2016年1月5日から注文受付

TANNOYから新旗艦スピーカー「Kingdom Royal mkII」。5年半ぶりモデルチェンジ

公開日 2015/12/07 18:20 編集部:小澤 麻実
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エソテリックは、同社が取り扱うTANNOYブランドの新スピーカー「Kingdom Royal mkII」を発表した。受注生産となり、価格は1台480万円(税抜)。2016年1月5日から注文受付を開始する。なお本機の登場をもって「KINGDOM ROYAL」(2010年8月発売)は生産完了となる。

Kingdom Royal mkII

TANNOYフラグシップスピーカー「KINGDOM ROYAL」(関連ニュース)のMK IIモデル。同モデルをベースに、背面のバスレフポートやスピーカーターミナル、ドライバーフレーム、バッフル面のパネル、グリルノブなどを精密加工されたメタルパーツにアップグレード。さらなる音質向上を図った。

ユニットは4ウェイ3ドライバーで、300mmデュアル・コンセントリック(同軸)ドライバー、380mmサブウーファー、25mmスーパートゥイーターから構成される。エンクロージャー方式は同軸ドライバーとスーパートゥイーターが密閉型、サブウーファーがバスレフ型となる。

同軸ドライバーは52mmボイスコイルを採用したマルチ・ファイバー・ペーパーコーン・ウーファーと、DCTディープクライオジェニック処理を施した50μ厚アルミニウム合金ダイヤフラムによる75mmトゥイーターから構成される。

25mmスーパートゥイーターには、セラミックコーティング処理が施された64μ厚のマグネシウム合金ダイヤフラムと高磁束密度型マグネット、プラズマ接着ボイスコイルを採用。マルチ・ファイバー・ペーパーコーンによる380mmサブウーファーは、75mmボイスコイルを搭載している。

エンクロージャーは、バーチ(樺)材積層合板と削り出し加工したHDFで構成。内部は、剛性を高めるためにDMT防振材を介してのブレーシング(添え木)処理が施されている。

HF/LFそれぞれのネットワークボードを2段積み重ねた「ダブルデッキ構造」のネットワークボードは、キャビネット底部から浮かせる「フリーフローティングマウントシステム」を採用し、振動による音質の劣化を防ぐという。

スピーカーターミナルは「KINGDOM ROYAL Carbon Black」(関連ニュース)と同じくWBT社製のNextgen WBT-0703を、タンノイ独自の5ターミナル・デザインで配置。バイワイヤリングやバイアンプ駆動にも対応する。6N Cuジャンパーケーブルも付属。さらに予備としてHFエナジーレベル調整ピン、スーパートゥイーター用グリルなどが1セット付属する。

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドTANNOY
  • 型番Kingdom Royal mkII
  • 発売日2016年1月5日
  • 価格¥4,800,000(1台/税抜)
【SPEC】●使用ユニット:300mmデュアル・コンセントリック(同軸)ドライバー(52mmマルチ・ファイバー・ペーパーコン・ウーファー、75mm 50μ厚 アルミニウム合金ダイヤフラム・トゥイーター)、25mm 64μ厚 マグネシウム合金ダイヤフラム・スーパートゥイーター、380mmマルチ・ファイバー・ペーパーコーン・ウーファー ●型式:同軸ドライバー&スーパートゥイーター…密閉型、サブウーファー…バスレフ型 ●推奨アンプ出力:20〜600W/ch ●許容入力:連続(RMS)…300W、最大(瞬間)…1,200W ●高調波歪率:1%以下(300W/50Hz〜20kHz) ●能率:96dB(2.83V/1m) ●インピーダンス:8Ω ●周波数特性:24Hz〜61kHz(-6dB) ●外形寸法:585W×1,275H×600Dmm(突起部含まず) ●質量:約132kg