来場者の反応は上々
【ヘッドホン祭】ゼンハイザー「HD 630VB」日本初披露。「MOMENTUM」第2世代機も登場
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2015」が、5月16・17日の両日、東京・中野サンプラザにて開催されている。本稿ではゼンハイザージャパンの出展内容をお伝えする。
■「HD 630VB」への反応は上々
同社初のオーディオファイル向け密閉型ヘッドホン。欧州での発売価格は499ユーロとなる。日本での発売は未定だが、今回、未エージング状態のものが1台参考出品された。
本機のイヤーカップ部にコントロール機能を備えており、接続したポータブルプレーヤーやスマートフォンの操作に対応。ボリューム調整や楽曲の送り/戻しなどが可能。
また、イヤーカップのコントロール部の外周はダイヤルになっており、ベースコントロールが可能。50Hz帯を±5dBの範囲で調整できる。
イヤーパッドはクッション性を工夫し、装着感を高めたという。
インピーダンスは23Ω、周波数特性は10Hz〜42kHz。音圧レベルは114dB(1kHz/1Vrm)、全高調波歪率は0.08%以下(1kHz,100dB)。側圧は5.5〜6.8N、質量は400g。
開場すると間もなく本機の試聴コーナーには来場者の列ができた。試聴後の感想として、来場者から「密閉型なのに高域も出ていて、よくできている」「低音が強く出るものは好みでないが、ダイヤルで低域を控えめに調整したら好みのサウンドになった」などのコメントを聞くことができた。
そのほか、「昔のいわゆる良いゼンハイザー製品の音に近い」「装着感が良い」「久々に買いたいと思えるヘッドホンに出会えた」など、未エージングのものながら反応は上々の様子だった。
■あの「MOMENTUM」が第2世代機に進化
「MOMENTUM」シリーズが第2世代に進化し、「MOMENTUM On-Ear G」「MOMENTUM Around-Ear G」として、この6〜7月に出荷を開始する。パッケージに「M2」と表記されるため、第一世代機と区別することは容易だという。価格は第一世代機に比べて上がる見込み。
モデル名の最後に「G」の文字が付いていることからもわかるとおり、GALAXYなどAndroidスマートフォン対応のマイク付リモコンケーブルを備えている。なお、iPhone対応モデルとなる、モデル名末尾に「i」がつくモデルも予定しているとのこと。
折りたたみが可能となったことも大きな変更点で、ポータビリティーが高まる。
音質も第1世代機からかなり進化している。特にアラウンドイヤータイプの進化ぶりは顕著で、解像感が向上しており、ベールが一枚剥がれたような印象を受ける。
■「HD 800」「IE 800」などの試聴も可能
参考出展示製品以外にも、同社のヘッドホン最上位モデル「HD800」やイヤホン最上位モデル「IE800」をはじめ、多数のモデルの試聴が可能となっている。
■「HD 630VB」への反応は上々
同社初のオーディオファイル向け密閉型ヘッドホン。欧州での発売価格は499ユーロとなる。日本での発売は未定だが、今回、未エージング状態のものが1台参考出品された。
本機のイヤーカップ部にコントロール機能を備えており、接続したポータブルプレーヤーやスマートフォンの操作に対応。ボリューム調整や楽曲の送り/戻しなどが可能。
また、イヤーカップのコントロール部の外周はダイヤルになっており、ベースコントロールが可能。50Hz帯を±5dBの範囲で調整できる。
イヤーパッドはクッション性を工夫し、装着感を高めたという。
インピーダンスは23Ω、周波数特性は10Hz〜42kHz。音圧レベルは114dB(1kHz/1Vrm)、全高調波歪率は0.08%以下(1kHz,100dB)。側圧は5.5〜6.8N、質量は400g。
開場すると間もなく本機の試聴コーナーには来場者の列ができた。試聴後の感想として、来場者から「密閉型なのに高域も出ていて、よくできている」「低音が強く出るものは好みでないが、ダイヤルで低域を控えめに調整したら好みのサウンドになった」などのコメントを聞くことができた。
そのほか、「昔のいわゆる良いゼンハイザー製品の音に近い」「装着感が良い」「久々に買いたいと思えるヘッドホンに出会えた」など、未エージングのものながら反応は上々の様子だった。
■あの「MOMENTUM」が第2世代機に進化
「MOMENTUM」シリーズが第2世代に進化し、「MOMENTUM On-Ear G」「MOMENTUM Around-Ear G」として、この6〜7月に出荷を開始する。パッケージに「M2」と表記されるため、第一世代機と区別することは容易だという。価格は第一世代機に比べて上がる見込み。
モデル名の最後に「G」の文字が付いていることからもわかるとおり、GALAXYなどAndroidスマートフォン対応のマイク付リモコンケーブルを備えている。なお、iPhone対応モデルとなる、モデル名末尾に「i」がつくモデルも予定しているとのこと。
折りたたみが可能となったことも大きな変更点で、ポータビリティーが高まる。
音質も第1世代機からかなり進化している。特にアラウンドイヤータイプの進化ぶりは顕著で、解像感が向上しており、ベールが一枚剥がれたような印象を受ける。
■「HD 800」「IE 800」などの試聴も可能
参考出展示製品以外にも、同社のヘッドホン最上位モデル「HD800」やイヤホン最上位モデル「IE800」をはじめ、多数のモデルの試聴が可能となっている。
トピック