。本体に挿入したSDカード内の音楽ファイルを、同軸デジタル入力を備えたコンポなどの外部機器に出力するといった使い方もできる。
■iPhone/Androidのデジタル接続について
iPhoneからのデジタル出力については、基本的に従来モデルDAC-HA200の仕様を受け継いでおり、Camera Connection KitやLightning-USBカメラアダプターを介さず、標準のLightningケーブルでiPhoneと端末と直接接続することができる。
一般的に、Camera Connection KitやLightning-USBカメラアダプター経由でiPhoneとポタアンを接続すると、ポタアン側が接続デバイスをPCとして認識するため、iPhoneからの給電を開始してしまい、iPhone側のバッテリーが急速に減ってしまう場合が多い。
従来モデルのDAC-HA200では、PCではなくiPhoneとして認識させることでこの給電機能を排除していたが、今回のDAC-HA300ではさらにそこから一歩進んだ仕様となり、給電を行うか否かを本体側で用途に応じてスイッチングできるようにしている。
Android端末からのデジタル接続については、別項でお伝えしている通り、Android向けに正式版がリリースされるアプリ「Onkyo HF Player」の「Onkyo USB HF Driver」機能を使用し、USB端子からOTGケーブルを介することで可能となる。本来、OTGケーブル経由での接続ではAndroid端末がPCとして認識されてしまい、Android端末から給電を開始してしまうが、本機はAndroid端末を接続した場合も、iPhoneと同じように給電を行うか否かを選択できるようになっている。
なおオンキヨーは、現在秋葉原で開催中のポタフェス会場にて、本機の新製品発表会を実施した。発表会の模様は別項でご紹介している。
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