コラボシリーズ初のフロアスタンディング型

キソアコースティック、高峰楽器コラボのフロアスタンディングスピーカー「HB-G1」

公開日 2016/09/01 16:04 編集部:川田菜月
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キソアコースティック(株)は、フロアスタンディング型スピーカー「HB-G1」を発売する。9月15日より予約受付を開始。価格は4,600,000円(税抜・ペア)。

「HB-G1」

HB-G1は、26mmベリリウムドーム型トゥイーターと10cmコーン型ウーファーを搭載する3ウェイ6スピーカー。従来機種「HB-1」「HB-X1(関連ニュース)」のサウンドを継承するとしており、シリーズの中で初のフロアスタンディング型となる。

搭載するScanSpeak製ベリリウム振動板トゥイーターは、音の伝達速度が他の金属振動板の約2倍と速く、金属製に多く見られる固有の共振によるピーキーさが少ないという。中低域は従来機種と同じくPeerless製の10cm口径ウーファーを搭載。トゥイーター、ウーファー共に同社独自のチューニングが施される。

また、従来同様に高峰楽器製作所にてエンクロージャーを製作。マホガニー単板から熟練の技で製作され、外観デザインにもこだわっているという。

加えて、新開発のベースシステムを採用。本システムは同じくウーファーを4基搭載し、2層構造のカーボンスチール製・密閉型エンクロージャーを採用する。同社の“Shizuka”ブランドのオーディオボードと同じ素材を使用しており、高い制振性を活かした設計が施されているとのこと。コンパクトでありながら低音再生に必要な内容積を確保したとしている。

エンクロージャー内の定在波の影響を抑えるため、中低音域と同一のドライバーを採用し、120Hz以下のベースシステムが受け持つ最低音域からトゥイーターの持つ帯域まで音質の均一性を確保するとしている。小口径ならではの機敏で明瞭な低音を再生するという。

クロスオーバー回路にはMundorf製の最高級パーツを使用。磁気や振動による影響を受けないよう別筐体とした。定格インピーダンスは4Ω、感度レベルは86dB/W/m、クロスオーバー周波数は120Hz、5,000Hzとなる。

外形寸法は350W×980H×490Dmm(ベース含む)、質量は33.5kg。クロスオーバーネットワークの外形寸法は200W×226H×342Dmm、質量は9kg。

【問い合わせ先】
キソアコースティック(株)
TEL/0573-70-2777

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドKISO ACOUSTIC
  • 型番HB-G1
  • 発売日2016年9月15日
  • 価格4,600,000円(税抜・ペア)
【SPEC】●型式:3ウェイ・6スピーカー(バスレフ+密閉) ●使用ユニット:ウーファー…10cmコーン型、トゥイーター…26mmベリリウムドーム型 ●定格インピーダンス:4Ω ●定格感度レベル:86dB/W/m ●クロスオーバー周波数:120Hz、5,000Hz ●外形寸法:スピーカー…最大350W×980H×490Dmm、クロスオーバーネットワーク…最大200W×226H×342Dmm ●質量:スピーカー…33.5kg(1台)、クロスオーバーネットワーク…7.4kg(1台)