マス工房のバランス接続対応新アンプも登場

【ポタ研】パイオニア「XPA-700」の“サプライズ”とは?/ハーマンはAKG旗艦機を中心にデモ

公開日 2015/02/15 10:00 ファイル・ウェブ編集部
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フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会 2015冬(ポタ研)」が、中野サンプラザで開催された。本稿ではパイオニア、ハーマンインターナショナル、マス工房のブースについてお伝えする。

パイオニア

パイオニアは、同社初のポータブルヘッドホンアンプ「XPA-700」をメインに訴求。試聴ができるのはもちろんのこと、使い勝手や好みに合わせて音質や本体パーツなどをカスタマイズできるという特徴を活かし、企画の林氏によるカスタマイズアドバイスなども行われていた。

XPA-700と手持ち機器の最適な接続方法を、企画者の林氏が一緒に考えてくれる


その場でいろいろなカスタマイズを提案。このようにケーブルをスマートに取り回しできるセッティングも可能なので、鞄などにも入れやすい。
また、事前にアナウンスされていたとおり、XPA-700購入者を対象にした“サプライズ”も用意。各人のカスタマイズXPA-700をブースに持って行くと、オリジナル“NO RULE”Tシャツがプレゼントされた。

とあるユーザーさんが持ち込んだ組合せ。これにこの機器を追加するにはどうカスタムするのがいいかを林氏が一緒に考えてくれていた


バンナイズ製のXPA-700用ケースも展示。XPA-700だけでもケーブルへのダメージを最小限に抑えるセッティングができるが、ケースを使えばより万全に、持ち運びやすく。


ハーマンインターナショナル

意外にもポタ研には初出展というハーマン。AKGのフラグシップヘッドホン「K812」やフラグシップイヤホン「K3003」を中心に試聴できるコーナーを用意していた。

AKGのフラグシップヘッドホン「K812」やフラグシップイヤホン「K3003」を中心に試聴

また、発売されたばかりのmini to miniケーブル「CP-MINI-0.1M」など、Crystal Cable社製品も用意。「CP-MINI-0.1M」はポタアンとプレーヤーとの接続に便利な10cm長。銀に分子レベルで金を結合することで導電性を高めたシルバー=ゴールド導体を、単線で使用している。価格は16,200円(税込)となる。

mini to miniケーブル「CP-MINI-0.1M」など、Crystal Cable社製品も用意


マス工房

マス工房は、ヘッドホンアンプを中心に試聴デモを行っていた。

近日発売予定の「model 404」はXLRや3.5mmステレオミニに加え、バランス入力にも対応したヘッドホンアンプ。スタジオモニター向けのフルバランスヘッドホンアンプ「model394」や、「model395」の音質を継承しているという。単三電池6本で駆動する。2月下旬の出荷を予定しており、価格は150,000円(税抜)となる。

近日発売の新製品「model 404」


そのほか「model402」(左)「model395」(右)なども試聴展示を行っていた

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