合計7機種がブラッシュアップ
米64 AUDIOのカスタムIEM「A-Series」、新apex技術を搭載して販売再開
ミックスウェーブ(株)は、同社が取り扱う64 AUDIOのカスタムIEM「A-Series」の販売を9月10日から再開する。「A12」「A10」「A8」「A6」「A4」「A3」「A2」の7機種をラインナップする。
上記の各モデルは、これまで64 AUDIOが聴覚保護のために開発した独自の“ADELテクノロジー”を採用したIEM製品として展開されていたもの。そのADELテクノロジーに代わる新技術「apex(Air Pressure Exchange)テクノロジー」がアメリカ本国にて発表され、A-Seriesに新しく採用されることが決定したため、ミックスウェーブでは旧A-Seriesの販売を一時停止していた経緯がある(関連ニュース)。
今回、各モデルが新技術apexテクノロジーを搭載する形でブラッシュアップされ、国内でも改めて販売が再開される形だ。
元々のADELテクノロジーは、筐体に備えたポート部に特別な「ADELフィルター」を搭載することで、音源によって異なる音圧を検出し、音圧を自動吸収するという仕組み。64 AUDIOではこの特別なフィルターを、自動で音圧調整を行う「第二の鼓膜」と呼称していた。
新しいapexモジュールもこの基本構造を受け継いでいるが、さらにウインドノイズを抑える通気孔が設けられたことで、旧ADELモジュールよりウインドノイズ対策が強化された。加えて、モジュール内部の耐久性が向上していることが特徴となる。
なお、双方のモジュールには互換性があり、ADELモジュールを搭載する旧Aシリーズに、新しいapexモジュールを挿し替えることもできる。
型番“A”のあとに付く数字はそれぞれ搭載するドライバー数を表している。製品別の詳細は以下の通り。なお、旧ADELシリーズでは5ドライバーの「A5」もラインナップしていたが、今回のシリーズ刷新にあわせメーカーにて生産が終了したとのこと。
・「A12」¥OPEN(予想実売価格249,538円前後)
高/中/低域にバランスドアーマチュアドライバーを4基ずつ搭載する3ウェイ・12ドライバーのモデル。ミュージシャンなどプロフェッショナル向けに開発した上位機種となる。インピーダンスは16Ωで、周波数特性は10Hz〜20kHz、感度は116dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A10」¥OPEN(予想実売価格225,371円前後)
高/中域に4基ずつ、低域に2基のBAドライバーを搭載する3ウェイ・10ドライバーのモデル。ミュージシャンだけでなくオーディオファンにも推奨できるIEMとしてラインナップしている。インピーダンスは18Ωで、周波数特性は10Hz〜20kHz、感度は116dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A8」¥OPEN(予想実売価格177,130円前後)
高/中域に2基ずつ、低域に4基のBAドライバーを搭載する3ウェイ・8ドライバーのモデル。ベーシストやドラマー、キーボーディストなど、リスニング時に低域の量感を必要とするミュージシャン向けに設計されたという。インピーダンスは18Ωで、周波数特性は10Hz〜20kHz、感度は117dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A6」¥OPEN(予想実売価格152,963円前後)
高/中/低域にバランスドアーマチュアドライバーを2基ずつ搭載する3ウェイ・6ドライバーのモデル。ツアーを行うミュージシャンや教会音楽のために開発したという。インピーダンスは22Ωで、周波数特性は10Hz〜20kHz、感度は115dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A4」¥OPEN(予想実売価格116,760円前後)
高/中域に1基ずつ、低域に2基のBAドライバーを搭載する3ウェイ・4ドライバーのモデル。ドラマーやパーカッション演奏者、ベーシストに向けたモデルとしてラインナップする。インピーダンスは25Ωで、周波数特性は16Hz〜20kHz、感度は118dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A3」¥OPEN(予想実売価格92,686円前後)
高/中/低域にバランスドアーマチュアドライバーを1基ずつ搭載する3ウェイ・3ドライバーのモデル。全てのジャンルや楽器に対応した汎用性の高さに特徴を持たせたという。インピーダンスは12Ωで、周波数特性は20Hz〜20kHz、感度は115dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A2」¥OPEN(予想実売価格80,649円前後)
高〜中域に1基、低域に1基のバランスドアーマチュアドライバーを搭載する2ドライバーのモデル。本機も、全てのジャンルや楽器に対応した汎用性の高さに特徴を持たせたという。インピーダンスは30Ωで、周波数特性は20Hz〜20kHz、感度は119dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
