アイソレーションとステップアップ機能を搭載

出水電器、電源ノイズ除去トランス新モデル「CT-0.2 II」

公開日 2016/06/10 19:57 オーディオアクセサリー編集部

（有）出水電器は、オリジナル設計によるカスタムメイドの電源ノイズ除去トランスシリーズより「CT-0.2 II」を発売した。価格は98,000円（税抜）。

「CT-0.2 II」は本体サイズ190W×105H×127Dmmで質量は約4kgとコンパクトな作り

CT-0.2 IIは、最大容量200Wで、アイソレーションおよびステップアップ機能を持たせた「特注禅トランス」を搭載。加えて、吟味された入出力端子や、音質劣化を防ぐためにヒューズレスのオーディオ用ブレーカースイッチを採用。従来のトランスにありがちな「甘くなる」「クセがのる」などのマイナス要素の排除に注力したという。

また、このシリーズには特注･大容量モデルの「CT-3.0」（3.0kVA、350,000円/税抜）と「CT-1.5」（1.5kVA、270,000円、税別）、さらにコンパクトな「CT-0.2」（200W、198,000円/税別）と「CT-0.1」（100W、88,000円/税別）もラインナップされているが、今回のCT-0.2 IIはさらに手軽に効果を体感したいとの要望からその技術を継承して開発されたとのこと。

入力端子はオーディオグレードのIECインレット（フルテック製GTX-D NCF（R））。ヒューズレスのオーディオ用ブレーカースイッチは、音質を考慮して点灯させていない

出力端子はオーディオグレード・ロジウムメッキコンセント採用（写真はthe j1 project製JPCK2-15R）

標準仕様は入力電圧100V、出力電圧100Vで、いずれも受注時に変更ができる。特注仕様の電圧は、入力200V（国外使用は別）で、出力電圧（ステップアップ機能）は115V／117V／200V／230V／240Vのいずれかとなっている。

なお、5月21日発売の『季刊オーディオアクセサリー161』号にて、田中伊佐資氏によるCT-0.2 IIの試聴レポートを掲載しているので、そちらもぜひご覧いただきたい。