トライオード、フォノイコ内蔵真空管プリアンプ「TRV-5SE」

（株）トライオードは、真空管プリアンプ「TRV-5SE」を1月に発売する。

昨年開催された「2015東京インターナショナルオーディオショウ」で参考出展されていた製品で、当時の予価は175,000円（関連ニュース）。

本機は、従来機種「TRV-4SE」の後継モデルで、内部回路やパーツ配置の見直しにより音質をブラッシュアップしている。内部には真空管フォノイコライザー回路を搭載し、MM型カートリッジに対応。レコードの反りによる超低域信号をカットするLOW/CUTスイッチも装備する。

真空管は12AX7（ECC83）×6本、274B×1本を搭載する。フォノイコライザー回路形式はNF型。入力端子はMM1系統とLINE4系統（前1、後3）を装備している。出力端子は3系統で、ステレオパワーアンプを3台まで接続できる。

周波数特性は20Hz〜130kHz（-1dB）で、SN比は96dB。入力感度は250mVで、入力インピーダンスはLINEが100kΩ/MMが47kΩ。出力インピーダンスは400Ωとなる。

本体サイズは345W×185H×310Dmmで、質量は12.1kg。

なおトライオードでは、本機の発売を記念して、真空管のプレゼントキャンペーンを実施する。期間は2月1日〜4月30日で、期間中にTRV-5SEを購入してキャンペーンに応募した全員に、スロバキア JJエレクトロニック社製の真空管「ECC83（12AX7）」6本がプレゼントされる。

【問い合わせ先】
トライオード
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