価格は270万円
KEF、旗艦スピーカー「Blade」を小型化した「Blade Two」
KEF JAPANは、旗艦モデル「Blade」をダウンサイズしながら音質を最適化した新スピーカーシステム「Blade Two」を5月下旬より発売する。
・Blade Two
・標準色:¥2,700,000/ペア(税抜) カラー:Piano Black/Snow White
・特注色:¥2,970,000/ペア(税抜) カラー:Racing Red/Frosted Blue/Copper Black/Warm Metallic Grey/Light Metallic Silver
Blade Twoは日本などの住環境を考慮して、フラグシップスピーカー「Blade」を音質はそのままに小型化することを目指したモデル。KEF特許の点音源“ユニQ”ドライバーはBladeと同一のものを使用している。なお、本機は昨年5月に開催された独HighEndで披露されたモデルだ(関連ニュース)。
ユニQドライバーは、高域ドライバー部にスティッフンド・アルミドームを使用。分割振動を排除し、歪の無いスムーズな再生音を実現する。ドーム部の背面には背圧を自然に逃すチャンバーを備え、音抜けの良さを考慮する。さらに、独自の“タンジェリンウェーブガイド”を採用し、高域の拡散角を広角度にしてスィートスポットを広げ、スムーズな音の広がりを可能にしている。
同じくユニQの中域ドライバー部のユニット・コーンには、リチウム・マグネシウム・アルミの特殊合金を採用。この素材はコーンとして理想的な高硬性と軽量性を有しているという。さらにコーンの裏側には高分子系のリクイッドクリスタル・ポリマー製のリブでノードポイントを支え、ワイドなダイナミックレンジを実現する。
ウーファーは、浅いカーブを持ったアルミコーンをノードポイントで支えて駆動する独自の構造のもの。4基のユニットのインピーダンスは16Ωとし、これらを全て並列に接続。全てのウーファーを完璧なタイミングで駆動できる設計としたという。さらに4基のウーファーの音響芯は中高域を再生する点音源ユニQの音響芯に一致するように設計されているため、全ての帯域の音がこの音響芯1点から再生。これこそ「究極の点音源スピーカー」を標榜する理由だという。さらに左右に配置されたウーファーは、2対それぞれをボルトで結合することで互いの振動をキャンセル。キャビネットの振動も極限まで抑えた。
クロスオーバー・ネットワークの部品は徹底選別。音の微妙なニュアンスを改善するために銅箔基板は使用せず、基板配線にも高品質線材を用い、手作業で部品同士を直接配線している。キャビネットは、ウルトラデンシティー・ポリマーを使用することで高硬性を実現。形状についても、素材を加味した上で流体力学と音響工学を融合させた設計をとり、「スピーカーが消えるような効果」を狙った。
BladeとBlade Twoの違いだが、ユニQドライバーについては前述のように両機共に125mmミッド/25mmトゥイーターを搭載。ウーファーについてはBladeが225mm径を4基搭載しているのに対して、Blade Twoは165mm径を4基搭載する。そのほかBladeとBlade Twoのスペックの違いは以下の通りとなる。
【Blade Two】
周波数帯域(-6dB):34Hz〜45kHz
周波数特性(±3dB):40Hz〜35kHz
クロスオーバー:320Hz、2.4kHz
インピーダンス:4Ω
能率 (2.83V/1m):90dB
外形寸法/質量:338W×1461H×475Dmm/35.3kg
【Blade】
周波数帯域(-6dB):28Hz〜45kHz
周波数特性(±3dB):40Hz〜35kHz
クロスオーバー:350Hz、2.3kHz
インピーダンス:4Ω
能率 (2.83V/1m):91dB
外形寸法/質量:363W×1590H×549Dmm/57.2kg
・Blade Two
・標準色:¥2,700,000/ペア(税抜) カラー:Piano Black/Snow White
・特注色:¥2,970,000/ペア(税抜) カラー:Racing Red/Frosted Blue/Copper Black/Warm Metallic Grey/Light Metallic Silver
Blade Twoは日本などの住環境を考慮して、フラグシップスピーカー「Blade」を音質はそのままに小型化することを目指したモデル。KEF特許の点音源“ユニQ”ドライバーはBladeと同一のものを使用している。なお、本機は昨年5月に開催された独HighEndで披露されたモデルだ(関連ニュース)。
ユニQドライバーは、高域ドライバー部にスティッフンド・アルミドームを使用。分割振動を排除し、歪の無いスムーズな再生音を実現する。ドーム部の背面には背圧を自然に逃すチャンバーを備え、音抜けの良さを考慮する。さらに、独自の“タンジェリンウェーブガイド”を採用し、高域の拡散角を広角度にしてスィートスポットを広げ、スムーズな音の広がりを可能にしている。
同じくユニQの中域ドライバー部のユニット・コーンには、リチウム・マグネシウム・アルミの特殊合金を採用。この素材はコーンとして理想的な高硬性と軽量性を有しているという。さらにコーンの裏側には高分子系のリクイッドクリスタル・ポリマー製のリブでノードポイントを支え、ワイドなダイナミックレンジを実現する。
ウーファーは、浅いカーブを持ったアルミコーンをノードポイントで支えて駆動する独自の構造のもの。4基のユニットのインピーダンスは16Ωとし、これらを全て並列に接続。全てのウーファーを完璧なタイミングで駆動できる設計としたという。さらに4基のウーファーの音響芯は中高域を再生する点音源ユニQの音響芯に一致するように設計されているため、全ての帯域の音がこの音響芯1点から再生。これこそ「究極の点音源スピーカー」を標榜する理由だという。さらに左右に配置されたウーファーは、2対それぞれをボルトで結合することで互いの振動をキャンセル。キャビネットの振動も極限まで抑えた。
クロスオーバー・ネットワークの部品は徹底選別。音の微妙なニュアンスを改善するために銅箔基板は使用せず、基板配線にも高品質線材を用い、手作業で部品同士を直接配線している。キャビネットは、ウルトラデンシティー・ポリマーを使用することで高硬性を実現。形状についても、素材を加味した上で流体力学と音響工学を融合させた設計をとり、「スピーカーが消えるような効果」を狙った。
BladeとBlade Twoの違いだが、ユニQドライバーについては前述のように両機共に125mmミッド/25mmトゥイーターを搭載。ウーファーについてはBladeが225mm径を4基搭載しているのに対して、Blade Twoは165mm径を4基搭載する。そのほかBladeとBlade Twoのスペックの違いは以下の通りとなる。
【Blade Two】
周波数帯域(-6dB):34Hz〜45kHz
周波数特性(±3dB):40Hz〜35kHz
クロスオーバー:320Hz、2.4kHz
インピーダンス:4Ω
能率 (2.83V/1m):90dB
外形寸法/質量:338W×1461H×475Dmm/35.3kg
【Blade】
周波数帯域(-6dB):28Hz〜45kHz
周波数特性(±3dB):40Hz〜35kHz
クロスオーバー:350Hz、2.3kHz
インピーダンス:4Ω
能率 (2.83V/1m):91dB
外形寸法/質量:363W×1590H×549Dmm/57.2kg
関連リンク