開発者が次期ヘッドホンの詳細を明かす
【独HIGH END】AudioQuest、超小型USBフィルター「JITTER BUG」。密閉ヘッドホン「NightOwl」も来年発売
5月14日から17日まで開催されたミュンヘン「HIGH END」にて、AudioQuestはUSBオーディオにおいてノイズ除去や電源改善を行う“USBフィルター”「JITTER BUG」を発表した。米国での価格は50ドル前後で発売され、日本にも導入される予定。発売時期は6月頃を見込んでいるという。
JITTER BUGはパソコンとUSB-DACの間に用いるUSBフィルター。USB伝送時にパソコンからUSB-DACへ流入するノイズを遮断し、大幅にノイズフローを下げるとしている。さらにパソコンやUSBケーブルのプラスチック部の共振やそれに起因するノイズを除去することで、よりピュアな伝送を実現。ダイナミックレンジを向上させ音楽に躍動感を与えるという。
基本的に、あらゆるアシンクロナス伝送対応USB-DAC、USBケーブル、HDDなどUSBドライブと組み合わせて使うことが可能。会場では同社のDragonFlyに加え、メリディアンのUSB-DACと接続したデモも行われていた。
使用方法は、写真の様にパソコンのUSBポートに接続し、そこにUSBケーブルを接続する。端子はUSB-Aオス→USB-Aメスとなる。サイズは同社のUSBメモリー型USB-DAC「DragonFly」とほぼ同一だ。本機については詳細情報を近日中に公開予定とのことなので、追ってレポートしたい。
会場には、AudioQuest初のヘッドホン「NightHawk」の発売直前の最終仕様モデルも出展されていた。機構や音質面はこれまで出展されてきたモデルと同一だが、新たにヘッドバンドのレザーに「NightHawk」の文字が刻印され、リキッドウッドのイヤーカップにL/Rの文字が彫り込まれた。
今回のHIGE ENDの会場にはNightHawk開発者であるSkylar Gray氏も登場。CES 2015でNightHawkについて詳細な解説をしてくれた彼が(NightHawk開発者インタビュー)、今回もNightHawkや次期製品の予定について語ってくれた。
Skylar Gray氏によれば、すでに次のヘッドホン「NightOwl」を開発中とのこと。本機の存在についてはCES 2015においても言及されていたが、来年の早い段階で発売される見込みになったとのこと。本機は、セミオープン型のNightHawkをベースとした密閉型ヘッドホンとなる。
サウンドは密閉であることを活かした方向性になるか質問したところ、同氏は、「サウンドはむしろ、密閉型でありながらいかにセミオープン型であるNightHawkに近づけるかを目指しています。NightHawkのサウンドは我々が考えるひとつの到達点であり、変更する必要は現状で考えておりません。むしろ、NightHawkはセミオープンであるため、使用できるシーンが限られてしまうという現実がありました。そこでNightHawkのサウンドをどんな環境でも楽しめる密閉型ヘッドホンの開発に着手したのです」と答えてくれた。
会場にはAudioQuestのアジア・パシフィック担当であるショーン・シェッツ氏も登場。「先日のヘッドホン祭に出展した2台のNightHawkは、Skylarが自身でギリギリまで音を追い込んだ音質最終バージョンです。いま日本に向けてシッピング中なので、楽しみに待っていてください」とコメントしてくれた。
また「Skylarは前職では1年で20モデルのイヤホンやヘッドホンを手がけたそうですが、AudioQuestでは2年半かけてたった1台のヘッドホンに全力を尽くしました。その事実からもNightHawkがいかに手間暇かけて開発されたヘッドホンであることがおわかりいただけるはずです」とも述べていた。
JITTER BUGはパソコンとUSB-DACの間に用いるUSBフィルター。USB伝送時にパソコンからUSB-DACへ流入するノイズを遮断し、大幅にノイズフローを下げるとしている。さらにパソコンやUSBケーブルのプラスチック部の共振やそれに起因するノイズを除去することで、よりピュアな伝送を実現。ダイナミックレンジを向上させ音楽に躍動感を与えるという。
基本的に、あらゆるアシンクロナス伝送対応USB-DAC、USBケーブル、HDDなどUSBドライブと組み合わせて使うことが可能。会場では同社のDragonFlyに加え、メリディアンのUSB-DACと接続したデモも行われていた。
使用方法は、写真の様にパソコンのUSBポートに接続し、そこにUSBケーブルを接続する。端子はUSB-Aオス→USB-Aメスとなる。サイズは同社のUSBメモリー型USB-DAC「DragonFly」とほぼ同一だ。本機については詳細情報を近日中に公開予定とのことなので、追ってレポートしたい。
会場には、AudioQuest初のヘッドホン「NightHawk」の発売直前の最終仕様モデルも出展されていた。機構や音質面はこれまで出展されてきたモデルと同一だが、新たにヘッドバンドのレザーに「NightHawk」の文字が刻印され、リキッドウッドのイヤーカップにL/Rの文字が彫り込まれた。
今回のHIGE ENDの会場にはNightHawk開発者であるSkylar Gray氏も登場。CES 2015でNightHawkについて詳細な解説をしてくれた彼が(NightHawk開発者インタビュー)、今回もNightHawkや次期製品の予定について語ってくれた。
Skylar Gray氏によれば、すでに次のヘッドホン「NightOwl」を開発中とのこと。本機の存在についてはCES 2015においても言及されていたが、来年の早い段階で発売される見込みになったとのこと。本機は、セミオープン型のNightHawkをベースとした密閉型ヘッドホンとなる。
サウンドは密閉であることを活かした方向性になるか質問したところ、同氏は、「サウンドはむしろ、密閉型でありながらいかにセミオープン型であるNightHawkに近づけるかを目指しています。NightHawkのサウンドは我々が考えるひとつの到達点であり、変更する必要は現状で考えておりません。むしろ、NightHawkはセミオープンであるため、使用できるシーンが限られてしまうという現実がありました。そこでNightHawkのサウンドをどんな環境でも楽しめる密閉型ヘッドホンの開発に着手したのです」と答えてくれた。
会場にはAudioQuestのアジア・パシフィック担当であるショーン・シェッツ氏も登場。「先日のヘッドホン祭に出展した2台のNightHawkは、Skylarが自身でギリギリまで音を追い込んだ音質最終バージョンです。いま日本に向けてシッピング中なので、楽しみに待っていてください」とコメントしてくれた。
また「Skylarは前職では1年で20モデルのイヤホンやヘッドホンを手がけたそうですが、AudioQuestでは2年半かけてたった1台のヘッドホンに全力を尽くしました。その事実からもNightHawkがいかに手間暇かけて開発されたヘッドホンであることがおわかりいただけるはずです」とも述べていた。
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