<CES>オーディオ/シアター/ポータブルオーディオのみどころは?
「2016 International CES」が米ラスベガスで1月6日から9日まで開催される。映像関連のみどころに続いて、オーディオやポータブルオーディオ関連展示のトピックについて紹介していこう。
■海外/国内のビッグネームがブースを構えるピュアオーディオ
いわゆるピュアオーディオ関連の展示は、例年と同様、ヴェネチアンホテルのスイートルームを中心に行われる。
日本はもちろん、世界の名だたるブランドがひしめき、展示を行う。CESを舞台に新モデルが数多く発表されるだろう。
国内ブランドでは、テクニクス、ECLIPSE、アキュフェーズ、ADL、TADなどが出展する。テクニクスについては、IFAでアナウンスされた新製品群の最新情報をお届けしたい。
また海外ブランドも主要メーカーが揃い、超ハイエンドブランドを含め、 CESで初披露となる製品が多数登場するはずだ。すでに発表を行っているブランドもある。これらオーディオ関連の展示については、小社刊「NetAudio」誌編集長の浅田を中心にレポートする。
アンプやスピーカーなどのコンポーネントだけではなく、デバイスにも注目したい。ESSがハイエンドDACチップを発表する見込みであるほか、AKMなどの展示にも期待が集まる。
■ポータブルオーディオはハイレゾとワイヤレスに注目
ポータブルオーディオ分野でも、活発な新製品発表が行われるはずだ。日本では「ハイレゾ」という言葉が一般にも定着しはじめた感があるが、アメリカではまだ一部マニアのものにとどまっている。
だが、昨年から米国でも日本と同じハイレゾロゴが使われはじめ、ソニーなどを中心として盛んにマーケティングが行われている。こういった背景から、米国でもハイレゾ対応機器がさらに注目を集めることを期待している。
また、ワイヤレスオーディオ関連展示は引き続き充実するはずだ。BluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホン/イヤホンの発表は昨年と同様、活発に行われるだろうし、ヘッドホンに関してはBluetooth+ノイズキャンセリングが増えてきており、さらにアプリで付加価値を高めるものも存在感を高めている。これらの展示についても注目したい。
昨年はLDACが話題をさらったが、Bluetooth関連の新たな展開が発表されるかもしれない。またWi-Fiを使ったハイレゾ伝送は、すでに複数のソリューションが存在するが、CESを舞台に新たな技術が披露される可能性がある。
ポータブルオーディオ関連でブースを構えるのは、ソニーやパナソニックはもちろんのこと、ゼンハイザー、ハーマン、パロット、POLK AUDIO、JVC KENWOOD、MONSTER、HiFiMAN、Gibson Brands、オンキヨー・パイオニア、B&O Play、Astell&Kern、ロジテック(日本におけるロジクール)、RHA、KEF、AudioQuest、Audio-Technica、beyerdynamic、KLIPSHなど(順不同)。随時ニュースをお伝えしていく。
■ホームシアターではサウンドバー新モデルに期待
かつてはオンキヨーが新AVアンプのお披露目の場にCESを使ったこともあったが、近年はCEDIAがその舞台となっており、AVアンプに関しては新製品が多く発表される可能性は少なそうだ。
ドルビーやDTSは今年もブースを設け、積極的な技術展示を行う。ドルビーアトモスやDTS:Xの最新動向はもちろん、バーチャルサラウンド技術など両社の最新テクノロジーの動向についてお伝えする予定だ。
さらに、サウンドバーやサウンドボードについては、CESで新製品を発表することが通例となっているメーカーがいくつかある。今年も期待できる。オブジェクトオーディオに対応したモデルなど、新たな提案が行われることを楽しみに待ちたい。
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ざっくりとではあるが、オーディオやポータブルオーディオ、ホームシアター関連のみどころについて紹介した。実際のレポートはこちらで随時更新していく。
■海外/国内のビッグネームがブースを構えるピュアオーディオ
いわゆるピュアオーディオ関連の展示は、例年と同様、ヴェネチアンホテルのスイートルームを中心に行われる。
日本はもちろん、世界の名だたるブランドがひしめき、展示を行う。CESを舞台に新モデルが数多く発表されるだろう。
国内ブランドでは、テクニクス、ECLIPSE、アキュフェーズ、ADL、TADなどが出展する。テクニクスについては、IFAでアナウンスされた新製品群の最新情報をお届けしたい。
また海外ブランドも主要メーカーが揃い、超ハイエンドブランドを含め、 CESで初披露となる製品が多数登場するはずだ。すでに発表を行っているブランドもある。これらオーディオ関連の展示については、小社刊「NetAudio」誌編集長の浅田を中心にレポートする。
アンプやスピーカーなどのコンポーネントだけではなく、デバイスにも注目したい。ESSがハイエンドDACチップを発表する見込みであるほか、AKMなどの展示にも期待が集まる。
■ポータブルオーディオはハイレゾとワイヤレスに注目
ポータブルオーディオ分野でも、活発な新製品発表が行われるはずだ。日本では「ハイレゾ」という言葉が一般にも定着しはじめた感があるが、アメリカではまだ一部マニアのものにとどまっている。
だが、昨年から米国でも日本と同じハイレゾロゴが使われはじめ、ソニーなどを中心として盛んにマーケティングが行われている。こういった背景から、米国でもハイレゾ対応機器がさらに注目を集めることを期待している。
また、ワイヤレスオーディオ関連展示は引き続き充実するはずだ。BluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホン/イヤホンの発表は昨年と同様、活発に行われるだろうし、ヘッドホンに関してはBluetooth+ノイズキャンセリングが増えてきており、さらにアプリで付加価値を高めるものも存在感を高めている。これらの展示についても注目したい。
昨年はLDACが話題をさらったが、Bluetooth関連の新たな展開が発表されるかもしれない。またWi-Fiを使ったハイレゾ伝送は、すでに複数のソリューションが存在するが、CESを舞台に新たな技術が披露される可能性がある。
ポータブルオーディオ関連でブースを構えるのは、ソニーやパナソニックはもちろんのこと、ゼンハイザー、ハーマン、パロット、POLK AUDIO、JVC KENWOOD、MONSTER、HiFiMAN、Gibson Brands、オンキヨー・パイオニア、B&O Play、Astell&Kern、ロジテック(日本におけるロジクール)、RHA、KEF、AudioQuest、Audio-Technica、beyerdynamic、KLIPSHなど(順不同)。随時ニュースをお伝えしていく。
■ホームシアターではサウンドバー新モデルに期待
かつてはオンキヨーが新AVアンプのお披露目の場にCESを使ったこともあったが、近年はCEDIAがその舞台となっており、AVアンプに関しては新製品が多く発表される可能性は少なそうだ。
ドルビーやDTSは今年もブースを設け、積極的な技術展示を行う。ドルビーアトモスやDTS:Xの最新動向はもちろん、バーチャルサラウンド技術など両社の最新テクノロジーの動向についてお伝えする予定だ。
さらに、サウンドバーやサウンドボードについては、CESで新製品を発表することが通例となっているメーカーがいくつかある。今年も期待できる。オブジェクトオーディオに対応したモデルなど、新たな提案が行われることを楽しみに待ちたい。
ざっくりとではあるが、オーディオやポータブルオーディオ、ホームシアター関連のみどころについて紹介した。実際のレポートはこちらで随時更新していく。