【問い合わせ先】
ミックスウェーブ
TEL/03-6804-1681
上記の各モデルは、これまで64 AUDIOが聴覚保護のために開発した独自の“ADELテクノロジー”を採用したIEM製品として展開されていたもの。そのADELテクノロジーに代わる新技術「apex(Air Pressure Exchange)テクノロジー」がアメリカ本国にて発表され、A-Seriesに新しく採用されることが決定したため、ミックスウェーブでは旧A-Seriesの販売を一時停止していた経緯がある(関連ニュース)。
今回、各モデルが新技術apexテクノロジーを搭載する形でブラッシュアップされ、国内でも改めて販売が再開される形だ。
元々のADELテクノロジーは、筐体に備えたポート部に特別な「ADELフィルター」を搭載することで、音源によって異なる音圧を検出し、音圧を自動吸収するという仕組み。64 AUDIOではこの特別なフィルターを、自動で音圧調整を行う「第二の鼓膜」と呼称していた。
新しいapexモジュールもこの基本構造を受け継いでいるが、さらにウインドノイズを抑える通気孔が設けられたことで、旧ADELモジュールよりウインドノイズ対策が強化された。加えて、モジュール内部の耐久性が向上していることが特徴となる。
なお、双方のモジュールには互換性があり、ADELモジュールを搭載する旧Aシリーズに、新しいapexモジュールを挿し替えることもできる。
型番“A”のあとに付く数字はそれぞれ搭載するドライバー数を表している。製品別の詳細は以下の通り。なお、旧ADELシリーズでは5ドライバーの「A5」もラインナップしていたが、今回のシリーズ刷新にあわせメーカーにて生産が終了したとのこと。
・「A12」¥OPEN(予想実売価格249,538円前後)
高/中/低域にバランスドアーマチュアドライバーを4基ずつ搭載する3ウェイ・12ドライバーのモデル。ミュージシャンなどプロフェッショナル向けに開発した上位機種となる。インピーダンスは16Ωで、周波数特性は10Hz〜20kHz、感度は116dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A10」¥OPEN(予想実売価格225,371円前後)
高/中域に4基ずつ、低域に2基のBAドライバーを搭載する3ウェイ・10ドライバーのモデル。ミュージシャンだけでなくオーディオファンにも推奨できるIEMとしてラインナップしている。インピーダンスは18Ωで、周波数特性は10Hz〜20kHz、感度は116dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A8」¥OPEN(予想実売価格177,130円前後)
高/中域に2基ずつ、低域に4基のBAドライバーを搭載する3ウェイ・8ドライバーのモデル。ベーシストやドラマー、キーボーディストなど、リスニング時に低域の量感を必要とするミュージシャン向けに設計されたという。インピーダンスは18Ωで、周波数特性は10Hz〜20kHz、感度は117dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A6」¥OPEN(予想実売価格152,963円前後)
高/中/低域にバランスドアーマチュアドライバーを2基ずつ搭載する3ウェイ・6ドライバーのモデル。ツアーを行うミュージシャンや教会音楽のために開発したという。インピーダンスは22Ωで、周波数特性は10Hz〜20kHz、感度は115dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A4」¥OPEN(予想実売価格116,760円前後)
高/中域に1基ずつ、低域に2基のBAドライバーを搭載する3ウェイ・4ドライバーのモデル。ドラマーやパーカッション演奏者、ベーシストに向けたモデルとしてラインナップする。インピーダンスは25Ωで、周波数特性は16Hz〜20kHz、感度は118dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A3」¥OPEN(予想実売価格92,686円前後)
高/中/低域にバランスドアーマチュアドライバーを1基ずつ搭載する3ウェイ・3ドライバーのモデル。全てのジャンルや楽器に対応した汎用性の高さに特徴を持たせたという。インピーダンスは12Ωで、周波数特性は20Hz〜20kHz、感度は115dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
・「A2」¥OPEN(予想実売価格80,649円前後)
高〜中域に1基、低域に1基のバランスドアーマチュアドライバーを搭載する2ドライバーのモデル。本機も、全てのジャンルや楽器に対応した汎用性の高さに特徴を持たせたという。インピーダンスは30Ωで、周波数特性は20Hz〜20kHz、感度は119dB(1mW)。遮音性は-6〜-26dB。
【問い合わせ先】
ミックスウェーブ
TEL/03-6804-1681
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